[週刊ファイト9月3日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼NXT元NFLスターのテイクオーバー！TサッチャーFベイラーDプリースト
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タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・紫雷イオ女子王座防衛！ダコタ・カイとJoshi Puroresu17分13秒セミ順番
・明らかにプロレスマニア！デビュー戦パット・マカフィーxアダム・コール
・KickOffブリザンゴ職人芸OローカンDバーチ、RメンドーサJワイルド
・U系プロレス関節の鬼ティモシー・サッチャーに合わせられるプリンス
・北米王座争奪ラダー戦極彩色！キャンディスまで亀の背に乗って落下
・セミ女子王座戦！善玉イオ&リア組と大女ラケル&ダコタ・カイ次回放送
・肩外す負傷キャリオン・クロス戴冠！天国のマサさんに届けDoomsday
■ WWE NXTテイクオーバーXXX
日時：8月22日（現地時間）
会場：米フロリダ州ウィンター・パーク フルセイル大学スタジオ
―― 全文公開のブログ速報版と異なり、スタッフだけでなく読者からも『テイクオーバー30回記念』への質問や深淵分析への要望も届いてますから、こちらの拡大版対談では別角度から斬り込んでいきましょう。
オフレコ 要望というより期待やな。濃いのをやってくれという・・・。
―― カイリ・セインが帰国しました。キース・リーだけでなく、紫雷イオがNXTのベルト落としてアスカとRAWで合流というやり方もあったわけです。
オフレコ セオリーとして２つはやらない方がいい。片方のインパクトが薄れるから。話が別項の『サマースラム』に飛んでしまうけど、“ザ･フィーンド”ブレイ･ワイアットvs.ブラウン・ストローマンにせよ、アレクサ・ブリスが絡んでなければこれまでやってきたスキットはなんだったんだとなるけど、ローマン・レインズが復帰を決めてくれたとなるならサイドストーリーはお預けにするしかない。
―― アレクサが『アナと雪の女王』のエルサになって、Let Me Inを唱えるお化けから解き放たれ、♪Let’t it GoのDon’t let them inと宣言して自立するんですよね(笑)。
明らかにプロレスマニア！デビュー戦パット・マカフィーxアダム・コール
＜第4試合 シングルマッチ＞
○アダム･コール
16分12秒 パナマサンライズ
●パット･マカフィー
オフレコ こちらでは順番を変える必要がある。速報では紹介してなかったパット・マカフィーのプロレス・デビュー戦は衝撃的。場外へのスワントーン・ボムまで決めていた。どう考えても普段はプロレス番組をやる側目線で何年も見てきたファンなのだろう。正直、NFLはフォローしてないんで詳しくは知らないんだけど、「インディアナポリス・コルツで名パンターとして活躍した。スーパーボウルでも・・・」以下は、各自で調べて下さい。
―― タイミングとか、なにをやってはいけないかを本能的にわかっている。ブロウアップしてしまい、顔を真っ赤にしてハァハァ息切らしてはいましたが、無事に聖なるLIVE空間で遅咲きデビュー戦を期待以上にやってのけたのはもの凄いことです。
オフレコ ドレイク・ヤンガーがレフェリーで、転向組の初試合となれば責任重大なのだが、そこは絶妙に33歳のルーキーを休ませて滅茶滅茶上手かった。レフェリー目線で試合を楽しむのは大人の観戦法になる。
―― 他スポーツの有名スターから芸能人まで、move to moveを何度もリハーサルして、spotの順番を全部覚えてというデビュー戦のやり方もあるんですが、これは違ってましたね。我々が見たらそれはわかります。
オフレコ 16分12秒じゃ無理や。そういうのは試合だけのタイムは実質は5分とないのがお約束やから。
―― 裏話も伝わっていてリハーサルやってないことを自慢しているらしいです。すでにコメンテイター業でフットボールだけでなく、WWEもいろんな番組ありますからそっちでブロードキャスターやってより真剣にプロレスと向き合ってますけど、試合に関しては実質2週間の準備とか。
オフレコ お遊びというか、知名度を生かして客寄せパンダのカードにするんだったら、RAWやSmackDownに出すやろう。いや大物度からしたらいきなりPPV大会の売りにするものやけど、あえてNXTでデビュー戦やったというのが本人の本気度やろう。
―― 黄金の足というのが売りだった選手なんで、アダム・コールがその太い足を蹴りまくって、四の字固めに持っていくという、物語もちゃんと成立してました。
オフレコ カード決定に至る煽りの段階では、アダム・コールに「なに、お前がチャンピオンだと？ チビじゃないか！」とケンカを売るところからなんだが、その巨体の大男が飛ぶからなぁ。
―― ロープ最上段からの雪雪崩式ブレーンバスターも決めてました。ヘビー級のデビュー戦の奴に、いくら練習では出来てもお客の前では絶対に出来っこない大技であって、試合を組む側もやらせません。許可なんかしません。
オフレコ 練習ではこれも出来る、あれも決めれたと本人が言おうが止められるのがオチやで。