NXTファンタズマ自ら覆面脱ぎ拉致軍首領サントス・エスコバー!アダム・コール次は・・・

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 PPV大会『In Your House』のフォローアップ回になるが、冒頭とトリはアンディスピューティド・エラからだ。


 最初の試合はジョニー・ガルガノ&キャンディス・レラエと、キース・リー&ミア・イムのカップル対決である。流れの展開からして『テイクオーバー』の方でこっちかとも思ったが、やはり有料の大会はじっくりシングル戦にして、こちらの放送回でとの判断になる。

 当然、小さいガルガノをミアが担ぎ上げて投げたりもやってはいたが、ケツは巨体のキースが落とされたところがキャンディスのボディの上で、ありゃと困惑しているところをガルガノが丸め込むフォールになり、タイトル戦では負けたがガルガノはトップ戦線に残っているというフォローにしていた。


 続いてはビベンス・エンタープライズの超大型インド人組インドゥ・シェールが、jobber組を片付けると。

 ファンダンゴ&タイラー・ブリーズのブリザンゴのビデオは良かった。次週はインぺリアムのタッグ王座へ挑戦となる。また、やはりというかダミアン・プリーストを本誌はベストマッチ賞だと即刻やっているが、インタビューに登場したダミアンは、オジー・オズボーンがランディ・ローズを抱えるあのジャケットのTシャツ姿だったのもニンマリか。これからプッシュされていくに違いない。


 一度No Showをやってしまい、プライベート秘密主義のフィン・ベイラーは原因の情報が洩れてこないのだが、罰ゲームでキャメロン・グライムが勝利だったので、ここはカードが発表された前週の時点で星を返すことは大人のファンにはお見通しにせよ、やはり職人グライムは上手い。当然一方的な内容にはせず、きっちり見せ場も出していた。簡単にはフォールを奪えず、ベイラーがクーデクラ、さらに1916(ブラディ・サンデイ)の連続で汗みどろの勝利と。レフェリー、ドレイク・ヤングがウィリアム・リーガル=コミッショナーとのコント含めて持ち味を出していたのも嬉しい。
 今後のプリンスなんだが、キース・リーの北米王座が照準とのことだった。


 アメリカ忍者優勝のケイシー・カタンザーロは、赤茶髪に変えたダコタ・カイと比べても小さいのが目立つ。まして、用心棒の長身ラクエル・ゴンザレスも絡むのだから、ひいき目で見てしまうのが視聴者か。フィニッシュはGo 2 sleepならぬGTKだった。


 覆面の拉致軍が勧誘なのか選手を無理やりSUVに押し込もうとするスキットが続いていたが、クルーザー級トーナメント優勝のファンタズマに、一躍英雄となったドレイク・マベリックが「おめでとう!」とやるセグメントでは、やはりというか謎の覆面が出てきて、マベリックを三人がかりで叩くと。ということでファンタズマは自ら覆面を脱いでサントス・エスコバーを名乗り、覆面はラウル・メンドーサと、フィリピンなのでスペイン語のわかるホアキン・ワイルドと正体を明かすスキットも。予想通りの展開なんだが、ここからどうするのかはこれからということになる。


 メインは当然ベルベティーン・ドリームを駐車場で下して王座防衛したアダム・コールと、そこに絡んできていたデクスター・ルミスのカードである。ワイオミング出身と実況されていたから、要するに無口な農夫だが、実は殺人者というホラー映画の設定なのだが・・・。まぁ不気味なところはキャラ設定が出来てはいるんだが、技にしても「おおお」というのがイマイチ印象に残らないかも。

 ここはコールがラストショットを決めたんだが、さすがにそれでは番組が締まらない。スカーレットが出てきて大きな砂時計を置き、選手観客が「ティック、タック」と合唱する絵に。つまり、いよいよキャリオン・クロスとアダム・コールの抗争ということになる。

■ WWE NXT
日時:6月10日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州オーランド近郊 フルセイル大学スタジオ

◆紫雷イオが新王者として決意「この王座を新たな高みに持っていく」

 “漆黒天女”紫雷イオのNXT女子王座初戴冠を祝して「NXTテイクオーバー:イン・ユア・ハウス」で行なわれた王座戦を振り返るスペシャル映像がNXTで公開された。イオが「私が次の王者になる!1人、2人、20人が相手だって私には問題じゃない」と言い放って映像がスタートすると死闘となったトリプルスレットNXT女子王座戦のハイライト映像が流れた。続けて「勝利が空から降ってくる」というイオの言葉と共に必殺のムーンサルトが決まるとイオの王座初戴冠と自宅で歓喜に沸くWWEファン達が映し出されると、中邑真輔が「“天空の逸女”紫雷イオおめでとう!」、アスカが「おめでとうイオちゃん!イェーイ!チャンピオン!」と日本人スーパースター2人のお祝いコメントが流れ、続けてCBC SPORTS、Sports Illustrated、ESPNなど世界のメディアがイオの偉業を報道したと紹介した。映像の最後にイオは「私はこの王座を新たな高みに持っていく。今ここは私のディビジョンだ」と王者としての自覚と決意を示した。

◆雪辱果たしたベイラーがNXT北米王座に照準

 フィン・ベイラーがキャメロン・グライムスとNXTで再戦した。前回、ダミアン・プリーストの警棒襲撃が影響してグライムスに敗戦したベイラーは強烈なチョップ連打やドロップキックで攻め込んだ。グライムスもクローズラインやターンバックルにベイラーを叩き付けて反撃したが、ベイラーがダブル・ストンプからスリング・ブレイド、ジョン・ウーと怒涛の連続攻撃で圧倒。さらにグライムスのケイブ・インを避けたベイラーがリバース1916を決めると、最後はクー・デ・グラから1916をグライムスに炸裂させて3カウント。試合後、雪辱を果たしたベイラーは「NXT北米王座は奪取したことがない。キース・リー、俺に会いに来いよ」と王者リーを名指ししてNXT北米王座に照準を合わせた。


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▼NXT紫雷イオ戴冠:徹底検証In Your House飛翔と人種差別抗議デモ

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▼世界標準Joshi Puroresu~再開~報道番組のガラパゴス化とマット界

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’20年06月18日号紫雷イオInYourHouse 新日再開 川上スターダム 初代虎SS 昭和回顧