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番組はドリュー・マッキンタイアの王家の剣を突き刺す例の入場から。ミズTVコーナーなんだが、相棒ジョン・モリソンはいないし、その後、発表されていたキース・リー、RETRIBUTIONムスタファ・アリも不在が判明と、不安な幕開けに。ドリューは当然、グラスゴーKISSでガツンとかますのだが・・・。
ルチャ・ハウスパーティ（グラン･メタリック&リンセ･ドラド）がなんで（マット）リドルとアミーゴなのかよくわからないのだが、ハートビジネス軍（MVP&シェルトン･ベンジャミン&セドリック･アレキサンダー）との抗争、そろそろ勝つでしょうの通りでクルっと回るフローティングブロがMVPに決まる。
しかし最後の絵がまたボビー・ラシュリーにハートロッカー（フルネルソン）に捕まるんじゃ、いつもと同じじゃないか？
いよいよ、WWEとNBCグループの共闘本格化が、目に見える形で番組内でもスキットに。バッド・バニーが24/7王座を戴冠して、そのままNBCの人気番組『Saturday Night LIVE』のホスト回が今週末とのこと。WWEネットワーク米国登録者が移行することになるピーコックでも、アプリから『Saturday Night LIVE』を見ることが出来るのだ。
試合内容は以下に譲るが、レイシー・エバンスが妊娠したのは事実らしい。それをどうアングルに応用するかなんだが、リック・フレアー翁が父親というのは無理ありすぎじゃないのか？ その昔の旧ECWでピチピチの女子がマイク「妊娠しました」は、思い当たる相手がそもそも複数なことからショック度としても確かに衝撃だったものなんだが・・・。
リング復帰したコフィ・キングストンとミズの試合は、二人とも仕事は出来ますから。ただ、これにコフィが勝ったらエリミネーション・チェンバーに出れるというお題目は恐らく急遽のマッチメイク。なにしろ35歳のドリューを除いて、40台以上ばかりの面子ってどうなのかと批判が高まっていたからだ。
またもしつこく、ナイア・ジャックスのMy Hole絶叫のリキャップから始まったラナvs.シェイナ・ベイズラー戦。但し、普通に切り札クラッチに沈むから、ラナのプッシュ計画はやはり終わったのだろうか。
トリのガントレット戦は非常に良かったかと。やれば出来るじゃないかと全員が持ち味出していたし、シェイマスが残るというのも順当ながらニンマリだった。
もっともその前のセグメントで、アレクサ・ブリスがダビデの星が描かれた台座に座って登場予告というのは、アレクサはユダヤ人だからいいんだろうが、なんだかなぁと。ドリューとランディ・オートンの絡みは、もう何度もやっているからちょこっとだけで、サンダードームの全画面がアレクサになるというのは絵的には笑ったけど・・・。
■ WWE RAW
日時：2月15日（現地時間）
会場：米フロリダ州セント・ピーターズバーグ サンダードーム（トロピカーナ・フィールド）
◆“忍者”戸澤陽が24/7王座奪取もバット・バニーに奪われて“秒”で王座陥落
“忍者”戸澤陽がバックステージで24/7王座奪取するも、直後に人気アーティストのバッド･バニーに奪われて“秒”で王座陥落した。人気アーティストのバッド･バニーとダミアン･プリーストがバックステージでインタビューを受けていると、目の前で戸澤がRトゥルースから24/7王座を奪取。新王者となった戸澤は「奪ったぞ！ベイビ～」と喜んで叫んでいるとぶつかってしまったプリーストに機材ケースに叩きつけられて失神KO。するとこのチャンスに倒れこんだ戸澤をフォールしたバッド･バニーが新24/7王者となった。戸澤は王座奪取も束の間、30秒ほどで失意の王座陥落となった。
◆アスカ＆シャーロットがタッグ戦も対戦相手レイシーが妊娠を衝撃告白
アスカ＆シャーロット・フレアーが因縁のレイシー・エバンス＆ペイトン・ロイス（with リック・フレアー）と対戦も試合途中に突如レイシーが妊娠を告白してシャーロットの父リックが大喜びした。試合前、PPV「エリミネーション・チェンバー（EC）」でアスカの王座に挑むレイシーは「ECではアスカが私にギフトを渡すのよ。私がずっとほしかったRAW女子王座をね」と挑発すると、一方のアスカは「こいや！こら」とショルダータックルをペイトンに決めて攻め込んだ。シャーロットもターンバックルにペイトンを投げ飛ばして「ここに来て私と闘え！」と“父リックの女”レイシーを挑発すると、続けてペイトンを解説席に叩きつけて圧倒。ペイトンはたまらずレイシーと交代すると、レイシーはリングには入らず場外へ移動して「手を出せないわよ。私は妊娠したの」と衝撃告白。試合はそのままノーコンテストなのか、うやむやのままってお客を馬鹿にしているっじゃないか。これにリックは「俺をダディと呼べ」と大喜びしてはしゃぐと娘のシャーロットは頭を抱えながらリング上で呆然とした。アスカ対レイシーのRAW女子王座戦が行われる（らしい）PPV「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月22日にWWEネットワークで配信される。
◆王者マッキンタイアがガントレット戦でまさかの敗退！WWE王座戦線が大混乱
PPV「エリミネーション・チェンバー（EC）」でのWWE王座EC戦を前に王者ドリュー・マッキンタイアら出場者５名が前哨戦となる最終入場権をかけたガントレット戦で激突もシェイマスが王者マッキンタイアからピンフォールを奪う波乱でWWE王座戦線が大混乱となった。番組オープニングでミズが「MITBを持っている俺は有利だ。俺はEC戦を辞退する」と王座戦出場を一方的に拒否してパートナーのジョン・モリソンの代理出場を主張すると、同じく王座戦出場を懇願する元WWE王者コフィ・キングストンと出場権をかけて対戦したが、キングストンがトラブル･イン･パラダイスを決めてミズを撃破。
メイン戦ではWWE王座EC戦の最終入場権をかけたガントレット戦が行われるとAJスタイルズが２連戦となったキングストンをフェノメーナル・フォアアームで沈めて勝利。続けて登場したマッキンタイアはAJスタイルズ、ジェフ・ハーディをクレイモアで撃破すると、オートンは因縁の“小悪魔”アレクサ・ブリスに心理戦を仕掛けられて場外リングアウト裁定となった。
マッキンタイアは元WWE王者たち３人を何とか撃破したものの、最後に登場したシェイマスにブローグキックを叩き込まれて３カウント。王者マッキンタイアからピンフォールを奪取したシェイマスは「WWE王者を倒した。俺が新WWE王者になって実力を証明する」と王座戦を前に絶叫した。WWE王座EC戦が行われるPPV「エリミネーション・チェンバー」は日本時間2月22日にWWEネットワークで配信される。
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