ONE CHAMPIONSHIPは、12月11日シンガポール・インドア・スタジアムで事前収録（12月4日）された『ONE Championship ”BIG BANG II”』を配信した。メインは日本から参戦の内藤大樹がONEムエタイ王座挑戦の試金石となる一戦に臨むも敗退、山田哲也もTKO敗けを喫した。

©ONE Championship

　大会は無観客の配信大会で“ONE Championship”APPでも配信された。

■ ONE Championship“ONE: BIG BANG II”
配信日時：2020年12月11日 (金) 現地20:30（JST 21:30）
会場：シンガポール・インドア・スタジアム

＜第6試合　ONEムエタイ　フライ級 (56.8㎏‐61.2㎏)　3分3R＞
●内藤大樹（日本／シュートボクシング（SB）日本フェザー級（57.5kg）2位、元SB日本スーパーバンタム級（55kg）王者）
　判定0‐3
○ジョナサン・ハガティー（英国／3位、元王者）

　昨年2019年10月25日ジャカルタでONE本戦TKO勝利でデビュー後、現在まで3戦3勝（1KO）している内藤大樹の相手、ジョナサン・ハガティーは、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王座獲得経験があり、ONEでは2019年5月3日ムエタイの強豪サムエー・ガイヤーンハーダオ（タイ）に判定勝ちで、ONEムエタイフライ級王座を獲得しているが、同年8月2日初防戦でロッタン・ジットムアンノン（タイ）に判定敗けで王座陥落しているが、現3位の強豪。試合は1R、内藤は右ストレートでダウン、2R右フックでダウン、3Rポイントでは圧倒的優位に立つハガディーはポイントを失わないよう無理をせず流し、判定で完勝した。

＜第5試合　ONEキックボクシング　ライト級　（70.4kg-77.1㎏）3分3R＞
○ニキー・ホルツケン (オランダ／元GLORY世界ウェルター級王者、ONEキックボクシングライト級1位)
　1R 1分36秒 ※左ボディ
●エリオット・コンプトン（オーストラリア／5位）

＜第4試合　ONE MMA　フェザー級（65.9㎏‐70.3㎏）　5分3R＞
●山田哲也（日本／フェザー級4位）
　2RTKO 4分39秒 ※グランドパンチ連打によるレフェリーストップ
○キム・ジェウォン（韓国）

　タイ・プーケットの外国人選手が集う格闘技ジム・タイガームエタイ所属の山田哲也は、パンデミックの影響で帰国し、1年半ぶりの試合となった。1Rキム・ジェウォンのパンチで瞼をカットした山田は、2Rしばしばパウンドをもらってしまい、鉄槌の連打を浴びて動きが止まったところでレフェリーが試合を止めた。

＜第3試合　ONEキックボクシング　ヘビー級（102.2㎏–120.2㎏）　3分3R＞
●エロール・ジマーマン
　2RTKO 1分35秒 ※右上段後ろ回し蹴りでダウン後レフェリーストップ
○ラーデ・オパチッチ

＜第2試合　ONE MMA　ウェルター級（77.2kg– 83.9㎏）　5分3R＞
●アギラン・ターニ
　判定0‐3
○タイラー・マクガイア

＜第1試合　ONE MMA　バンタム級 (61.3㎏–65.8㎏)　5分3R＞
●アリ・モタメド
　1RTKO 1分56秒　
○チェン・ルイ

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