[週刊ファイト6月25日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼Backlash無観客期間PPV45分再構成プロレス試合？のはね返り論考
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タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・いつものWWE流3way戦：漁夫の利サーシャが取るダメ第1試合から
・尺貰った遺恨戦：試合良かったがジェフ勝たせないと意味ナシか否か
・「おかしいやろ！」アスカ、両者リングアウト裁定でナイアへ怒り爆発！
・ミズ&モリソンのMTVは最高に良く出来ていたが怪物君木偶の坊は・・・
・Dマッキンタイアが妻ラナと不協和音のBラシュリー撃破して王座防衛
・問題の戸澤陽&忍者軍と黒人&北欧?結託バイキング・プロフィッツ是非
・Rオートンが “史上最高のレスリング戦”でエッジKOして雪辱果たすも
・映画仕様収録の争点：2度目やり直し試合で上腕三頭筋痛めたエッジ
・昨年10月31日『クラウン・ジュエルズ』終了後の空港足止めに新証言
・感染者公式発表も「TV収録だからマスクするな」通達で大顰蹙のWWE
―― 裏版『NXTテイクオーバー：In Your House』というか、サイトに一般公開したのとはまったく別の、濃く深い分析レポートが好評でした。今回もそのやり方にしましょう。
オフレコ すぐに長尺拡大版を出しても良かったんだけど、あえて「翌日RAW」でのフォローを見極めてからにしようとメモを準備していたら、コロナ感染の陽性が確認されて、火曜日に予定していた集中録画予定が水曜延期になり、その火曜に全員検査というニュースが飛び込んできた。
―― 今回の月曜夜RAWから、これまでのパフォーマンス・センターの練習生を観客にして以来、ほんのわずかですが一般客も入れる試みを始めたというのに、マスクを着用で入ろうとしたら、テレビ映りが悪いから外してくれと言われた件が瞬く間に世界に伝わりWWEは大顰蹙を買っています。ちょうど新日本プロレスが無観客ながら110日ぶりに再開したんですが、こちらはカメラマンは無論のこと、選手までタッグ試合でもコーナーでの待機がSocial Distanceというか、ポーズにせよ気を遣っているというのに、「WWEはなにをやっているのか」と非難されています。
オフレコ そこはRAW終了後にわかったことなので最後にしよう。今回は『Backlash』を第1試合から辛口評やな。他がどうレポートしているかはそもそも参考にしないのが本誌やけど、自然と目に飛び込んでくるSNSなどからも、速報で記した通り残念ながら後出しジャンケン組も評価は芳しくない回やなぁ。
■ WWE バックラッシュ
日時：6月14日（現地放送時間）
会場：米フロリダ州オーランド パフォーマンス・センター
いつものWWE流3way戦：漁夫の利サーシャが取るダメ第1試合から
＜第1試合 WWE女子タッグ王座トリプルスレッド・マッチ＞
[王者]ベイリー&○サーシャ･バンクス
8分50秒 アレクサがツイステッドブリス決めるが、その隙にサーシャが丸め込み
[挑戦者]アイコニックス（ビリー・ケイ&●ペイトン・ロイス）
※もう一組は[挑戦者]アレクサ･ブリス&ニッキー･クロス
※王座防衛
―― 始まりは良く出来てるように思ったんですが・・・
オフレコ いかにもリハーサル通りにやってますというのが見えてしまったらオシマイかと。
―― 3wayで6人が絡むとなると、順番なり覚えないとやれないです。
オフレコ ただそれを悟られないように、流れるようにflawlessに見せるのがプロやないか。次はなんだっけと顔に出たらアカンやろうが。
―― 最後のフィニッシュに行くシークエンスで、慌ててバタバタしているのがバレるようではいけません。3wayの決まり方も毎度過ぎ。必死にがんばった選手たちは悪くないんですが・・・。
オフレコ RAW・SDの女子部門はシャーロットが軸やけど、安定の二冠ベイリーとサーシャがNXTでショッツィ･ブラックハート&ティーガン･ノックス組とやりますという方が、はるかに興味を惹いてしまう点に課題がある。アレクサ&ニッキーが悪いわけじゃないんだけど。
―― どうせ3wayのケツはわかりきっていることまで、一般客にまで読まれてますから。
オフレコ ライト層には長寿番組RAWの視聴習慣に加えて、地上波FOXで金曜夜8時にプロレスやってるということでSmackDownが自然に目に入る。いくら質だけでなく所属選手数から女子部門はNXTなんだと諭したところでまだまだ馴染みがない。
―― それにオーストラリア出身のアイコニックスがいるから、メルボルン観光庁が協賛するから7万人の大観衆規模になる『スーパーショーダウン』が開催できたとかもありますから、昇格したからRAW所属なんじゃありません。これまたアイコニックスを悪く言うのも可哀そうです。
オフレコ 依然としてNXTに養成機関の役割は残っているにせよ、もう「昇格」とか書いてたらWWEに詳しくないライターが恥かいているだけや。専門媒体は質の面のみならずグローバルなマット界への影響と競争上からも「水曜生TV戦争」に最も注力すべきなのはコンセンサスやろう。
―― コロナ前からハウスショーが儲からなくなって、仮に有観客大会が再開となっても、もうハウスショー巡業というのは事実上なくなったという分析があります。よってトマソ・チャンパ親父がRAWに入ってもイイとかSNSでアングル出してるとか、いやそれは違うとか(笑)。まぁハウスショーは観光庁が予算出すとか、大金貰えるアブダビくらいになるんでしょうかねぇ。
尺貰った遺恨戦：試合良かったがジェフ勝たせないと意味ナシか否か
＜第2試合 シングルマッチ＞
●ジェフ･ハーディ
16分50秒 ブローグキック
○シェイマス
オフレコ J-sports中継ではジェフの飲酒運転、薬物依存の過去をパロディにして、リング上でおしっこさせた瓶を、シェイマスの顔に投げつけるスキッドが#土曜の朝はWWEのSmackDownだったけど、金曜夜8時から東海岸で放送されるため、サテライト円盤持っている家庭はリアルタイム視聴が可能ながら、西海岸では夕方5時になってしまうからタイムゾーンに合わせてFOXなんだけど、おしっこが顔にぶちまけられる場面は「下品すぎる」とカットされたらしい。
▼SmackDownインターコンチ王座戦AJスタイルズDブライアン下す