7月15日”ニュー・ノーマル”で再開したムエタイ、2大殿堂スタジアムであるラジャダムナンスタジアムの復活第1弾大会『スック ソーソムマイ/Sor.Sommai Battle』。メインはBOM、Knock Outの日本大会に参戦して馴染みあるガオナー(元ルンピニースタジアム認定ライト級王者) vs. ヨードレックペット・オー・ピティサック(KING OF KNOCK OUTライト級王者、元ラジャダムナン & ルンピニースタジアム認定ライト級王者)と上位選手同士の対戦となったが、試合は現在のパンデミック状況下で「密着する首相撲トレーニングの回避」との指針が出ている”ニュー・ノーマル”を意識してか首相撲の攻防は少なく、レフェリーのブレイクも早かった状態で、前に出るのはヨードレックペットだが、ガオナーは下がりながらも攻撃に反応して、タイナー(蹴り足をつかんでの攻撃 ※K-1系キックでは禁止)でコカしにも成功、判定で勝利をおさめた。
※トップ写真:試合直前まで両者マスク着用、レフェリーは終始マスク着用
©RajadamnernStadium
今日はいよいよラジャダムナンスタジアム復活。
「スック ソーソムマイ」メインのガオナーvsヨードレックペット戦。
138ポンド契約、ガオナーは今までで一番重い契約体重とのこと。ただ、ヨードレックペットは予備計量で136.6ポンドしかなく、賭け率も7-4でガオナーが大幅にリード。 pic.twitter.com/BmJceW8QFt
— MuayThai Super Fight (@MuayThaiSF) July 15, 2020
体格差もあった両者の対戦は、試合も盛り上がりに欠けてスパーリングのようになり、今の状況下でやるべきではなかったと思わせた。
公式YoutubeとFacebookで19:00(日本21:00)よりライブ放送された
Youtube: https://is.gd/OVHsBN
Facebook: https://is.gd/4uCkvL
公式Rajadamnern Channelでの試合動画
ラジャダムナンスタジアムでは毎週(月)(水)(木)(日)試合が開催され、本日16日(木)も試合が開催される。
ラジャダムナンスタジアムでの規約として、計量時プレス関係は立ち入り禁止、プレスも人数制限、選手、関係者もマスク、手袋、フェィスシールドを準備する等の事項が記されている。
タイ・スポーツ庁では、ムエタイ再開後の新様式“New Normal”が提案されている。
〜スタジアムおよびジム〜
1.全入場者の出入管理登録
2.検温実施
3.リング周りは50名まで
4.グローブ等の使い回し禁止
5.試合毎にリングの消毒
〜選手および関係者〜
1.検温、ソーシャルディスタンスの確保、出入管理登録
2.試合に出場する選手は試合までの2週間、ジム以外の外出禁止
3.セコンドは試合中、フェイスシールドやマスク、手袋の着用
4.首相撲トレーニングの回避
〜観客〜
5試合以上の観戦を避けること
一昨日のタイ・スポーツ庁での会議で提案された、クローズドシステム(無観客試合)での新様式まとめ。
〜スタジアムおよびジム〜
1.全入場者の「タイ・チャナ」(出入管理システム)登録
2.検温実施
3.リング周りは50名まで
4.グローブ等の使い回し禁止
5.試合毎にリングの消毒 pic.twitter.com/GdvjbdE4Xr— MuayThai Super Fight (@MuayThaiSF) June 11, 2020