[ファイトクラブ]続くWITHコロナとAFTERメイ社長 2年目ダブルドームは2万人公算

[週刊ファイト11月5日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼続くWITHコロナとAFTERメイ社長 2年目ダブルドームは2万人公算
 新日本プロレス10・23後楽園&ダブルドーム展望
 photo & text by TERUZ
・後楽園にオーカーン オカダ「オカーン(母親)は必要ねえ」と反発
・権利証保持者の飯伏にアタッシュケースなし 後日用意も波乱含み!?
・DOUKI上半身コス脱ぎ捨て32分超メイン大暴れ NEVER6人タッグ
・観戦離れ深刻か 半数収容でも後楽園後方4列が空席という危機
・メイ社長「会社が決定した」退任 前職タカラトミー報酬1億3100万


■ 新日本プロレス Road to POWER STRUGGLE
日時:10月23日(金)
会場:東京・後楽園ホール 観衆597人(主催者発表)

 新型コロナイヤー2020年のG1クライマックスは10月18日の最終日をもって閉幕。G1への熱が冷めやらぬG1ロス状態の翌週23日、後楽園ホール大会が開催となった。既に“一夜明け会見”を経て、飯伏幸太はジェイ・ホワイトを相手に権利証戦モード。内藤哲也は“今年4度目”となるEVIL戦に向けてウンザリしながらも戦闘態勢。権利証戦、2冠戦ともに11・7大阪府立体育会館でラインナップされている。戦績は文字通り年明けダブルドームのマッチメイクに直結していく。大会レポートとともに、現在の新日本プロレスにある緊張と危機を総ざらいしたい。

 
 後楽園にオーカーン オカダ「オカーン(母親)は必要ねえ」と反発

<第2試合>
ウィル・オスプレイ
○グレート-O-カーン
  10分17秒 エリミネーター⇒エビ固め
●ゲイブリエル・キッド
オカダ・カズチカ

 第2試合では、11・7大阪府立体育会館での一騎打ちが決定しているオカダ・カズチカとグレート-O-カーンが前哨戦とばかりにタッグマッチで対決となる。岡倫之の化身であるオーカーンが10・18両国国技館に続く国内2戦目であり、後楽園初降臨だ。バックボーンは実力派であり、パフォーマンスは怪奇派であり、SNSは能力派。3拍子揃った皇帝は豪快ファイトでオカダを揺さぶり、ゲイブリエル・キッドを料理してみせた。入場の際はパートナーであるウィル・オスプレイの曲で入場したが、直接勝利により自らのテーマ曲もお披露目となった。

 ユニット・ケイオスからオスプレイが裏切ったことを重くみていたオカダだったが、この日はオーカーンについて言及する。

 オカダ「……いいねぇ、“オカーン”。でもさぁ、俺とオスプレイの兄弟ゲンカに“オカーン”は必要ねぇんだよ。母親は出る幕じゃねぇってことよ? まぁでも、いいじゃない。兄として、しっかり親孝行してやるよ、“オカーン”。大阪、覚悟しとけよこの野郎、あぁ? オスプレイ、テメェもだ! いつまでも優しいオカダさんだと思ってんじゃねぇぞ、この野郎! (※控室に向かいながら)しっかり、練習してください」

 反発しつつも振り向いた格好となったオカダ。11・7大阪府立でオーカーンを料理してオスプレイ戦へと歩を進められるか。

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