トレイシー・スマザーズ悪性リンパ腫との闘いに敗れる!享年58歳

 またも訃報が駆け巡った。南部レスリングの名バイプレイヤーだったトレイシー・スマザーズさんが現地時間10月28日、息を引き取った。

 昨年末に自身のFacebookに「悪性リンパ腫」と闘っていることが告知されたが、享年58歳で力尽きた。地元テネシー州メンフィスのCWAで1982年にデビュー以来、NWAのフロリダ、テネシーやアラバマなど南部レスリング・テリトリーにおける中堅ヒールのポジションながら常連の顔役だった。
 1988年7月には新日本プロレスに初来日。以降、W★INGプロモーション、IWAジャパン、FMWなどにも参戦。米国ではSMWスモーキー・マウンテン・レスリングとECWでの活躍が印象に残る。


 2008年8月8日にはECW勢としてレイヴェンらと共に金村キンタローが立ち上げたXWFの旗揚げ興行に参戦。南部旗を振っている脇役バイプレイヤーぶりが光っていた。
 最後の来日は2017年11月、佐藤淳一レフェリーの引退記念興行に出場している。合掌。


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