RAWエンジェル・ガザ&アンドレア組試合中継!アスカ-シャーロット再放送

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 AEW Dynamiteのカメラアングルを見習ったのか、意味のない無観客の客席を正面カメラにせず、花道が映る絵を正面としたのは大きな進歩だろうか。

 冒頭はブロック・レスナーと代理人ポール・ヘイマンから。これまでのドリュー・マッキンタイヤーとの因縁映像が再紹介され、ヘイマンが例によって毒舌と。現在カナダに在住しているブロック・レスナーが入国できるのかという懸念があったが、レスナーは米国人ではあるので無事通関だったようだ。既報通り『レッスルマニア 36』は日本時間4月5日、6日と2日間に渡りWWEネットワークでご加入者を対象に配信される。
 但し、今回の特徴は無観客を逆手にとって事前収録という措置が採用される。USAネットワーク放送になる前のNXTのテーピングだと、有料客もスタジオに入れている以上、結果は事前にわかってしまうのだが、今回はかん口令が敷かれ漏れないという仕組みだ。もっとも、集大成内容のレッスルマニア結果がわからないようだと、専門媒体としては看板を下ろさないといけなくなる。本誌は、例によって予想が外れた場合のみ、「なぜこうなったか」と大騒ぎするのがお約束。毎回余りにも読みが正確過ぎて、当たっても誰にも褒められない宿命にあるからだ(笑)。いずれにせよ、こういう状況下なので、かえってこれまでのレッスルマニアよりも俄然大注目というか、WWEがどのような2大会番組プロデュース能力を見せるのか、これは間違いなく必見であろう。テーピング収録は現地火曜、水曜に行われることが漏れ伝わっている。
 ちなみにJ SPORTSオンデマンドは日本語実況版が4月8日(水)から、日本語字幕版は4月12日(日)から配信となる。

 今回の番組構成だが、2015年の『ロイヤルランブル』ブロック・レスナーvs.ジョン・シナvs.セス・ロリンズのWWE王座トリプルスレット戦を流すのはともかく、新規の試合も、インタビューも考えて練ってあったのは評価すべきだろう。


 本誌的にはどうしてもアンドラデ&エンジェル・ガザ組w/ゼリーナ・ベガと、もうビンス(マクマホン総督)が気に入らないからと、bury(埋葬)されたと思われていた二人、リコシェ&セドリック・アレキサンダーのカードが組まれたことか。これが2時間目のようやく第1試合なのだが、ヘイマン監督のお気に入りストリート・プロフィッツが実況席で騒ぐので、恰好はついたかも。但し、キング・ジェリー・ローラーの姿はなかった。国内の飛行機も、今はまともに飛んでない事情があるのだろう。


 そのストリート・プロフィッツは、シェイン・ソーン(ヘイスト)教官&ブレンダン・ヴィンク組との短い試合も挿入された。あと、シェイナ・ベイズラーのリング上でのインタビューのセグメントがあり、お約束でベッキー・リンチに椅子で殴られると。


 アリスター・ブラックなんか1分の試合で、無名のレオン・ラフにブラック・マスを決めていたが、この御時勢で出てこれる選手は評価しないといけない。ケビン・オーエンズとセス・ロリンズは以下の通り。

 記者的に喜ばしかったのは、「鷹の爪大賞」年間最高試合の2018年『レッスルマニア 34』シャーロットvs.アスカを流したことか。説明は不要であろう。
 

■ WWE RAW
日時:3月23日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州オーランド パフォーマンスセンター

◆ロリンズがオーエンズに「お前は失敗ばかり」と説教

 PPV「レッスルマニア36」で対戦するケビン・オーエンズとセス・ロリンズが対峙した。先に登場したオーエンズが「今日はいるんだろ。出てこいよ」と呼び出すと、ロリンズが1人で登場した。ロリンズは「オーエンズはここ(WWEパフォーマンスセンター)でトレーニングしたんだろうが、ここも、NXTも俺がいなければ存在してないんだ」と自身のWWEへの貢献を主張。さらにロリンズは「俺はレッスルマニアで王座を獲得し、トリプルHやブロック・レスナーも倒したが、お前は記録もなく失敗ばかり。俺を倒すことはできないぞ」とレッスルマニアでの実績に触れて一方的にオーエンズを説教した。

◆オートン対エッジのラストマン・スタンディング戦が決定!

 “毒蛇”ランディ・オートンとエッジのラストマン・スタンディング戦がPPV「レッスルマニア36」で決定した。これまで9年ぶりに復帰したエッジや妻ベス・フェニックスを襲撃しているオートンが番組エンディングに登場。オートンは「俺がやったことはすべてお前たち家族を愛してるからだ。だから父親のエッジを襲撃して家に帰した」と襲撃の理由を伝えると、「祭典でのラストマン・スタンディング戦! ストーリーの最終章は俺が書いて終わらせてやる」とエッジが要求していた対戦を受け入れて2人の対戦が決定。オートン対エッジのラストマン・スタンディング戦が行なわれる。

◆WWEネットワークを無料開放

 WWEは本日よりWWEネットワーク内の多くのコンテンツを期間限定で無料開放することを発表した。開放されたコンテンツには、過去の「レッスルマニア」やその他PPV大会、WWEネットワークオリジナル番組各種等、何千時間ものコンテンツが含まれます。

主なコンテンツは下記の通りです:
・過去の「レッスルマニア」、「ロイヤルランブル」、「サマースラム」、「サバイバーシリーズ」の4大PPV大会を含むPPV大会
・過去の「NXTテイクオーバー」大会、「NXT UKテイクオーバー」大会
・過去の「ロウ」「スマックダウン」のレギュラー番組
・WWEネットワークオリジナル番組各種
※無料視聴はWWEネットワークのアカウント作成のみで可能です。


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