23日、新日本プロレスが『Road to THE NEW BEGINNING』大田区総合体育館大会を開催した。
シングル要求していながら、17日・19日の後楽園ホール大会で内藤哲也に直接敗戦が続いていた本間朋晃。内藤からは「一昨日と今日、俺に負けた本間はもう論外だな」との通告を受けていたが、この日は奮起した。セミファイナルのイリミネーションマッチでは両チームの“1人残り”が本間と内藤となる。いわばシングルマッチ状態となり、本間は絶妙の間合いでヘッドバットを放ってからラリアットを浴びせる。これでトップロープ越えの場外転落となった内藤はイリミネーションマッチでのオーバーザトップロープによる敗戦だ。
本間が本隊に勝利をもたらすとともに、「本間論外」改名危機を回避してみせた。24・25日も内藤とタッグ対決となる本間が“振り向かせる”ことができるかに注目が集まる。
■ 新日本プロレス Road to THE NEW BEGINNING
日時:1月23日(土)17:00
会場:東京・大田区総合体育館 観衆1,325人(主催者発表)
<第1試合>
●外道
邪道
9分27秒 ホルヘ・リベラ・スペシャル
〇DOUKI
鈴木みのる
<第2試合>
ディック東郷
●高橋裕二郎
EVIL
9分58秒 マネークリップ
YOSHI-HASHI
石井智宏
〇オカダ・カズチカ
<第3試合/天山広吉復帰戦>
〇グレート-O-カーン
ウィル・オスプレイ
11分52秒 パイプ椅子使用⇒反則
小島聡
●天山広吉
<第4試合/イリミネーションマッチ>
BUSHI
高橋ヒロム
●内藤哲也
鷹木信悟
SANADA
24分22秒 OTTR
マスター・ワト
SHO
〇本間朋晃
棚橋弘至
飯伏幸太
※本間1人残りで本隊が勝利
[脱落順]
飯伏●、SANADA●(12分29秒 両者OTTR)
〇ワト(13分45秒 OTTR)BUSHI●
〇ヒロム(13分54秒 OTTR)ワト●
〇SHO(16分26秒 OTTR)ヒロム●
〇鷹木(17分41秒 OTTR)SHO●
〇棚橋(20分02秒 OTTR)鷹木●
〇内藤(21分53秒 OTTR)棚橋●
<第5試合/IWGPジュニアタッグ選手権試合>
[挑戦者]
〇エル・ファンタズモ
石森太二
23分07秒 スーパーキック⇒体固め
●金丸義信
エル・デスペラード
[第62代王者]
※デスペラード&金丸が3度目の防衛に失敗。石森&ファンタズモが第63代王者に
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