前ザック・ライダー、ウォーホース投入!ジョン・モクスリー次週ダービー・アレン

(c) AEW

■ AEW Dynamite
日時:7月29日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス


 インディ団体IWTV王者にしてヘビーメタル野郎ウォーホースの、Codyの持つTNT王座への挑戦抜擢、さらにはWWEではザック・ライダーだったマット・カルドナの登場と、趣向を凝らしてきたDynamite放送回となった。マット・カルドナは来週に試合デビューとなる。


 番組冒頭は、インナーサークル軍(クリス・ジェリコ&ジェイク・ヘイガー&サミー・ゲバラ&サンタナ&オルティーズ)に、抗争するオレンジ・キャシディ軍(+トレント・バレッタ&チャック・テイラー&ジャングルボーイ&ルチャザウルス)が10人タッグで激突のカードから。二回分を収録と思われ、野外会場の外がまだ明るい(笑)。

 実況席にエクスカリバーがおらず、調べてみたらまた昔に(あくまでアングル上で)人種差別発言をしていたのが出回ったことが原因らしい。どうやらサミー・ゲバラは復帰したものの、こちらはまた謹慎処分を食らったようだ。ただ、AEWはそういう欠席の理由なりをオモテには出さないので、コロナでの不参加組含めて舞台裏がゴタゴタしている。その余波なのか番組の質がやや落ちたというか、この10人タッグ以下、イマイチ印象に残る試合なりを提供できなかった嫌いは残ろう。

 特にチグハグというか、観客の声援音声をかぶせることをやっていたものの、今回は全体を通してもうまくミックスできてなかったというより、担当がお休みなのか声援の音声がかぶさっておらず、なんかやたら静かな会場というのが目立ってしまい熱気が画面から伝わらなかった反省は指摘すべきか。


 第2試合がTNT王座戦で、フリー参戦のままチャンスを与えられたメタル野郎ギミックのウォーホースの花道登場では、ジーンズ仕様のジャケットにキングダイアモンドやスレイヤーのパッチが縫いつけてあり、いかにもの音楽が鳴る。Codyは昔のNWA王座戦というか、受けて、受けて最後は四の字固めでギブアップさせるという、なんか古典様式をやっていた。

 ペイントしているウォーホースは、時にアルティメット・ウォリアーにも見えるのだが、技が決まるとヘッドバンギングする。試合は決して悪くはなかったのだが、その観客の歓声がインチキにせよ聞こえてこないこともあり、手に汗握る攻防だったという風には視聴者にはプレゼンされてなかったのが残念だ。


 AEW世界タッグ王座戦も、ケニー・オメガ&ハングマン・ペイジ組が、ダークオーダーにラストコールを決めるのだが、なんか普通の試合になってしまったかも。終了後は当然Mr.ブロディ・リー総督が出てきて、負けたウノとステュを制裁するとヤングバックスにFTRも出てくる。

 タッグ戦線の陣容は凄いのだが、ややお芝居の持っていき方がパターン化しているような。


 前週、アイヴァリースを丸め込んで王者と闘う機会を与えられたディアマンテが志田光に挑むも、なんか噛み合ってなかった。


 MJFのプロモは、リングを一周してなんか選挙に出て政治家になったかのような一般教書演説をやっていたが、やはり照準はAEW世界ヘビー級王座。ジョン・モクスリーに挑戦するのは9月5日の『ALL OUT』のようだ。もっともAEWにとって第二のホームであるシカゴで開催できるかどうかは不明のままである。


 番組メインはトルネード・タッグマッチということで、ジョン・モクスリー&ダービー・アレンのベビーフェイス組に、ブライアン・ケイジと新生NWAからAEW所属となったリッキー・スタークスのヒール組対決に。

 アレンが代名詞スケートボードの裏に、歯車は外すも画鋲を取りつける細工をして、それでスタークスの背中にフットスタンプする決着だったが、刺さっただけなら針治療なのに少し滑ってズレるから肉体が裂かれてしまう。前週のエディ・キングストンの登場回に画鋲をやったばかりなのに、また画鋲が出てくるのはどうなのか。たまにやるからぎょっとするのだと思うが、試合は4人ともまともにやれてはいた。


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼撮り貯めRAW不合理!新日戦国藩主EVIL高橋ヒロム戦34分に介入是非

[ファイトクラブ]撮り貯めRAW不合理!新日戦国藩主EVIL高橋ヒロム戦34分に介入是非

※500円電子書籍e-bookで読む(PayPal決済easypay、銀行振込対応)
’20年08月06日号金剛 全日新日 ジュリア戴冠スターダム裁判 カイリ最終 ヤマダマンP