RAW笑顔ルセフ離婚ラナ、Kウォリアーズ「しばくゾ~」Bリンチ『TLC』直前

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 日本からのユニバース的には、カイリちゃんが活躍して、ミステリオが王座防衛なら文句ないのかもだが、PPV大会『TLC』前の仕込み最後のRAWである。次々にカードが決まり、ニュース番組風にストリート・プロフィッツが背広姿でスタジオからおさらい報道するセグメントの新設は高評価だろうが・・・。


 番組は事前告知の通り、ルセフとラナの離婚書類にサインするところから。作る側から楽しんでいる大人のファンなら、どういうシナリオにして、どう対決カードに持っていくかを予想することなのだが、なんかルセフが晴れ晴れとした笑顔で会場客にもベビーフェイスとしてoverしているのが面白い。想像と違って意外とあっさり二人ともサインしたのだが、”セックス中毒ルセフ”によるラナの妊娠騒動はどうなったのだろうか。まぁオチはまだまだ先なんだろう。


 ヒールになったセス・ロリンズは、やっぱりAOPと裏で結託していたというスキッドもあり、ケビン・オーエンズが病院送りにされている。

鳥籠エリック・ローワンは欧州Gloryhammerのシンフォニック・メタルだが、我々には鎧様式がわかっても北米では馴染みないかも。


 トリはミステリオのUS王座防衛戦。なにも手は出してないが、ランディ・オートンがリングに現れて、それに気を取られたAJが丸め込まれていたが、尺も貰ってないし、正直イマイチな内容だったかも・・・。

■ WWE RAW
日時:12月9日(現地時間)
会場:サウスカロライナ州グリーンビル ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ

◆カブキ・ウォリアーズ対ベッキー&シャーロットのWWE女子タッグ王座TLC戦が決定!

 WWE女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズがRAW女子王者ベッキー・リンチと2対1ハンディキャップ戦で激突した。アスカは「てめー! なめんじゃないぞ」とヒップアタックを放つと、カイリもスリーパーで締め上げてベッキーに攻め込んだ。数的不利のベッキーはクローズラインから2人を捕まえたダブルDDTで反撃するとカイリのインセイン・エルボーやアスカのアスカロックを回避。さらに2発目のインセイン・エルボーも足で迎撃したベッキーがディスアーマーを決めると、アスカがカイリの足を引っ張って何とか脱出。すると決定打を決められずイラつくアスカがベッキーをパイプ椅子で攻撃をして反則裁定となるも、カイリも場外へのインセイン・エルボーでベッキーをテーブルごと粉砕。手段を選ばずベッキーを痛めつけたカブキ・ウォリアーズはバックステージでシャーロット・フレアーにも暴行を加えるとPPV「TLC」でベッキー&シャーロットとのWWE女子タッグ王座TLC戦が決定した。

 バックステージでアスカは「やったったで! なにが女王やねん。ラダー、チェア、テーブルなんでもやってやろうやんけ」とシャーロットを侮辱すると、カイリは「真っ二つですよ。テーブルごと桃太郎のようにパッカーン!」とベッキーを挑発した。カブキ・ウォリアーズ対ベッキー&シャーロットのWWE女子タッグ王座TLC戦が行なわれるPPV「TLC」は日本時間12月16日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆戸澤、ブラックに敗れてRAW初勝利に届かず

 所属になって以来、お茶の間向きでの初勝利を狙う戸澤陽がアリスター・ブラックとシングル戦で激突した。序盤、技が決まらずに翻弄される戸澤だったが、腕関節の取り合いからハリケーン・ラナを決めてブラックを場外に追いやると、トペ・スイシーダを放った。しかし、ブラックがカウンターのヒザでこれを迎撃するスポットは絵的にも完璧か。あとは狙い澄ましたブラック・マスで戸澤を沈めて3カウント。NXTでは尺も貰ってマニアを喜ばせているのだから、こっちには出してもらえるだけでも凄いことなのだ。WWEの3ブランド所属選手は200名を超えるのである。

 戸澤はまたしてもRAW初勝利に届かず、勝利したアリスター・ブラックはPPV「TLC」でバディ・マーフィーとの対戦が決定した。PPV「TLC」は日本時間12月16日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆バティスタとnWoが2020年WWE殿堂入り決定

 WWEはバティスタとnWoの2020年WWE名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りを発表した。2020年度の殿堂者としては初の発表となった。バティスタは“野獣””ジ・アニマル”と呼ばれてジョン・シナ、トリプルH、アンダーテイカーなどWWEの歴史に残るスーパースター達のライバルとして激闘、リック・フレアー、トリプルH、ランディ・オートンと共に改革派のエボリューションのメンバーとしても活躍した。昨年4月のレッスルマニア35ではトリプルHとノー・ホールズ・バード戦で激突し、試合後には引退を表明。バティスタはWWEのリング、そしてハリウッドでも成功を収めている。
 nWo(ニュー・ワールド・オーダー)はハルクホーガン、スコット・ホール、ケビン・ナッシュ、ショーン・ウォルトマンが率いた革新的で物議を醸し出すグループで世界中のファンを魅了。WCWのスティング、ダイヤモンド・ダラス・ペイジ、レックス・ルーガーなどのライバルとして活躍した。nWoの殿堂入りにより、4人のメンバー全員が2回目のWWE殿堂入りを果たすことになる。殿堂入りセレモニー「WWEホール・オブ・フェーム2020」は、米国現地時間4月2日にフロリダ州タンパベイのアマリー・アリーナで行われ、その模様は日本時間4月3日にWWEネットワークで生配信される。


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