photo by George Napolitano
日米のマット界の違いを言及する際に、よくレジェンドたちを集結させてコンベンションと題してサインしたり写真撮らせるイベントが定期的に開催されている事実がある。ピークはもう過ぎてしまったが、このニューヨークのに関しては、あえてラガーディア空港に隣接するホテルで開催することで、選手も、それから他州から来るファンにも行きやすい設定にしているところが、年2回のペースを守っている理由であろうか。
なぜ日本で同様のイベントがないのかという注文はわかるが、ひとつにはアメリカは余りに広大過ぎることもあり、かえってこのようなイベントにすれば他州から安い飛行機でファンが週末に来るということも大きい。東京だと、どうしても選手ごとのトークライブみたいなことに落ち着く地理的な環境の違いはあるだろう。
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■ BIG EVENT NY
日時:11月16、17日
会場:ラガーディア・プラザ・ホテル
今回のに関しては、ハーリー・レイス追悼というテーマが打ち出されていたのが特徴かも。
WWEは現役選手はご法度になるが、他は現在マニア間で評判の高い、Smashing Pumpkinsのビリー・コーガンが黒幕にして資金源のNWA POWERから王者ニック・アルディスがレイスゆかりのデザインのベルト持参で参加した他、大勢が集結。現在はショーン・スピアーズの後見人役で『FULL GEAR』では試合にもからんだAEWのタリー・ブランチャードと、娘にして現在のImpact Wrestlingの主役であるテッサ・ブランチャードが揃ってとか、所属団体に関係ない絵が実現することも醍醐味だろう。
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ビクトリアは日本に何度も来ていたし、ハイディ・リー・モーガンも面影が残っている
しかし、左が不運の事故で引退となったマグナムTAだとは言われないと気が付かないだろう。
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マスカラスは無論のこと、その他トゥー・コールド・スコーピオとか、ロディ・パイパー娘ティールからカート・アングルまで、あまりに膨大にあるため詳細は金曜22日発売の週刊ファイト11月28日号に収録されました。
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