[ファイトクラブ]記者座談会:緊急事態宣言にK・カン氏も悲鳴! どうなる?フリー選手の現金給付

[週刊ファイト4月16日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
 緊急事態宣言にK・カン氏も悲鳴! どうなる?フリー選手の現金給付
・プロレス&格闘技のメッカ、後楽園ホールも休館に
・自粛しなくても誰も責められません
・飲食店を経営するレスラーたちが売り上げ激減
・半年先、1年先が本当に恐ろしい


 新型コロナウイルスの感染爆発を防ぐべく安倍晋三首相が緊急事態宣言。これにより主要団体の興行再開はさらに延びた。当然、新日本プロレスなどに大きな動きはない。そこで新型コロナ関連の雑感ネタを披露することとなった。

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)

A プロレス&格闘技のメッカ、後楽園ホールも休館になって新日プロなど主要団体の興行再開は遠のくばかり。政府の緊急事態宣言による自粛要請は5月6日までですが、それが終わっても再開できる保障はない。

B 人の健康、ヘタしたら命を落とすヤバイ感染病なのでここはプロレス界も耐えるしかないでしょう。それに緊急事態宣言を受けて全国の自治体が体育館を貸さなくなってきている。関東だけでなく大阪府や福岡県もダメ。まさに八方塞がりですよ。

C 私は前号の座談会で「アメリカの感染者数はついに21万人を超えた」と話しましたが、それからわずか1週間で約2倍に急増している。仮に5月6日の時点で日本の感染者数が数万人に達し、大きな減少傾向もなければ6月になっても自粛要請は継続されるはず。

A 昨日(8日)の全国の新たな感染者数は513人で最多。1万人に達するのは時間の問題とみられています。

B 最終的に2万人以下に抑えられたら日本政府と日本国民は国際社会から大絶賛されるでしょう。ぜひ、そうなってほしい。

C いろんな個人事業主から「自粛要請と保障をセットにしてもらわない限り閉店できない」という声が上がっているけど、それは体力のないプロレス団体も一緒。自粛しなくても誰も責められません。

A 地方都市においてはドラゲーとかアイスリボン、ご当地プロレスとかの興行ポスターがあちこちに貼られているそうです。

C 自粛と言えば、4月にプロレスショップ『闘道館』で開催予定だった週プロOBによるトークイベントが7月に延期された。ターザン山本氏は強行したかったらしいけど、市瀬英俊氏、斉藤文彦氏らが猛反対して延期になったと聞きました。

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