NXT『テイクオーバー30』前フィン・ベイラー下しベルベティーン・ドリーム北米王座決勝へ

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 番組はジョニー・ガルガノと、英国ラグビーから転向したリッジ・ホランドの、北米王座争奪の3way戦でフォールされて負けたわけではない選手による復活戦カードなのだが、今回のは録画中継であり、この試合でガルガノが頭を打っていったん収録がストップ、やるからと再度試合再開というか、結局2試合分やったとも漏れ伝わった問題カードなのだが・・・。


 大男がラグビー仕込みのタックルという試合展開はともかく、問題の場面は削除にすると踏んだものの、そのまま流したのは驚きか。もちろん編集はしてあって、いったんレフェリーが駆け寄るところまでにして、次のカット割りではなんとか続けるかのように繋げてある。


 さすがにその場面、公式写真からは省かれているのだが動画は上がっているので紹介しょう。


 ケツは予定通りに頭の後ろ、首を気にしながらガルガノがフォール勝利なんだが、ヒヤリとする危ないミスではあった。


 王座挑戦の前哨戦となるダコタ・カイは、バスケットボールから転向のジェシー・カーミアをGo2K(G2Sの最後がキック)で沈めるんだが、週末に大一番となるならもっと派手にスクワッシュすべきなのに、RETRIBUTIONの女子らしき黒装束と髪の毛の染め方が同じジェシーにダコタが結構受ける試合展開だったのは計画変更なのか?


 紫雷イオが出てくるも、大女ラケル・ゴンザレスが出てきてと・・・。当然、王座戦でも絡んでくるんだろう。


 サントス・エスコバ率いる誘拐犯グループは、ブリザンゴ(タイラー・ブリー&ファンダンゴ)&アイゼア”Swerve”スコット組と6人タッグで対決。

 前哨戦ならスペイン語軍が負けてもいいと思ったのだが、エスコバのファントムドライバーがブリーズに炸裂。『テイクオーバー』のNXTタッグ王座戦はKick offショーからで、バスケ中継のため同時刻開始になるAEW Dynamiteの出鼻をくじくべく、オニー・ローカン&ダニー・バーチ組を加えた3way戦だと発表された。


 日本からの視聴者には馴染みが薄いかもだが、元NFLのスターであるパット・マカフィーが今回の目玉か。チーム・コルツの面子を引き連れてアンディスピューティド・エラと対峙である。自身のYouTube番組持ってるだけあってヒールしゃべりが上手い。

 ただ、NFLの有名選手たちと言われても知らないからなぁ・・・。


 ロバート・ストーン・ブランドの猛女メルセデス・マルチネスとアリーヤは、ベビーフェイス軍リア・リプリー&ショッツイ・ブラックハート組と対戦。

 大した内容じゃないんだが、ショッツイがセントーンでアリーヤからフォール取るので満足です。


 トリはフィン・ベイラーと、なにかと#SpeakingOutでやり玉に挙げられたまま復帰したベルベティーン・ドリーム。トリプルHの弁明はくだんの件は立証されなかった、交通事故で休んでいただけとなるのだが・・・。

 たぶん20分は尺をもらっていて、北米王座争奪のラダーマッチに出ることが先に決まったキャメロン・グライムス、ダミアン・プリースト、本日の第1試合で決勝進出を決めたジョニー・ガルガノも試合に介入する展開に。

 やたら介入のある試合を誉めるのは自粛したい気もするが、汚名返上のドリームはがんばっていて中身のあるカードにはなっていた。
 

■ WWE NXT
日時:8月19日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州オーランド近郊 フルセイル大学スタジオ

◆王者イオがダコタ襲撃もラケルが怪力パワーで返り討ち

 “漆黒天女”こと王者紫雷イオが「NXTテイクオーバーXXX」のNXT女子王座戦で激突するダコタ・カイを襲撃したが、突如現れたラケル・ゴンザレスがその怪力パワーで返り討ちにした。王座戦を前にダコタがジェシー・カーミアとシングル戦で対戦すると、ダコタが必殺のGTKを叩き込んで実力を証明した。

 試合後、ダコタは「ハーイ!イオ。私があんたを怖いって? 笑わせないでよ。テイクオーバーでは王座を奪ってやる。あんたの顔を何度も何度も蹴り飛ばしたら気持ちいいだろうね」と挑発すると、そこへ王者イオ本人が登場。イオはダコタに襲い掛って場外で追い詰めたが、突如、ラクエルが姿を現してイオにビックブーツを放つと、リングでは再びダコタに襲い掛かるイオに背後からのクローズラインから豪快なパワーボムを炸裂。この攻撃でダメージを負った漢字Tシャツの天女は起き上がることができず、ダコタと大女はイオを見下ろして勝ち誇った。イオ対ダコタのNXT女子王座戦が行なわれる「NXTテイクオーバーXXX」は日本時間8月23日にWWEネットワークで配信される。

◆ベイラー、ドリーム、ガルガノらが北米王座決定ラダー戦予選で大乱闘

 フィン・ベイラーとベルベティーン・ドリームがNXT北米王座決定ラダー戦の予選で激突した。ベイラーがサブミッションやストンプでドリームの左足を集中攻撃すれば、ドリームもベイラー顔面へのパンチ連打で反撃して激しい攻防を展開。試合中盤にはすでに予選を突破したキャメロン・グライムスとジョニー・ガルガノが現れると、グライムスがレフェリーに誤爆してリングは大混乱。同じく予選突破のブロンソン・リードとダミアン・プリーストも現れて乱闘となると、試合を邪魔されたベイラーが2人をトペ・コンヒーロで粉砕。しかし、ここで突如現れたティモシー・サッチャーが背後からベイラーを襲撃すると、やはりここは、元の3way戦でも勝敗にからまずとも決勝進出にならなかったフィン・ベイラーが寝る役に。邪魔があったからという言い訳ダメージを負ったベイラーに、紫の煙男がドリーム・デスバレー・ドライバーからパープル・レインメーカーを叩き込んで3カウントだった。

 この勝利でドリームを含む北米王座決定ラダー戦出場者5名が出揃い、予選敗退となったベイラーは襲撃されたサッチャーとの対戦が「NXTテイクオーバーXXX」で決定した。
 


 試合後にはラダー戦出場の5人が入り乱れて乱闘を展開したが、最後はブロンソン・リードがダミアン・プリーストにクーロズラインを決め、ドリームには風車落としでKOするとNXT北米王座ベルトを掲げて自身の実力をアピール! リード、ドリーム、ガルガノ、プリースト、グライムスの5名によるNXT北米王座決定ラダー戦が行われる「NXTテイクオーバーXXX」は日本時間8月23日にWWEネットワークで配信される。番組最後の絵は、ベルトを手に「俺様のものだ!」とアピールするリードであった。


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’20年08月27日号新日KOPW神宮 アクトレスガールズ 小林邦昭 多面解析WWE 青木真也

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