RAWビアンカ・ブレア召集!大巨人ビック・ショーがマッキンタイア王座挑戦

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 戦時下の世界情勢にかかわりなく、『レッスルマニア』翌日のRAWというのは様々な観点からも注目となる。おさらいもあれば、新規のスーパースター投入、しばらく休んでいた人材の再登場もあれば、happy endにするため、負けた選手が序列は落ちてないことを強調するカードも用意しないといけない。いや、そのままフェードアウトになる扱いも少なくないんだが・・・(笑)。


 その観点からは、第1試合がアスカであり、2日目のキックオフ・ショーで大物先輩ナタリアに勝利したばかりのリブ・モーガンをフォールするというのは順当な配慮だろう。ちなみに録画だ、録画だと本誌は書いているが、2日目のキックオフ・ショーは「前夜のボーンヤード・マッチが凄かった」とLIVE放送を強調していたものだ。そこで収録自体は前にせよ、まともな攻防試合をナタリアとこなしていたのが、シングルでも出来ることを証明しているモーガンなんだから、あとで出てくる今回は黒装束のセス・ロリンズが、誰だかわからない無名選手相手にスクワッシュするのとは意味が違う。ちなみにそのロリンズとの初日のベストマッチに勝利したケビン・オーエンズは、3時間目の冒頭に「これからのRAWはKOショーだ」とプロモ出演のみだった。


 時間軸を戻して第2試合がRAWタッグ王座の再戦というのは、まぁ実際はパフォーマンス・センターに集合できる選手を中心に、どんどんと事前収録を続けてやっているようだから、そのまま看板とかスクリーンだけ変えて安易に再戦なのかとも思ったものの違ったのだ。本当のミソは単に『レッスルマニア』にご褒美の顔見世が叶っただけに終わらず、ビアンカ・ブレアがRAWに召集されたことにあったのである。

 どこかに書いてあったのかもだが、正直記者は、ビアンカとモンテス・フォードが結婚しているのは知らず、実況が”her husband”とか言うので「え?」だったのだが、これで晴れてビアンカはRAW入りとなり、自分でも”The EST of NXT, is the EST of WWE”と明言していた。また実況ではパフォーマンス・センターでの体力測定会の記録とかに触れており、大変喜ばしい。原則カップルは同じブランドというが、NXTのキリアン・デインとSmackDownのニッキー・クロス例もあるし、これは明らかに抜擢だろう。本誌はずっとプッシュしてきたのが膨大に活字が残っている通りだ。

 ところで、試合は3試合やったような(笑)。つまり再戦と、ビアンカと久しぶり試合登場のゼリーナ・ベガのシングルがあり、これもなんかうやむやのまま、最後は6人タッグと。よろしいんじゃないでしょうか。多分、ビアンカのKODがベガに炸裂のケツだと記憶するんだが、どっちが勝った負けたなんか誰も覚えてないって!


 門外漢なんで、いかにNFLではロブ・グロンコウスキーは超スーパスターなんだと諭されも、今回のレッスルマニア起用は効果あったのかとも疑問のままなんだが、24/7王座を戴冠してそのまま消えてからホスト役を引き継いでいたのは(入場でコケてすべった)タイタス・オニールで、今回のRAWには同じ黒人大型で一瞬間違えそうになったが、タイタス・ワールド軍のアポロ・クルーズが久しぶりに再登場となり、RAWに移籍と発表された。WMのアリスター・ブラックの試合よりはるかに尺は貰って(27分30秒)まともな攻防を披露してはいたが、こちらのケツはブラックマス。再登場だからとアップさせてもらえるわけではない。

 一方で、3時間目に飛ぶが、ナイア・ジャックスの一年ぶりの復帰はNXTのディオナ・プラーゾをスクワッシュだから扱いには差があることになる。ちなみにフィニッシュはペイジが公認直伝のラム・ペイジ(クレイドルDDT)だった。


 再び時間軸を戻すなら、首脳陣に嫌われて半分は負け役に落とされてレッスルマニアにも出してもらえなかったリコシェが、職人だが同じく冷や飯扱いのセドリック・アレキサンダーと意外なタッグチーム結成というのは面白い。こういうWM後の新章の始まりが今回のRAWの注目点になる。しかも、相手が英国ストロング・スタイルのダニー・バーチ&オニー・ローカン職人組だから、スタッフ含めて全員が現場参加できない戦時下、これはマニアを喜ばせるカードとなった。バーチは「#土曜の朝はWWE」の205 LIVEでのKUSHIDA戦が放送されたばかりである。


