[ファイトクラブ]水曜生TV戦争からシカゴ週末連戦へ~NWAジム・コーネット失言問題

[週刊ファイト11月28日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼水曜生TV戦争からシカゴ週末連戦へ~NWAジム・コーネット失言問題
 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編 photo by George Napolitano/他
・ラガーディア・プラザ・ホテルにレジェンド集結BIG EVENT NY別枠
・ドッケンのInto The Fireが鳴り響くコンベンションの注目はNWA復興
・NWA POWERオースチン・アイドル”ケーフェイカクテル”で酔わせろ?
・NXT916,000前週比22%増、AEW893,000に逆転でシカゴ4連戦へ


オフレコ トップ画像をImpact Wrestlingのマッケンジー・ミッチェルと、WWEのDIVAだったケリー・ケリーにするか、元WCWのトゥー・コールド・スコーピオとバフ・バクウェルのポーズにするか大いに悩んだんだけど・・・。綺麗どころのDIVAを目立つようにしたほうがヒット数は高いだろうという(笑)。

―― いや、これは[ファイトクラブ]有料記事なんで、ヒット数は関係ありません。サイトにちらっと見せる公開箇所はどうでもよくて、あくまで「会員になりましょう」であり、オモテに見せてない部分がいかに濃密かで売るエントリーですから。それに、元WCW勢のショットにはペイトリオット(他媒体表記パトリオット)も映り込んでますから、日本のファンには馴染みがあるかと。マッケンジー・ミッチェルのTNAというか、Impact Wrestlingはちゃんとフォローしているのは本誌くらい。あまり馴染みがない懸念ありますから。ケリー・ケリーは相変わらずの美貌でしたけど。

オフレコ とにかく、ジョージ・ナポリターノ記者が取材したラガーディア・プラザ・ホテルのレジェンド集結BIG EVENT NYは、一般公開のブログ欄に出してない写真がまだ大量に残ってる。

ドッケンのInto The Fireが鳴り響くコンベンションの注目はNWA復興

―― そのBIG EVENT NY時点では表沙汰になってなかった最新ニュースとしては、YouTubeで無料公開されている『NWA POWER』の解説ジム・コ―ネットが、”キャプテン・レッドネック”ディック・マードックの珍道中ぶりエピソードを披露した際に、エチオピア人差別発言をかました件が開始以来二度目のレッドカードになり、結局は辞めさせられることに。時代が違うというか、その種の蔑視まじり実況なんか昔は日常茶飯事でしたけど、今はやはり不味いと。

オフレコ ただ、生中継での失言ならともかく、ジョージア州アトランタのスタジオ収録の番組なんで編集も修正も出来たのに、プロデューサーもそのまま流したとスポンサー筋から糾弾されたようで・・・。黒幕Smashing Pumpkinsのビリー・コーガンも、せっかく好評のスタートになった番組なんで物議を醸しだすのを避けたと。

―― しかし、NWAの栄光を再興する番組だというのに、だからこそ古参のジム・コ―ネットが起用されているんですから、やばい実況でいいじゃないかと。だいたい、『WWEバックステージ』はCMパンクがアナリストの一員として出てくるというだけで視聴率がハネ上がりましたけど、日本から見れないかと思っていたらYouTubeには出てます。ただ、セーフな内容に終始していて、脱線や暴言、AEWもまな板に乗せるのかと思いきや番組名の裏ネタなんか出てこない。いつもの見る必要のないWWEまとめ番組の亜流でした。我々には必要ありません。時間の無駄でしょう。

オフレコ まぁこの週末、SmackDown、NXTテイクオーバー:WAR GAME、サバイバーシリーズ、RAWとシカゴ連戦になるから、地元のCMパンクがサバイバーシリーズに顔見世は期待されてるけどな。会場が湧いてないと、100%居ないのに「CMパンク! CMパンク!」と、ダレた観客が野次替わりに連呼始めるというパターンが続いていたから、ようやく本物が・・・という。

―― BIG EVENT NYに戻すなら、ナポリターノ記者のメモだと、「ハーリー・レイス追悼」が今回のテーマであり、現NWA世界王者のニック・アルディスが、ドッケンの♪Into The Fireが流されて出てくると。80年代メタル元祖の一つというか、昔のNWAを見てきた世代には、こんなにドンピシャな選曲はないです。SmackDown番組テーマ曲はAC/DCの♪Are You Readyですけど、NWAの方が絶妙ですね。

オフレコ ドッケン何回行ったことか。さすがに再結成2016年の『Return to The EAST』はコンサート会場まではもう行かなかったけど、高いBlu-rayは即購入と(笑)。ただ、初来日の時の大阪の音源は、2枚組の海賊版レコードまで買ってとか・・・。名盤Tooth and Nailは1984年やね。そりゃ今は高画質、高音質の正規作品が簡単に買えるけど、カセットで隠し撮りしたmono音源をリアルタイムで聴けた興奮には結局勝てないんじゃないか? デジタルでいくらでもミス修正できる今の正規版には、あの時代の真実はないから。昔の方が演奏は完璧なんじゃないかという。

マスカラスとナポリターノ記者の親交は本稿記者との40年どころか50年になるのかも。

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