[週刊ファイト6月11日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼リアリティー番組なる炎上ビジネス~プロレスも対岸の火事ではない
photo & text by TERUZ
・Twitter利用者は10年前の10倍 プロレス回復はSNSとともに
・SNS推進部長・木村花「やっぱ炎上するしかないんだって」
・リアリティーとプロレス プロレスとカミングアウト
・ネットリテラシーは当たり前 深めたいのは「楽しみ方」
■ スターダム木村花が逝去 反響続く
「木村花選手のご逝去については、警察による判断の結果、事件性は無いものと伺っております。より詳しい死因等につきましては、ご遺族のご意向により公表を差し控えさせて頂きます」(5月26日発表 スターダム公式サイトより)
Twitter上では追悼タグ「#RIPHanaKimura」が、アメリカ、カナダ、フランスなどで1位。5月23日に亡くなった木村花の訃報は、「ネットいじめ」として世界の話題となった。その波紋はまもなく2週間となる現在でも続いている。「ネットいじめ」の発端となったリアリティーショーについては、その在り方に議論が百出している。視聴者に“勘違い”させないよう「これは現実ではなく演出されたものであると制作側が謳うべき」との主張も飛び出す。対比としてプロレスというジャンルを持ち出すネットニュースも散見された。今回の件は、プロレスにとっても対岸の火事ではない。