 同じく従弟のエンジェル・ガザはWMに出れたのに、選ばれなかったウンベルト・カリーヨは、オーストラリア出身の長身 ブレンダン・ヴィンクに華麗なムーンサルトを決めていた。そういうテーマもあるRAW回ということになる。


 3時間番組トリは、WMセットそのままに、ドリューも実況も「20分後」(と強調)にビッグ・ショーが出てきて、急遽王座戦になる試合を中継。まぁWMを見たら、なんどもNETFLIX配信のコメディ番組『ザBIG SHOWショー』の宣伝が出てきたから、そちらとの連動企画なのだろう。コメディ番組では「引退した元レスラーのパパ」なんだが、全然衰えてなくてかなり激しい試合を魅せたのだからビック・ショーを誉めないといけない。もっとも、ドリューが「この新しいベルトには(スコットランドの)マッキンタイアの紋章デザインも入っている」と言うんだが、そんな20分で新たなベルトを職人が作ったのかよ!という突っ込みは厳禁なのだ(笑)。

■ WWE RAW
日時:4月6日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州オーランド パフォーマンス・センター

◆王座陥落のアスカがオープニング戦勝利で再始動
リブのマトリックス殺法は昔の紫雷イオを彷彿させた。

 レッスルマニアでWWE女子タッグ王座から陥落したアスカが番組オープニング戦でリブ・モーガンを撃破して再始動した。序盤、「無理無理! やってみろや」と挑発したアスカはリブの髪を引っ張って攻撃すると、強烈なヒップアタックを叩き込んだ。

 さらにアスカがリブの顔面を挑発するように蹴り付けると、怒ったリブはダブル・ニーをアスカの顎に食らわし、クローズラインやダブル・ストンプを決めて意地の反撃。猛攻を食らったアスカは「このやろう」と本気を出すと、アーム・バーからジャーマン・スープレックス、さらにシャイニング・ウィザードと怒涛の攻撃を見せ、最後は必殺のアスカロックでリブからタップ勝ちを収めた。

◆マッキンタイアがレッスルマニアで王座戴冠と防衛を果たす!

 レッスルマニアでWWE王座を戴冠したドリュー・マッキンタイアが同日に“大巨人”ビック・ショーとの王座防衛戦に勝利していた。ブロック・レスナーを相手に大金星を挙げた新WWE王者マッキンタイアが試合後のインタビューを受けると、「俺はレスナーのF5を受けるたびに怒りを貯めてクレイモアを叩き込んだ。そしてWWE王者になったんだ」と死闘となった王座戦を振り返った。しかし、ここでショーがいきなりレフェリーを連れて登場すると「お前から怒りを感じないな。感じるのは恐れだけだ」とマッキンタイアの顔を平手打ちにして挑発すると想定外の王座戦が決定。

 試合序盤、ショーはボディスラムやヘッドバットでマッキンタイアに襲い掛かって自慢のパワーを披露したが、マッキンタイアが巨体のショーを抱えてボディスラムを決めると形勢逆転。最後はマッキンタイアが一撃必殺のクレイモアをショーに一発叩き込んで勝負あり。マッキンタイアは1日2王座戦でWWE王座戴冠と防衛を果たし、レッスルマニアでその驚異的な実力を証明した。

◆NetflixでWWE関連のオリジナル2作品が配信に

4/6(月)配信スタート(現在配信中)

WWEスーパースター、ビッグ・ショーが主演のNetflixオリジナルドラマ「ビッグ・ショーのファミリーショー」

・作品URL: www.netflix.com/thebigshowshow

<内容>
 213センチのスーパースターが小さく見える!?
 WWEを引退した、”元”WWEスーパースター、ビッグ・ショーが、妻と3人のティーンの娘たちに翻弄されながら過ごす日々をコミカルに描く、ファミリー向けコメディドラマ!

4/10(金)配信スタート

WWEを題材にしたNetflixオリジナル映画「目指せ!スーパースター」

・作品URL: www.netflix.com/themainevent

<内容>
 怪力が手に入る魔法のマスクを見つけた11才のレオ・トンプソンは、そのマスクを使い夢に見たWWEのスーパースターを目指して奮闘する。コフィ・キングストン、ザ・ミズ、シェイマスなど、WWEのスーパースターたちも出演。


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