世界王者テッサ・ブランチャードが四面楚歌!Impact Wrestling



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 4月7日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送では、現インパクト世界王者であるテッサ・ブランチャードがエディ・エドワーズと組んで、なんとザ・ノースが保持するインパクト世界タッグ王座へ挑戦した。もしタッグ王座まで奪えば二冠王となり、文字通り、インパクト・レスリングのトップとして君臨する事となる。ブランチャードは2020年3月31日放送回で、ザ・ノースの片割れ、イーサン・ペイジにシングルマッチで勝利しており、この実績でタッグ王座への挑戦となったが、逆にザ・ノースとしてはブランチャードにリベンジし、インパクト世界王座への挑戦権も得たいところだ。試合は四人が入り乱れ好勝負になったものの、ブランチャードが男と同格で試合が出来るという意地が出てしまい、エドワーズのタッチを拒否し、一人でザ・ノースと戦おうとした為、逆にザ・ノースの合体技を食らってしまう。ザ・ノースがフォール勝ちとなり、試合後、エドワーズとブランチャードが口論。ブランチャードはエドワーズを控え室に追い返してしまうが、その時、背後からブランチャードの王座を狙うマイケル・エルガンが襲い掛かった。味方であったエドワーズとも仲違いしてしまったブランチャードは味方もおらずエルガンに叩きのめされてしまう。四面楚歌となったブランチャードは今後、どうなるのか?今後のインパクト・レスリングから目が離せないだろう。
 また、抗争が続くECWレジェンド軍とoVeがタッグマッチで激突した。ヒールユニットoVeが、伝説のハードコア団体ECWのレジェンド達にケンカを売り、抗争となったが、今回はトミー・ドリーマー、ライノが勝利。oVeでセコンドについているマッドマン・フルトンが試合に介入する為、レフェリーが控え室に追い返したので、介入がなければECWレジェンド軍が圧倒。ライノ必殺のゴアでフォール勝ちした。しかし、試合後にフルトンが乱入し大暴れ。この抗争もまだまだ続きそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2020年3月31日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ザ・ノース(王者)
 ピンフォール
●テッサ・ブランチャード、エディ・エドワーズ(挑戦者)

<シングルマッチ>
○キエラ・ホーガン
 ピンフォール
●シュー・ヤン

<タッグマッチ>
○トミー・ドリーマー、ライノ
 ピンフォール
●oVe

<シングルマッチ>
○ハボック
 ピンフォール
●マディソン・レイン

<シングルマッチ>
○クリス・ベイ
 ピンフォール
●ダガ

<ハンディキャップマッチ>
○ウィリー・マック
 ピンフォール
●レノ・スカム