(c) AEW
前回段階で収録されたものなので、やや残り物で番組作った感はあるものの、なにしろ5月23日のPPV大会『Double or Nothing』が迫っている。年間大会のコンセプトはラスベガスのカジノであるが、今は当然なにも出来ない状態であり、結局はいつものジャクソンビルに会場変更で、メインはスタジアム・スタンピードということで、隣接する巨大なフットボール会場の無観客を逆手にとって客席で暴れたり、階段を転げ落ちたりする趣向のようだ。
■ AEW Dynamite
日時:5月13日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス
番組冒頭はランス・アーチャーとジェイク・ロバーツのプロモから。その『Double or Nothing』で初代TNT王座を賭けて対決するCodyをまたぶっつぶすと。ただ、PPV大会には大物ゲストも必要ということなのか、ベルトを渡すのはマイク・タイソンになるようだ。
試合はベストフレンズ(バレッタ&チャック・テイラー)w/オレンジ・キャシディと、ジュラスティック・エクスプレス w/マルコ・スタントから。元新日本プロレス組はプッシュされている。オレンジ・キャシディはライト層人気があるらしく、オマケの出番のような扱いか。
女子カードは、ナイラ・ローズの王座挑戦権をかけてペネロペ・フォード、歯医者ブリット・ベイカー、志田光、異星人クリス・スタットランダーの4 way戦。それぞれ見せ場を出せておりうまくやれていた。もちろん志田が勝利するんだが、あとのセグメントでナイラに竹刀で叩かれていた。
やはり女子カードは絵になる。
ケニー・オメガは狂人マット・ハーディとのコンビの続きで、サンタナ&オルティーズと対戦。前週のゴルフカートにぶつけられたspotのセールでネックブレイス姿のサミー・ゲバラもちょっかい出しにきてと・・・。
ただ、このカードではツイスト・オブ・フェイトが決まるケツにしていた。
MJFは今回は試合、続くクリス・ジェリコvs.パイナップル・ピートも、単なるスクワッシュ内容ではあった。まぁPPV前だから仕方ないのか。
もっともインナーサークルが勝ち誇っていると、飛んできたのは擬人化されたドローンのヴァンガード1ver.2.0である。以前に奪われたミニTシャツを返しに来たのだろうが、結局ジェリコたちはバットで恐らくは高価なドローンを叩き落とし、壊してしまうのであった。
アンチWWEで始まったAEWなのだが、結構バカバカしいコントは毎回やっている。好みは分かれるだろうけど・・・。
I AM CRESTFALLEN pic.twitter.com/roveEK2IYY
— #BROKEN Matt Hardy (@MATTHARDYBRAND) May 14, 2020
トリは、Mr.ブロディ・リーが、クリストファー・ダニエルズとAEWでは初めて本格的な試合披露かも。ビックブーツでガツンとやる場面以下、やはりブロディ・リーは出来る選手である。WWEでは、まるでイイ試合の出来ないブレイ・ワイアットのサイドキック役に甘んじていたのだが・・・。
PPV大会『Double or Nothing』でジョン・モクスリーのAEW世界王者に挑戦が決まっているMr.ブロディだが、盗んだのか勝手にベルトを巻いての入場だったから、当然最後は怒ったMOXがなだれこんで黒覆面ダークオーダー軍と暴れていた。
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