運命のいたずらなのか、時差で先行する日本では「3・11大震災」の9周忌があり黙祷が捧げられたが、米国ではトランプ大統領の緊急会見が水曜日。コロナウイルスの猛威があらゆるスポーツ、コンサートなどのイベント中止が次々と発表される事態となり、全米が震撼となる大混乱の初日となってしまった。
少なくとも広報上は8万人、実質でも6万人の集客となる『レッスルマニア 36』の、レイモンド・ジェイムス・スタジアムでの開催は正式発表こそないが、ほぼ無理であろう。また、プロレスとは別会社が強調され、訴訟リスクがあるためRAWやSmackDownの番組内でCMなりは一切タブー扱いのビンス・マクマホン会長のフットボール冬リーグXFLは、初年なのについにゲームの継続を断念。最初の発表では予定される週末のゲームが無観客試合ということだったが、結局はシーズン全部やめることに追い込まれた経緯になる。
週刊ファイト3月19日号は、あっちの記事にもこっちにもコロナウイルスの影響が深く触れられているので本稿での詳細は避けるが、末端ジャンルであるマット界への余波は津波級になるだろう。
少なくとも、日本ではハッシュタグ「#土曜の朝はWWE」となるスマックダウンは、予定のミシガン州デトロイトでの会場開催から、パフォーマンスセンターでの収録に急遽替わった。
『蒲田行進曲』銀ちゃんの階段落ちを上回れるのは受け身の岩谷麻優、真骨頂か!
サムライTVの『バトル☆メン』で、1・30『まちだプロレスまつり』でも木高イサミが横向きの階段落ちをやっていたが、3・8『スターダム無観客試合』で岩谷麻優が前方回転で後楽園を転げたスタントは高く評価しておきたい。
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼追悼:ウェイン・ブリッジさんとの追憶!英国プロレスから前田日明まで
▼NXTコロナに負けるなTチャンパJガルガノ、Fベイラー、Rリプリーの未来
※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’20年03月19日号コロナ全米震撼 Elimi スターダム無観客 シードリング Wブリッジ追悼