[週刊ファイト2月25日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼世界最高峰NXT報復日!男女ダスティ杯-ガルガノKUSHIDA-紫雷イオ
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・ラケル・ゴンザレス豪快ナイアのケツ穴照準!全試合メインの初戦白熱
・試合介入、乱入排除しての25分でJガルガノKUSHIDAが問うた真髄
・2021年タッグ合体技進化止まらず!MSK-GYVこれがアメプロの報復
・紫雷イオ防衛トリプルH「最長20分尺が12分になったのは選手判断」
・フィン・ベイラーとピート・ダンの英国人頂上戦!欧州技術の伝統継承
・PPV2時間半 全5試合至宝戦!最高興行賞はNXTが決める2021年
■ WWE NXTテイクオーバー:ヴェンジェンスディ
日時:2月14日(現地時間=ヴァレンタインディ)
会場:米フロリダ州 オークランド Capital Wrestling Center
ラケル・ゴンザレス豪快ナイアのケツ穴照準!全試合メインの初戦白熱
<第1試合 女子ダスティ杯タッグトーナメント決勝>
エンバー・ムーン&●ショッツィ・ブラックハート
17分40秒 パワーボム
ダコタ・カイ&○ラケル・ゴンザレス
第1試合の女子ダスティ杯決勝は、本誌が活字に残した通り、ラケル・ゴンザレス&ダコタ・カイが優勝。
それにしても当初はダコタ・カイの用心棒という登場であり、大女ラケルというだけの存在だったのだが、試合をやらせてみればプロレスが出来る。あれよあれよという間にリア・リプリーにも勝利して、もうこのダスティ杯の段階ではラケルが目玉というか、ダコタと立場が逆転してしまったのだが、かといってスターダムのイーヴィーちゃんから見ているなら、ダコタの進化も凄まじいものがある。そもそも足のサポート・ギブスも外れて、要所、要素でお仕事するのだ。
エンバー・ムーンはなんといっても元NXT女子王者の実績があり、認められてRAWに行ったのだがケガで長期欠場に。出戻り先は世界最高の女子部門を誇るNXTであった。ショッツイ・ブラックハートは本誌が一貫してプッシュしてきたので説明不要かも。最後はラケルの豪快なチョークスラムに沈む役となったが、4人とも持ち味発揮でオープニングからメインの攻防である。
これでダコタ・カイ&ラケル・ゴンザレスはRAW-SD共通の女子タッグ王座挑戦権を獲得。ナイア・ジャックスにまたMy Holeを絶叫させて、シェイナー・ベイズラー組のベルトをLock ONしたことになろう。
オープニング試合は特にPPV大会なら重要である。ショッツイ・ブラックハートが頭打ったかもの危険な場面もあったのだが、ここで良い試合を提供できたことで大会レベルのハードルも上がり、とんでもない中身充実大会に化けていく。一応はヒール組なんだが、ダコタがやられる場面で本来はベビーフェイスがやる、「ようやくHot Tag」のspotがあったりと、もはやナイア組戦を前にNXT代表としての風格すら感じさせた。
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— Raquel González (@RaquelWWE) February 15, 2021