宴の後RAW『サバイバーシリーズ』仕込み開始!アスカvs.サーシャ・バンクス決定

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 冒頭はドリュー・マッキンタイアから。最後は「モーメント・オブ・ブリス」のセグメントで、新ユニバーサル王者ランディ・オートンがゲストながら、場内が暗転してフィーンドも出るも、絵的には「ベルト取り戻してやる」とマッキンタイアとオートンがやり合っているエンディングに。その3時間枠に、「サバイバー・シリーズ」の予選なりで告知を含む様々な仕込みが行われる番組構成となった。王座を譲ろうが、マッキンタイアは強く生かされているということでもある。

 マネー・イン・ザ・バンクがオーティスから盟友タッカーの裏切りでミズに移動したのが前夜「ヘル・イン・ア・セル」なんだが、そもそも王座挑戦の権利書を奪ったミズが戴冠まで行ったのは10年前なんだそうで・・・(苦笑)。あとでしっぺ返しを喰らうことになる。


 試合はその予選のAJスタイルズvs.ジェフ・ハーディからで、フェノメナル・フォーアームが決まるも、アライアスが出てきてジェフにギターをかますと。


 アレクサ・ブリスの加入(?)で面白くなったファイアフライ・ファンハウス、皆さんもお楽しみください!


 アライアスはCD発売日だそうで・・・。スピリットボムでの勝利ではあるがしかし、キース・リーの売り出し、こんなんでいいのか? 終わってからはジェフ・ハーディが報復のギター叩きやっていたけど。


 ハートビジネスとRETRIBUTIONの抗争はエリミネーション戦。CM挟みの箇所でミア・イムが伝染病?か発作に見舞われたような狂言やって、気を取られた親分MVPがSlapjack(シェーン・ソーン)にフォール取られるスキットはあったが、すぐにまたボビー・ラシュリーのスピアーにやられると。結局はムスタファ・アリがセドリック・アレキサンダーへの反則取られるとかだったと思うが、しかし、RETRIBUTIONの売り出し、こんなんでいいのか? ちょうど長丁場の番組でダレてきている時間帯だし・・・。


 3時間目に入って、ドリュー・マッキンタイアとミズのシングルが組まれ、セコンドのジョン・モリソンも投げ飛ばされて最後は非常に鮮やかなクレイモアキックで報復すると。ちなみに、サンダードームの参加観客にはテキサス州オースチン在住の映画俳優のマシュー・マコノヒーも子供二人抱えて画面にちらっと映ってるのが紹介されていた。ガチのプロレスファンなのは事実である。


 女子の『サバイバー・シリーズ』選抜メンバーを巡っては以下に詳細を譲るが、ナイア・ジャックスとシェイナ・ベイズラーは仲が悪いままで、どさくさに紛れてラナが勝ち残りとか、まぁいつものWWEです(笑)。もっとも、またまた最後はナイアがラナを実況席に叩きつけるのが恒例になってたけど。バックステージのスキットではアスカとニューデイが笑かしてくれてました。


 どう考えてもイチバン良い試合だったのはBroマット・リドルとシェイマスの予選シングル戦。ブローグキックが決まるんだが、問われてるのは中身である。


 番組トリがランディ・オートンを迎えた「モーメント・オブ・ブリス」なんだが、フィーンドが出てきて、当然ドリュー・マッキンタイアも来るから三つ巴にでもなるのかと思っていたが・・・

 比較的ドリュー優勢のままランディとの乱闘が続く途中での番組終了であった。

■ WWE RAW
日時:10月26日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド サンダードーム(アムウェイ・センター)

◆AJ、リー、シェイマスの3人が予選突破でPPV「サバイバー・シリーズ」のチームRAw入り

 PPV「サバイバー・シリーズ」のブランド対抗5対5エリミネーション戦に出場するチームRAW・メンバーを決める予選が行われ、AJスタイルズ、キース・リー、シェイマスの3人が予選を突破してチーム入りを決めた。AJスタイルズ(withジョーダン・オモビヒン) は対戦したジェフ・ハーディをフェノメナール・フォアアームで沈めて勝利。“リミットレス”リーはジェフ・ハーディーの入場曲で動揺したアライアスをスピリットボムで撃破。さらにシェイマスは激戦の末にマット・リドルをブローグ・キックで沈めてチームRAW入りを決めた。

 女子ではシェイナ・ベイズラー&ナイア・ジャックス、マンディ・ローズ&デイナ・ブルックの女子チーム入りが発表されると、最終メンバーを決める予選でレイシー・エバンス、ニッキー・クロス、ペイトン・ロイス、ラナがフェイタル4ウェイ戦で激突に。スーパープレックスで3人がダウンしたところでラナが横取りするようにニッキーから3カウントを奪取した。ブランド対抗5対5エリミネーション戦が行われるPPV「サバイバー・シリーズ」は日本時間11月23日にWWEネットワークで配信される。

◆“忍者”戸澤陽が24/7王座奪取&タッグ戦勝利を逃す

 “忍者”戸澤陽がドリュー・グラックとタッグを組んでルチャ・ハウス・パーティ(リンセ・ドラド&グラン・メタリック)と激突した。戸澤は試合が始まるといきなり忍術を披露してドラドにダメージを与えると、グラックとの連携攻撃で攻め込んだ。しかし、突如24/7王者のRトゥルースが現れると、戸澤は試合中にもかかわらず、背後からRトゥルースを丸め込んだがカウント2。さらにドラドやグラックもピンフォールを狙うもRトゥルースが逃げ切ると、ドラドはグラックにクロスボディを決めて3カウント。戸澤&グラックは王者Rトゥルースの登場に混乱して24/7王座だけでなくタッグ戦勝利も逃す結果となった。

◆アスカ対サーシャ・バンクスの女子王者対決がPPV「サバイバー・シリーズ」で決定

 “女帝”アスカ対“ボス”サーシャ・バンクスの女子王者対決がPPV「サバイバー・シリーズ」で決定した。ニュー・デイのエグゼビア・ウッズが「サバイバー・シリーズは王者対王者だ! 俺たちはSDタッグ王者ストリート・プロフィッツと対戦する」とPPV「サバイバー・シリーズ」の対戦相手を発表すると、そこへRAW女子王者アスカが「アイアイアイ! アスカちゃんを忘れてもらったら困りますよ」と登場。するとコフィ・キングストンが「明日の女帝アスカは新SD女子王者サーシャ・バンクスと対戦だ」とアスカのPPV対戦相手を公表した。

 続けてウッズが「新WWE王者の“毒蛇”ランディ・オートンはトライバルチーフのローマン・レインズと激突する」と王者同士の頂上対決を発表すると、ここで登場したハートビジネスが「ハートビジネスCEOでUS王者のボビー・ラシュリーがIC王者サミ・ゼインと対戦する! そしてお前たちのタッグ王座にも挑戦する」と王者ニュー・デイを挑発すると、アスカが「ヨウヨウヨウ! お前たちが挑戦しても失敗するぞ。なぜかわかるか? なぜならニュー・デイは最高だからだ!」とニュー・デイと共に “ニュー・デイ・ロックス”を踊りながらハートビジネスに忠告した。

 アスカ対サーシャ、オートン対レインズ、ニュー・デイ対ストリート・プロフィッツ、ラシュリー対ゼインの王座対決が行われるPPV「サバイバー・シリーズ」は日本時間11月23日にWWEネットワークで配信される。


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▼HELL in a CELL新王者Sバンクス、Rオートン-世間側のG1喪失-訃報

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