14日、新日本プロレスが「G1クライマックス」横浜武道館大会を開催した。
セミファイナルとなったG1公式戦は後藤洋央紀とEVILの顔合わせ。案の定、EVILはセコンドであるディック東郷を介入させて、主導権を握りにいく。リング内外で苦しむ後藤に対してEVILは笑みを浮かべ、観客もフラストレーションを溜める展開となった。
お互いに死角を走って攻撃を狙うロープワークを制したのは後藤。EVILに牛殺しを見舞うなど攻勢のきっかけをつかむ。終盤でも自身のGTRとEVILのフィニッシャーEVILをかけあうシーソーゲームとなるが、技ありで決めたEVILに凱歌があがった。
これでEVILが内藤哲也と並んでのトップタイをキープ。残る最終公式戦はロスインゴSANADAとの因縁の顔合わせであり、ブロック代表の座をつかめるかどうかは両国国技館へともつれ込んでいる。
■ 新日本プロレス レックPresents G1 CLIMAX 30
日時:10月14日(水)18:30
会場:神奈川・横浜武道館 観衆1,498人(主催者発表)
<第1試合>
●上村優也
7分56秒 逆エビ固め
〇辻陽太
▼「G1 CLIMAX 30」Bブロック公式戦
<第2試合>
〇KENTA
17分39秒 GAME OVER
●YOSHI-HASHI
<第3試合>
〇ザック・セイバーJr.
14分30秒 ヨーロピアンクラッチ
●ジュース・ロビンソン
<第4試合>
〇内藤哲也
8分04秒 ジャックナイフ式エビ固め
●矢野通
<第5試合>
〇EVIL
15分33秒 EVIL⇒片エビ固め
●後藤洋央紀
<第6試合>
〇SANADA
28分25秒 ラウンディングボディプレス⇒体固め
●棚橋弘至
大会レポートは週刊ファイト10月22日号(10月16日発売分)に収録されました。
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