[ファイトクラブ]Cジェリコ49歳誕生日AEW⚙FULL GEAR裏!オメガMOXデスマッチ

[週刊ファイト11月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼Cジェリコ49歳誕生日AEW?FULL GEAR裏!オメガMOXデスマッチ
 photo by George Napolitano タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・Codyジェリコ世界王座戦がメインだったら最高評価の大会だったのか
・ビー・プリーストリーをコキ降ろすブリット・ベイカーのガチプロモ遺恨戦
・オルティーズ&サンタナ元LAXとヤングバックスの名人芸に酔いしれろ
・ロックンロール・エキスプレス起用法:サミー・ゲバラら悪軍一掃の出番
・試合内容は凄いんだがハングマン・ペイジとPAC会場受けしてない!?
・10タイ・デリンジャー+タリー・ブランチャード=ショーン・スピアーズだが
・AEWの肝ルチャ兄弟-SCU-プライベート・パーティなら品質保証なのだ
・お待ちかね里歩さくらえみ13年後の涙!大観衆前の世界女子王座戦
・Boxing井上尚弥15.2%、瞬間20.5%にDr.X米倉涼子17.3%数字考
・有料媒体の在り方と日本マット問題点1+1+1が5や6以上になる図式
・図らずも流血になったCodyとジェリコの叙事詩、そしてMJF裏切り道
・自称フィラデルフィア生誕・葛西純とCZW出身ジョン・モスクリーの接点
・トニー・カーン代表は大満足コメント残したが・・・歴史に残るAEW大会


―― ボルティモア入りしたジョージ・ナポリターノ記者が舞台裏までカバーしてくれただけでなく、現地情報や膨大な写真を受ける編集部も総力体制でしたから、今回のレポートは対談でやりましょう。クリス・ジェリコの49歳誕生日と重なったので、試合開始に客がHappy Birthdayやり出したので、起承転結の冒頭は事前のスピークから違ったハズですが、聖なるLIVE空間で四方から監視されながら戦う格闘演劇ですから、毎晩同じことをやるブロードウェイのショーとは違うんです。

オフレコ 「このCodyジェリコ世界王座戦がメインだったら最高評価の大会だったのに」とは、後出しジャンケン組がやり出している最中なんだけど、まぁそれとか問題のケニー・オメガvs.ジョン・モスクリーは後半のお楽しみにしないと・・・。

■ AEW FULL GEAR
日時:11月9日(現地時間)
会場:メリーランド州ボルティモア ロイヤルファームズ・アリーナ

―― 有料版で繰り返していますけど、ローリング・ストーンズのコンサートに来てるのは9割が新規客で、昔から来ている、●度目とかは1割しかいないとビジネスマンのミック・ジャガー本人が冷静に分析しています。今回のPPV大会は、現地水曜夜のAEW Dynamiteが放送開始になってからとしては初という点を強調しないと全体像が見えて来ません。
そりゃ我々は、ALL IN名義の段階からPPV中継も、テレビ番組も含めて全部の回見てますけど、会場客に関するなら、テレビが始まって興味を持ってボルティモアなら(東海岸の拠点都市から)土曜日行けるという客も多いという。まして、AEWのPPVは土曜に設定してますから、現地一泊して翌日に戻ることも可能です。

オフレコ バルティモアは南北戦争の舞台にもなった古くからある都市で、観光名所も多々あるから週末旅行にはうってつけ。アメリカは車でくる方が多いけど、アムトラックの電車もあるよ。ただ、黒人の割合が多いとか、スラム化して危険な街とかは長年言われている。

―― いや、カタカナではボルティモアらしいです。ボルチモアとも表記されてます。

オフレコ 知るかよ、そんなの。別に他のネット媒体なりを見て記事書いてるんじゃないから。こっちの方が現地の英語媒体より先にきっちりした論評のあるレポート出してやると、必死でなんとか写真の選別もやって公開にこぎつけてるんだから、貰ったものをそのまま出して笑われてる他社とは違うというプライドなんで・・・。まぁAEWはどっちみち国内では週刊ファイトの独占やろう。ただまぁ、現地の発音は明らかにコディ・ローズなのに、親の時からローデス表記やから、読者を混乱させてもいけないというのは仕方ないけどな。

SCUのフランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ、クリストファー・ダニエルズ

―― 舞台裏情報も、実質は本誌の独占取材なんじゃないですか? 地元媒体とかは来てたそうですけど、アメリカは広すぎるんで専門媒体だってPPV見るだけなんで。マスコミの東京集中とは地理的にも事情が違います。

