徹底抗戦AEWマイク・タイソン投入アンギャロKオメガ-YバックスMOX

(c) AEW

■ AEW Dynamite
日時:4月7日(現地時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス

 NXTがレッスルマニア週間に特番『テイクオーバー』2日間連続という裏技を出してきたのに対して、AEWは黙って今回は仕方ないという態度は示さず急遽、前日の発表だったが約1年ぶりのマイク・タイソン投入を告知。今回は水曜TV戦争の最終回にして、両者とも生中継という全面対決となった。
 また、現在のAEWは現地水曜夜と、翌日木曜に次週分の録画収録のサイクルなので、次回も続けてタイソンが出演する予定。最後まで対抗姿勢を崩さなかったのは評価されるべきだろう。


 番組は、前回酷い目にあったクリス・ジェリコらインナーサークルが、もの凄く高そうな高級スポーツカーから降りて会場に到着するところから。試合はハングマン・ペイジvs.マックス・キャスターだったが、なんかイマイチな出来だったかも。今回に関しては先にNXTを見て、それからDynamiteだったからなのかもだが・・・。


 オレンジ・キャシディ&ベスト・フレンズ派閥と、デストライアングル(PAC&ルチャ兄弟)の抗争仕込みセグメントも。


 インナーサークルはMJFのピナクルに宣戦布告。5月5日にブラッド&ガッツ・マッチで全面戦争となる。


 ジェラシック・エクスプレスとベアカントリーのタッグ試合は、ルチャザウルスがその場飛びでのムーンサルトがフィニッシュだった。


 スティングとランス・アーチャーの絡みは先週の続きというか、単なる焼き直しの繰り返しなのか。でも、スティングが顔見世するだけで喜ぶファンは少なくない。レジェンドはそれが役割である。


 毎週TNT王座戦やると息巻いていたダービー・アレンには、JDドレイクってあの太った奴かぁくらいしか対戦相手の印象がない。ただ、それでは間が持たないので、兄ドルフ・ジグラーにやはり似ているライアン・ネメスがちょっかいを出すと、引き続き残っていたスティングがたしなめる場面も用意されていた。

 コフィンドロップが決まるだけのカードなんだが、ブッチャー&ブレイドが出てきてアレンを急襲したかと思えば、ついでにバニーが、そしてタイ・コンティがというオマケ付き布石にしていた。


 MJFのピナクルにリンチされていたクリス・ジェリコを救出に来たのが、ここで目玉登場のマイク・タイソン。ありゃ? 1年前はジェリコが王者だったので、タイソンと闘う予定とされてたんだが、いつのまにインナーサークル側なのかは突っ込まないように(笑)。


 来週はクリス・ジェリコとFTRのダックス・ハーウッド一騎打ちが発表されているが、インナーサークルとピナクルの両軍リングサイド禁止と発表しても有名無実なので、タイソンが特別エンフォーサーとして見守る。


 先週から告知されていたタイ・コンティとバニーの一騎打ち。NXTで芽の出なかったブラジル美女のタイちゃん、こちらでは人気上昇中でプッシュされている。志田光のアシストからハンマーロックDDTが決まった。

 名義がバニーなのかアリーなのか、ブレイドと寄りを戻したらしいことと関係あるのかないのか・・・わかりません。


 番組トリは「良しブラザーズ」(笑=アンギャロ)とケニー・オメガ組に、ヤングバックスとジョン・モクスリーって、一瞬「?」なんだが、やはり最後はヒールのバックスがMOXにダブルでスーパーキックという・・・。同じカードになりかねないから、今は様々なバリエーションで毎週回していくしかない。


 フォールガイはバックスに裏切られたMOX。アンギャロのマジック・キラーに、オメガが覆いかぶさって3カウントだった。

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