[週刊ファイト10月29日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
木谷オーナー コロナ禍のドーム2連戦にも勝算アリ!?
・同団体が大きく後退することはないと見た
・飯伏は人気面でもドーム大会のメインイベントを務められる選手
・木谷さんは旗揚げ50周年にあたる22年のドーム2連戦を明言しています
・かなり戦力が整ってきたので来年以降が楽しみ
コロナ禍において大手芸能プロダクションでも年内のコンサートなどを中止にする中、新日本プロレスは2年連続となる東京ドーム2連戦を決定。このような強気一点張りの政策を続ける限り、同団体が大きく後退することはないと見た。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
A (前号の座談会で)私が『G1』優勝の行方について「1回と言わず、2回でも3回でもひねってもらいたい」と発言したところ、その時点(10月11日)で本命視されていたオカダが脱落して決勝戦でSANADAを破った飯伏が『G1』2連覇を果たした。
B でもまァ、もともと飯伏は対抗馬で彼の優勝を予想したファンも少なくなかったのでボク的にはサプライズじゃなかった。飯伏は人気面でもドーム大会のメインイベントを務められる選手です。
C 優勝がオカダじゃなかったのは、来年も1月4、5日にドーム2連戦を行うことと無関係ではないでしょ? 平日(火曜)になる1・5は集客面で苦戦必至なので、こちらのメインに人気№1のオカダを起用すると見ています。
A なるほど。
C ガイドラインが今のままならスタンドにジャイアンツの試合と同じ2万人。グラウンドには3000席ほど設けるんじゃないですか。それでも新日ファンの大半も5日は仕事始めなので相当厳しいでしょう。
A 5日の試合開始時間を19時30分にして3時間余りで終わらせる方法もある。すでにビッグマッチでの試合を減らしていますが。
B 運営面については流動的なところがあって、仮に政府が100%の客入れを許可した場合、かなり違ってくると思います。今月から入国制限も緩和されて経済優先の政策。自治体にしても神奈川県は10月末からの3日間、横浜スタジアムで行われる(プロ野球)DeNAの試合に入場制限を上回る客を入れて新型コロナ感染防止策やその効果を確認する実証実験を行うじゃないですか。だから、新日プロもさらなる緩和を期待してます。
A イッテンヨンのチケットは確実に3万枚売れるのでそりゃ期待しますよね?
記者座談会
▼もはや「第2のマーケット」と言えなくなった新日プロ大阪大会。次の仕掛けは・・・
▼木谷オーナーのバイタリティーとプロレスLOVEでコロナ危機を乗り越える!