15日、リデットエンターテインメントがプロレス新団体「GLEAT(グレイト)」のプレ旗揚げ戦「GLEAT Ver.0」を後楽園ホールにて開催した。
ソーシャルディスタンスながら、ほぼ満員となる観衆612人が駆けつける。ディレクターとして自身が推進するUWFルールの試合は2試合と限定されていたが、田村潔司は「今日は久しぶりにUWFの試合を拝見させてもらって、凄くよかったと思います」と振り返る。“教え子”となる伊藤貴則、渡辺壮馬(渡辺はこの日は純プロレスルール)の試合ぶりについては「まだまだですね。僕はまだ教えてないんで。まず基礎体力をやらせてて。技術的にはスパーリングを数回はやりましたけど」と評価以前の考え。
全試合前の客入れ時には渡辺とじっくりスパーリングを行い、「昔の新日本で藤原喜明さんが藤原教室みたいのをやってて。ファンの頃に見てああいう雰囲気で練習するのに興味があった。昔のUWFの流れをつないでみた」ともコメントした。2021年7月1日・東京ドームシティホールにおける旗揚げ大会「GLEAT.1」も発表となっている。
■ GLEAT Ver.0
日時:10月15日(木)19:00
会場:東京・後楽園ホール 観衆612人(主催者発表)
<第1試合/【GLEATシングルマッチ】>
●NOSAWA論外
7分00秒 片エビ固め
〇カズ・ハヤシ
<第2試合/UWFルール【ダブルバウト】>
●伊藤貴則・大久保一樹
10分33秒 スリーパーホールド
〇船木誠勝・田中稔
<セミファイナル/UWFルール【シングルマッチ】>
〇朱里
11分54秒 スリーパーホールド
●優宇
<メインイベント【GLEATシングルマッチ】>
●渡辺壮馬
16分21秒 アキレス腱固め
〇拳王
<スーパードリームマッチ【GLEAT6人タッグマッチ】>
秋山準・関本大介・●谷口周平
19分45秒 パワーボム⇒エビ固め
杉浦貴・〇藤田和之・ケンドー・カシン
大会レポートは週刊ファイト10月22日号(10月16日発売分)に収録されました。
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