CodyがジャングルボーイとTNT王座戦!Kオメガ&HペイジにJハボック&Kセイビアン

(C) AEW

 PPV大会『Double or Nothing』が購入件数としても大成功という早期予想値が出るなか、「毎週王座防衛戦をやってやる」と宣言したCodyに対して、バトルロイヤルを勝ち上がったジャングルボーイの挑戦試合をトリに、今回もバラエティに富んだカードで楽しませてくれている。

 なお、前年はPPV大会だったFYTER FESTだが、「夏にやる」との予告だけで日程を発表しないままが続いていたが、やはり調整がつかなかったようで、今回の放送回で7月1日(水)と8日(水)のDynamiteにて中継されるとのこと。つまりPPV大会用の比較的尺をとった試合カードが、2週に渡って放送されることになる。

■ AEW Dynamite
日時:6月3日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス


 番組冒頭はAEW世界タッグ王座戦から。仲がいいのか悪いのか不明のままだが、ケニー・オメガとハングマン・ペイジが、キップ・セイビアン&ジミー・ハボック組と対戦。例によってペネロピー・フォードがちょっかいを出すなど尺も取られておりなかなかの攻防が展開した。

 英国はケント州ダートフォード出身のジミーは、JRジム・ロスによるとヘビィメタル愛好家なんだそうだ。キップ・セイビアンは、映画『ファイティング・ファミリー』のナイト・ファミリー道場出身であり、英国はノーフォークの出身だ。英国組は試合運びが上手い。

 防衛した王者組は、FYTER FESTではベストフレンズと対戦する。


 TAZをマネージャーにしたブライアン・ケイジは、jobberをドリルクローで片付けジョン・モクスリーを挑発。例によって通常の花道からは出てこないMOXは、「ワクワクする」と返していた。


 クリス・ジェリコはコルト・カバナとシングル戦。ブンブン男は新日本プロレス参戦を継続したいようで、AEW専属となるのを断っているらしい。ということでジェリコのジューダス・エフェクトが決まるんだが、カバナは結構追い詰めていた。コメディやれと言われたらそれも出来るが、本来はレスリングの実力者なのだ。

 試合後、当然ジェリコは「マイク・タイソン出てこい!」とやるんだが、替わってあらわれるのはポケットに手を突っ込んだオレンジ・キャシデイ君である。ジェリコのベルトというのか、同じように手を突っ込ませる絵には笑えた。


 志田光に負けて女子王座から陥落したナイラ・ローズだが、もちろんトップランクは変わらない。ビッグ・スウォールをガツンと叩きつけていた。

 元リバイバルのFTRだが、トニー・シェバーニのインタビューは当然、「FTRはなんの略なんだ」となるんだが、なんかもっともらしいことを言っていたが、誰もが思うのはFuck The Revivalであり、明らかにトニーはそれを言うんだが、当然番組ではビー音声がかぶさって聞こえない。ただ、みんなわかったとは思う。ブッチャー&ブレイドが収録ラウンジに降りてきて、なんか大勢のスタッフが止めにいっていた。AEWのタッグ部門は確かに人材の宝庫ではある。


 トリのTNT王座戦は、当然ながらジャングルボーイがいかに次世代スターかを印象付ける内容に。ただ、WWEと違いAEWは流血容認のようなので、Codyが親父よろしく朱に染まるをやっていたんだが、今の時代、時代遅れだと思うのだが・・・。フィニッシュは当然クロスローズなんだが、小さい相手には鮮やかに見えない欠点はあるのかも。デカい強豪をくるっと回してこそ見栄えがする技ではある。いずれにせよ、中身は良く出来ていたから良しとするしかない。


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