“タイ vs. 外国人”をメインとした3Rムエタイ戦とバンテージムエタイの“カッチューア”で開催されている『THAI FIGHT』は、COVID-19感染拡散の影響で昨年11月28日『Thai Fight ปลวกแดง（プラックデーン）』から4ヶ月ぶりとなった2021年4月3日、今年第1回大会となる『Thai Fight』がタイ北部のナーン県（น่าน）の広場で開催された。

©THAI FIGHT

昨年のCOVID-19拡散時期には、下記ムエタイ・ニューノーマル ガイドラインが出ていたが『THAI FIGHT』は基本野外で、ここ最近」は感染が落ち着いてきており、長期間の自粛に飽きてきているのか？会場はだいぶ密集している。

“ニューノーマル”概要
〜スタジアムおよびジム〜
1.全入場者の出入管理登録
2.検温実施
3.リング周りは50名まで
4.グローブ等の使い回し禁止
5.試合毎にリングの消毒
〜選手および関係者〜
1.検温、ソーシャルディスタンスの確保、出入管理登録
2.試合に出場する選手は試合までの2週３間、ジム以外の外出禁止
3.セコンドは試合中、フェイスシールドやマスク、手袋の着用
4.首相撲トレーニングの回避
〜観客〜
5試合以上の観戦を避けること

■『Thai Fight น่าน（NAN）』
日時：2021年4月3日 16:00開場　18：00pm（日本20：00pm）放送開始
会場：タイ・ナーン県
入場無料（座席限定有）
公式Youtubeチャンネルでライブ配信：https://www.youtube.com/channel/UChNyPOjMjqJaWWMqPC7hPVg
大会中、大嵐の影響で試合ライブ中継が停止するハプニングがあり、第1試合の女子マッチは放送していない。

＜第9試合　カッチューア　69㎏　3分3R＞
○セーンチャイ・P.K.セーンチャイムエタイジム（タイ）
　判定
●セス・グランデ（USA）

＜第8試合　カッチューア　69㎏　3分3R＞
○P.T. T. V.ルージーワロン（タイ）
　判定
●アレックス・バブリア（ローマ）

＜第7試合　カッチューア　72-73㎏　3分3R＞
○キッティ・ソー・ジョー・ダンラヨン（タイ）
　1RKO ※右フック
●エリック・マッション（ベルギー）

＜第6試合　カッチューア　79-80㎏　3分3R＞
○テーンネン・シットヂェサイルーン（タイ）
　1RKO ※左フック
●ニコライ・グセフ（カザフスタン）

＜第5試合　カッチューア　73㎏　3分3R＞
○セーンサタン・P.K.センチャイムエタイジム（タイ）
　1RKO
●ニコラス・メンデス（スペイン）

＜第4試合　カッチューア　71㎏　3分3R＞
○イッキューサン・コー・ルンタナギャワット（タイ）
　判定
●ブラドミィ・シュリアク（ロシア）

＜第3試合　カッチューア　72㎏　3分3R＞
○サイヨーク・パンプアンムアン（タイ）
　1RKO
●ピーター・ロゴスキィ（ポーランド）

＜第2試合　カッチューア　64㎏　3分3R＞
○コンクライ・エニィムエタイ（タイ）
　2RKO
●サジャッド・サッタリ（イラン）

＜第1試合　女子ムエタイ　51㎏　3分3R＞
○ペッチジィ－ジャ・ルークジャオポントム（タイ）
　3RTKO
●アイーダ・ルークサイコンディン（タイ）

タイ人同士の女子ムエタイ戦はペッチジィ－ジャTKO勝ちで5連勝。アイーダ・ルークサイコンディンは今年の2月28日『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』日本大会で寺山日葵（TEAM TEPPEN／RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020優勝、初代RISE QUEENミニフライ級王者、第8代J-GIRLSミニフライ級王者）と対戦予定だったが感染拡大で来日できなかった選手。


試合映像は大嵐の影響でこの試合は未放送。