オフレコ ではBuy-INという名称なんだけど、プリショーのダークマッチからやろうか。

<プレショーBuy-IN ベイカーのシュート・インタビュー公式公開の遺恨戦>
○Dr.ブリット・ベイカーD.M.D
 11分35秒 ロックジョー(リアル・マンディブルクロー)
●ビー・プリーストリー

ビー・プリーストリーをコキ降ろすブリット・ベイカーのガチプロモ遺恨戦

―― その昔のVHS時代は、団体を辞めた選手とかが「シュート・インタビュー」というシリーズで500とか1000ドルだけ貰って、あとの販売は自由にやっていい契約というのがあって、そこでケーフェイをたっぷり語ってもらい、「あの試合がおかしくなったのは・・・」と当事者がベラベラやるのがヒットしたんだけど、未だに日本の選手インタビューは本当のこと言わないお約束なんで面白くありません。

オフレコ ところが、YouTube時代になったこともあり米国だともう普通に選手が無料公開の動画でしゃべってしまっている。それでブリット・ベイカーのは、ビー・プリーストリーに試合冒頭に後頭部を思いきり蹴られて脳震盪起こしたと。それからも目にあざができるまで殴られ、「あんな選手はプロフェショナルじゃない。業界の風上にも置けない」と、ガチ批判を名指し公開した。

▼AEW銃撲滅チャリティのFight For The Fallen

CIMAケニー・オメガが一進一退の大熱戦!AEW銃撲滅チャリティのFight For The Fallen

オフレコ いや、そんな表版ブログのリンクじゃない。電子書籍版には顛末も書いてあるから。

▼’19年07月25日号エクストリーム・ルールズ SEAdLINNNG Evolve AEW G1 ラウェイ決勝

’19年07月25日号エクストリーム・ルールズ SEAdLINNNG Evolve AEW G1 ラウェイ決勝

―― 単なるアクシデントでしょう。というか、まだまだグリーンなベイカーが、どうハードヒット技を受けるかわかってないだけなのに、動画公開でビーが不当に悪人扱いされていると。AEWが許可して、煽りに使っていることが肝ですかね。

オフレコ まぁ、「あの試合のあと、AEW幹部や同僚からファンまで、気にかけてくれたてお見舞いとか連絡あったのに、アイツだけはそれっきり!」という部分はわかるんだけど、あの程度で文句だしてたら日本の女子プロレスでは通用しないでぇ。

―― ドラゴン・リーは、高橋ヒロムの病室に何度も行ってます。まぁ日本はタブーが多いから、敵役選手がお見舞いにいくのもケーフェイなんでしょう。別にドラゴン・リーが悪いとか、ミスった訳じゃないんですけどね。

オフレコ いずれにせよ、今は団体が公式で、そのプリショーの中で公開されたビデオを再度挿入していたのが2019年の今やなぁと。日本との違いがますます拡大している点含めて・・・。
試合は、そういう煽りなんだからプリーストリーがまたもベイカーの頭を蹴ってという筋書き展開にするのはわかるんだけど、もう明らかに弱く蹴っているから、そうするしかないとかなら、リアルをプロレスの展開に応用しない方がイイと思うんだが・・・

―― こんな生ぬるい試合誉めてる米国の媒体は、まだまだ女子プロレスの試合数を見てないんじゃないかと。しかも、ベイカーは風邪で直前まで出るかどうか不明とか、まぁかのシュート・インタビューを煽ったんで、無理して出てきたんだろうけど、身体をぶつけあうプロレスの場合、対戦相手が風邪を移されるリスクがあるから、だったら代替カードにすべきなのに。

オフレコ だいたい、Codyの兄ダスティンもオモテ向きはいないことになってるけどバックステージには来てるとか、志田光とかもいるのに・・・。まぁ美人で歯医者のベイカーを売り出すのでプリーストリーがダウン役なのは従うしかないんだけど、あのロックジョーが漫画やないか。

―― 説得力ないですね。さらに酷い扱いなのは、ここでブランディとオーサム・コングが出てきて、さらにプリーストリーを裏拳で沈めて二度目のやられ役です。ヴェリー(bury埋葬)されてしまいました。予告の「いじめ」はナイフ出してビーの髪の毛を切って戦利品にする絵です。

オルティーズ&サンタナ元LAXとヤングバックスの名人芸に酔いしれろ

<第1試合 タッグマッチ>
●ヤングバックス
 21分00秒 ストリートスィーパー
○PRIDE & POWERFUL

オフレコ 本戦が始まって、オルティーズ&サンタナの元LAXはPRIDE & POWERFULと呼ぶらしい。いかにもニューヨークのプエルトリカンやな。わがもの顔で地下鉄乗ってるダチ公という。

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