サマースラム前RAWランディ・オートンがHBKドリュー・マッキンタイアを制裁

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 番組はドリュー・マッキンタイアのプロモなんだが、例によってRETRIBUTIONが邪魔しているのか画像に変なのが混じったりで途中までに。中継トラックをハイジャックというか・・・。だったら、そこからの番組が誰が仕切っているのかとか、相変わらずロジックは無茶苦茶なんだが。


 試合はアポロ・クルーズvs.シェルトン・ベンジャミンからで、ここでは後半のハート・ビジネス軍との6人への布石が打たれるも、ベビーフェイス軍は4人いるからセドリック・アレキサンダーは要らないということに。試合はここはアポロが丸め込むが24/7王座にも繋げてある。


 例のモンデス・フォードは毒を盛られたから試合中オカシクなったという件は、続くエンジェル・ガザvs.バイキング・レイダースのアイヴァー戦の背景になっており、サモア・ジョー解説員がセキュリティ強化となったパフォーマンス・センターの隠しカメラが、ゼリーナが毒らしきものをドリンクに入れている映像を出してきて・・・。


 パフォーマンス・センター女子部のコーチ役になっていたミッキー・ジェームズがリング復帰というから期待したものの、セス・ロリンズが出てくるはの単なる背景試合に。なぜか勝率ではダントツのナタリアおばさんのやられ役だった。


 コロナや州外に出れない地区もあって人がいないのかもだが、サーシャ・バンクス&ベイリーはまた出ます(笑)。もちろんアスカもなんだけど、なんとタッグ組むのがシェイナ・ベイズラーって、なんじゃそりゃ? まして、対戦相手をケガさせてばかりで謹慎処分はガチなんじゃないかと陰口のナイア・ジャックスまで出てくるし・・・要らねぇよ。アスカの出番はちょっとだけでした。


 ペイトン・ロイスvs.ルビー・ライオットとなれば、シングルで売りだし中のペイトンとなるんだが、そもそもシングル戦になってないという・・・。


 RAWアンダーグラウンドのセグメント一発目はモトリー・クルーTシャツのドルフ・ジグラーが、TV上のちゃらいキャラと違いレスリング出来ますと、大型バイキング・レイダースのエリックを寝かして締めるんだが・・・。


 カリフォルニアはサンディエゴ(市外局番619)の家でTV見てるだけとやられていたミステリオは契約合意で出てくるのが今回の目玉なんだが、前週竹刀で処刑された息子ドミニクが、月曜夜の救世主組にやりかえすというスキットはやや芸がないかも。


 ブラジル出身で実績のあるアルトゥーロ・ルアスと、RAWアンダーグラウンドが始まって顔と名前が一致するようになったリディック・モスの対戦っても、”なんちゃって格闘技”面白いんでしょうか?


 ここで前出の6人タッグ、ムスタファ・アリ&アポロ・クルーズ&リコシェ組にハート・ビジネス軍となるが・・・エリミネーション戦ということで脱落していくものの、途中でセコンド役だったセドリック・アレキサンダーが、脱落したシェルトン・ベンジャミンを丸め込んだので24/7王座は移動と。

 そのまま試合というか24/7王座のコントになって、そのセドリックに戸澤陽は一応はリング内でちょこっと試合らしきバレエをやって勝つも、すぐにシェルトンにやられるオマケもついていた。セドリックの扱いが酷すぎる。


 3度目RAWアンダーグラウンドは、格闘技フォーホース・ウィメンのマリーナ・シェイファーとジャスミン・デュークが出てくるんだが、ここにナイア・ジャックスが姿をみせ、親分シェイナー・ベイズラーとやるのかと思わせてそれはお預けのようで・・・。


 モンデス・フォードの出番はセミというか、ここの順番でアンドラデ相手に飛ぶんだが、あの騒動の真相はなんだったのだろうか?


 もうひとつの事前の煽りからの目玉は「ショーン・マイケルズが出ます」だったものの、なんか毒蛇をなじるプロモ内容も普通過ぎるような・・・。

 日本時間の正午にBS放送J-sportsの中継が終了、そのままリモコンの番組表を表示させたらWOWOWで『アナと雪の女王』が始まるとわかり、ランチしてWWEのレビューと写真整理を始めるBGM変わりにつけた方もいるんじゃないか? #土曜の朝はWWEのSmackDown、前年比とかでやられるとまだまだ圧倒的に低いんだが、平均視聴者数197.9万人は6月以来のマシな数字。通常は2時間目に落ちてしまうものだが、どうやらアレクサ・ブリス赤ずきんちゃんが番組最後まで興味を引っ張った模様だ。エルサは♪Let’t it GoでDon’t let them inと謳うんだが、フィーンドの、さらにはストローマンの呪縛から解き放たれアレクサは自由を手にするのか。お楽しみは『サマースラム』へ。そしてWWEは次回SmackDownから60日間、オーランドのアムウェイ・センターを$450,000の賃料で独占契約会場にして、現地金曜のSmackDownから、土曜『テイクオーバー30回記念』、日曜『サマースラム』、月曜RAWとバーチャル体験仕様にすると発表した。

■ WWE RAW
日時:8月17日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州オーランド パフォーマンス・センター

