[ファイトクラブ]記者座談会:レジェンドたちも仕事激減。コロナに泣く!

[週刊ファイト8月20日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
 レジェンドたちも仕事激減。コロナに泣く!
・満員の国技館か大阪府立で出来ていたら名勝負と言われていたかもしれない
・新型コロナの感染拡大はレジェンドたちのビジネスにも悪影響
・手取りとなるとトークイベントのギャラよりも安いと聞いてます
・タレント稼業で食えているレジェンドは北斗&健介と高田延彦ぐらい


 新型コロナウイルスの感染拡大により収入が激減しているのは、マット界のレジェンドたちも同じ。ノア・マットに準レギュラー参戦している武藤敬司は恵まれている方で、トークイベントも自主興行も開催できなくなったレジェンドは困り果てている。

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)

A レジェンド情報に入る前に10日、横浜文体で行われたGHCヘビー級&同ナショナル王座Wタイトル戦の評価をお願いします。

B 照明の影響もあってリング上の暑さは半端なかったと思います。その中で何度かハイスパートもやって60分戦い抜いた潮崎と拳王の驚異的なスタミナをほめてあげたい。内容については基準をどこに置くかにもよるけれど、75点ぐらいかな?

C 20~30分くらいに設定されていたら、もっとレベルの高い試合になっていたでしょう。あと、この前話したボルテージ。満員の国技館か大阪府立で出来ていたら名勝負と言われていたかもしれない。

B ノアの選手たちは、サイバーエージェント傘下になってからモチベーションが上がってますね。やはり、金の力は恐ろしい(笑い)。拳王も元のサヤに収まって、これからさらに面白くなっていくんじゃないですか?

A 9・18名古屋で開幕するヘビー級最強決定戦『N-1』に桜庭和志が参加することになった。

C ノアの意気込みは感じられます。ただ、そこに藤田和之やケンドー・カシンも参加させ、マッチメーク面の難しい問題をクリアーしながら潮崎を優勝に導くぐらいでないと巨大な壁(新日プロ)をブチ抜くことはできない。

A さて、新型コロナの感染拡大はレジェンドたちのビジネスにも悪影響を及ぼしているようで、「仕事がない!」と悲鳴を上げているレジェンドもいるとか。

B 2月20日に『日本プロレス殿堂会』という中立組織が発足したでしょ? 現在も新規会員を募集してますが、コロナの影響でほとんど活動していない。藤波、長州、天龍らはアレに期待していたんですよ。

C トークイベントが収入の柱になっていたレジェンドも多い。小橋建太、天龍、前田日明とか。約半年間、トークイベントをできない状況が続いているので経済的には相当こたえていると思います。

記者座談会
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