[ファイトクラブ]撮り貯めRAW不合理!新日戦国藩主EVIL高橋ヒロム戦34分に介入是非

[週刊ファイト8月6日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼撮り貯めRAW不合理!新日戦国藩主EVIL高橋ヒロム戦34分に介入是非
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
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・日米価格差!番組内CMなのでペパロニピザ$12がJ-sports中継でも
・カイリ・セイン最終回RAWランディ・オートンのプロモから変更要因
・アリスター・ブラックも目をつぶされる”月曜夜の救世主”セグメント
・電子出版が昨年より28.4%増!問われるコロナ後社会と専門誌の役割
・新日もWWEも作っている側の感性が古すぎて若者層のプロレス離れ深刻
・ウンベルト・カリーヨや忍者の戸澤陽なんか単なるjobber要員なのか
・昔の名前に頼る一時的な視聴率テコ入れも水曜TV戦争が侵略の時代
・叩かれるEVILも悪いのは計画固執ブッキング~どうなる神宮球場決戦


―― シュート活字委員会担当分のおさらいから始めるなら、コロナを鑑みて計画予定を変えるのかと思いきや、当初の予定通りにしたというのがNew Japan Cup/DOMINIONの総括でした。内藤哲也が「ロスインゴ対決にしたい」と口にしていた通り約束は果たされるんですが、お仲間同士の対決カードじゃその後の展開が回していけない。NJC決勝でオカダカズチカを負かすも、そこで内藤に牙を向けロスインゴからの離脱となり、そのまま翌日には二冠王者になります。

オフレコ ところがせっかくの実力者EVILなのに、いわゆるクリーン・フィニッシュでなく、介入やレフェリー・バンプばかりの決着は大いに不評と。WWEのブッキングも「なんでやねん」が続いており、今週は後半でそれを掘り下げよう。

▼感染恐怖からのコロナ慣れ 非日常空間からのヒール慣れ 一億総EVIL評論家時代

[ファイトクラブ]感染恐怖からのコロナ慣れ 非日常空間からのヒール慣れ 一億総EVIL評論家時代 新日本プロレス

日米価格差!番組内CMなのでペパロニピザ$12がJ-sports中継でも

―― 今週のRAWが、カイリ・セイン最終回だったんで、全文公開のブログ速報はそこに絞った手前、他の試合を出してないままです。そこからも「なんでやねん」の指摘やれますから先に。

オフレコ ランディ・オートンのプロモから番組始まってナイア・ジャックスはシェイナ・ベイズラーと抗争というのも、短い試合しかデザインできないのが見えるからまた計画変更かいなと。

―― とにかく、J-sports中継版でも本篇内の扱いだからペパロニピザのLargeが$12というのが目を惹いたRAWでした。デリバリーはチップが要りますけど、それでも日本は高すぎかと。

オフレコ そっちかいな。日本は二重価格商法で実質は半額なのを「コロナお家期間」の目玉にしているけど、コスト的には本来もっと値下げすべきやな。

―― ただまぁ、ケーフェイのままで大手企業のスポンサーがつかないマイナーなジャンルのプロレスに対して、マッチメイクの問題は指摘されるWWEですがまだまだ桁が違う。立派に市民権を獲得している事実があります。四半期決算も発表されましたが、LIVEショー開催できないことでかえってコストが大幅に減少、自前のパフォーマンス・センターでの収録ですから大幅な増収、増益になりました。ここも日本とは大きく違います。

オフレコ ノア金剛の拳王がリーブの社長に感謝してたけど、日本は未だ「真剣勝負でございます」のプレゼンやから、大手企業からは相手にされてない。スポーツ・エンタテインメントですとやったほうが、それなら話を聞こうとなるんだが・・・。

―― コロナ期間で躍進のピザやハンバーカー店からも、宣伝効果がないと断罪されているのが国内のマット界です。

オフレコ なんでやねんに戻るならRAWのタッグ戦線、エンジェル・ガザ&アンドラデ組は結局仲間割れにしないとの計画変更になったのはともかく、タッグ王座挑戦者決定戦は意味不明のマッチメイクになっている。

―― バイキング・レイダースは中途半端、リコシェ&セドリック・アレキサンダーはもうjobberの扱い、結局王者ストリート・プロフィッツとカード組めるのはメキシコ組なのは自明でした。

オフレコ そして問題のセス・ロリンズ。月曜夜の救世主セグメントになるんやけど、アリスター・ブラックも目をつぶされて、しばらく休ませたあとにキャラ変更予定らしいけど、延長契約書にサインしないままのミステリオの息子ドミニク然り、「なんじゃこりゃ」のスキットになる。

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