◆“女帝”アスカが前哨タッグ戦でベイリー&サーシャを撃破

 “明日の女帝”アスカがシェイナ・ベイズラーとタッグを組んでPPV「サマースラム」の王座2連戦の相手でもあるベイリー&サーシャ・バンクスと激突した。先に2冠王者組ベイリー&サーシャが登場すると、ベイリーは「2人ともアスカと対戦するなんてPPVが待ちきれない。アスカは“バカな女帝”ね」と侮辱すると、サーシャは「誰も私たち2人を止められない」と王座を独占する自分たちを自画自賛した。さらに続けてアスカとシェイナが登場するとシェイナは「誰だろうと次にRAW女子王座に挑戦するのはこの私だ」と周りを威嚇するのに対し、アスカは「今日は共闘だぞ」とチームプレイを念押しした。試合が始まるとアスカがサーシャにダブル・ニーを放って攻め込んだが、突如姿を現したナイア・ジャックスがシェイナを襲撃して乱闘となると、取り残されたアスカは2対1の数的不利な状況となってしまう。このチャンスにサーシャが連携攻撃からバンクステートメントでアスカを捕まえたが、戻ってきたシェイナがなんとかカット。これで息を吹き返したアスカが場外のサーシャをアスカロックで捕まえると、シェイナも必殺のキリフダ・クラッチでベイリーを捕まえてタップ勝ち。アスカ&シェイナがPPVを前に前哨タッグ戦でベイリー&サーシャを撃破した。アスカがベイリーとのRAW女子王座戦とサーシャとのSD女子王座戦に挑むPPV「サマースラム」は日本時間8月24日にWWEネットワークで配信される。

◆戸澤陽が忍術決まらず24/7王座戦で無念の敗戦

 “忍者”戸澤陽(with忍者軍団)が王者セドリック・アレキサンダーと24/7王座戦で激突した。王座返り咲きを狙う戸澤は「忍者パワー」と唱えて配下の忍者軍団の攻撃参加を狙ったが、アレキサンダーに見破られてしまう。さらに戸澤がスピンキックから必殺のダイビング・セントーンというよりコーナーポスト上から普通に飛ぶも逃げられるだけ。最後はアレキサンダーがランバー・チェックで戸澤を沈めて3カウント。戸澤は24/7王座奪取ならず、アレキサンダーが王座防衛に成功した。しかし、試合直後には突如ハート・ビジネス軍のシェルトン・ベンジャミンが勝利を喜ぶアレキサンダーを襲撃するとペイダートを放って24/7王者に返り咲きを果たした。

◆“レジェンドキラー”オートンがマイケルズと王者マッキンタイアをRKO

 “レジェンドキラー”オートンがWWEレジェンドのショーン・マイケルズとPPV「サマースラム」で激突するWWE王者ドリュー・マッキンタイアを襲撃してRKOで沈めた。番組オープニングに登場したマッキンタイアは「先週のオートンの行為は決して許されない。リック・フレアーは71歳のレジェンドだぞ。サマースラムではこのスコティッシュ・ドラゴンが痛めつけてやる」と先週起こったオートンのフレアー襲撃に怒りを爆発させた。さらにバックステージではマイケルズが「お前の怒りを利用してサマースラムでオートンの頭を蹴り飛ばしてやれ」とマッキンタイアにエールを送ると、エンディングではマイケルズが「フレアーがいなければ私やトリプルH、そしてバティスタ、エッジ、マッキンタイアも存在していない。サマースラムではクレイモアかスイート・チン・ミュージックを食らうことになるぞ」とオートンに忠告した。すると突如そのオートンが現れてRKOからのパントキックで再びレジェンドのマイケルズを強襲。これに救済に現れたマッキンタイアがフェンスや解説席にオートンを叩きつけて一度は蹴散らしたが、最後はオートンがマイケルズの容体を確かめるマッキンタイアの背後からRKOを叩き込むと倒れたマッキンタイアを睨みつけながらリングを後にした。オートン対マッキンタイアのWWE王座戦が行われるPPV「サマースラム」は日本時間8月24日にWWEネットワークで配信される。

◆最先端技術を駆使したバーチャル観戦「WWEサンダードーム」を導入

 夏の祭典「サマースラム」前の日本時間8/22(土)のスマックダウンから、WWEは最先端のセット、ビデオボード、パイロン、ライティング、グラフィック、ドローンカメラなど最新鋭のテクノロジーを駆使した「WWEサンダードーム」で世界中のファンにかつてない視聴/観戦経験を提供します。「WWEサンダードーム」の導入に伴い、当面の間、フロリダ州オーランドのアムウェイ・センターがRAW、SmackDown、PPV大会の拠点となり、The Famous Group社(米国)によるテクノロジーを活用した巨大なLEDボードを介してバーチャルでファンをアリーナに迎えます。バーチャルな座席を希望する日本を含む世界中のファンは、www.WWEThunderDome.com (英語サイト)などから登録することができます。WWEはアムウェイ・センターにおいても、コロナウィルスの感染拡大防止のため必要最小限の人数での制作を継続します。また、タレント、クルーなどの健康と安全確保のため、引き続き各イベントでのPCR検査、ソーシャル・ディスタンスの確保、マスクの着用等を実施してまいります。RAW、SmackDownはJ SPORTSでライブ放送・配信、PPV大会はWWEネットワークでライブ配信(英語)、 J SPORTSオンデマンドで字幕版を配信しています。


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’20年08月27日号新日KOPW神宮 アクトレスガールズ 小林邦昭 多面解析WWE 青木真也

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