既存の内臓疾患にコロナが襲い後期NWAジム・クロケットjr.76歳没

 また訃報が飛び込んできた。一時はWWF(現WWE)を凌駕して、レスリングの質からも世界No.1だと評価され、後期NWAの事実上のボスでもあったジム・クロケット・プロモーション(JCP)を率いたジム・クロケットjr.が、現地3月3日に76歳で息を引き取った。すでに内蔵疾患だったところにコロナという、昨年からのもっとも怖いコンビネーションである。

 タブロイド紙時代からジム・クロケットjr.はたびたび取材しており、1977年にはノーフォークの会場でタイガー・ジェット・シンに襲撃された井上譲二記者という設定のアングルも仕込まれている。

 たびたび指摘したことであるが、今の新日本プロレスが、レスリングではWWFよりも圧倒的に素晴らしいと評価されていたJCPが、なぜに急速に失速してしまったのか、「クロケット・プロ新日比較論」でも考察してある通りだ。
 とり急ぎの報道になるが、来週号にでも業績を振り返る詳細版を予定している。


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