“爆腕”大月晴明が10年ぶりのダウン喫するも逆転勝利、NORMAN新王者~Krush.50

 1月4日、後楽園ホールでキックボクシング大会『KRUSH.50』が開催された。全7カード中、注目の大月晴明の試合とメイン、セミのダイジェスト速報をお届けする。

 元KRUSH-60㎏級王者で41歳の“爆腕”大月晴明が参戦。ニコラス・ペタスの弟子のレオナ・ペタス(と言っても、日本人。22歳)と対戦し、1Rに“爆腕フック”でダウンを奪ったが、2Rには“10年ぶり”にダウンを喫し(しかも、スリップダウン気味に倒れたのもダウンと取られ、2ダウン)、絶体絶命のピンチに追い込まれた。しかし、3Rに激しい打ち合いの中、ダウンを2つ奪い返し、3-0の判定で勝利を収めた。

メインでは“友情対決”を制しNOMANが-65㎏級戴冠
 メインでは-65㎏級王者・寺崎直樹が親友であり恩人でもあるNOMANと対戦。3Rにわたる激しい打ち合いの末、NOMANが2-0の判定で勝利し、新王者となった。

セミでは山内佑太郎が山崎陽一にKO負け
 セミファイナルでは城戸康裕が返上したKRUSH-70kg級のベルトをかけた第3代王座決定トーナメントの1戦が行われた。元全日本キック・スーパーウェルター級王者山内佑太郎(36)が、シルバーウルフ所属の山崎陽一と対戦し、2Rに山崎の左フックで山内がダウンを喫するが、山内もやはりフックでダウンを奪い返す。
 両者の激しい打ち合いが繰り広げられ、3R、オールドファンからの大・山内コールが鳴り響く中、山崎が右フックを叩き込み、山内をKOした。KOタイムは3R 2分45秒。

■ Krush.50
日時:1月4日 18:00~
会場:後楽園ホール

<第5試合 61.5kg契約 3分3R(延長1R)>
○大月晴明  (キック スターズ マスクマン/60kg)
 判定 3-0  (27‐25/27‐25/27‐25)
●レオナ・ペタス (バンゲリングベイ・スピリット/60kg)
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大月は1R、いつものノーガードから“爆腕フック”を振るい、レオナからダウンを奪う。


<第6試合 セミファイナル 第3代Krush -70kg級王座決定トーナメント準決勝 3分3R(延長1R)>
○山崎陽一(シルバーウルフ/70.0kg)
 3R 2分45秒 右ストレートKO
●山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/70.0kg)
150104Krush06山崎が山内をKO!


<第7試合 メインイベント Krush -65kg級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)>
●寺崎直樹(Booch Beat/王者/65.0kg)
 判定0-2 (29-29/29-30/29-30)
○NOMAN(DTS GYM/挑戦者/65.0kg)
※NOMANが新王者に
150104Krush07ベルトを巻いた新王者NOMAN

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