(C)ONE Championship
ONE北京大会はリング仕様の形式に。メインカードはKO決着がトリを除いて続き、日本時間でも9時40分には全部終了という、やたら長い大会ばかりにうんざりだった者にはありがたいかも。しかも、番狂わせというか、伏兵ばかりが勝利という、内容的にも充実したものだった。
2mを超える長身のローマン・クリークリャが4連勝で下馬評でも有利だったタリック・ケバベスを下してキック初代ライトヘビー級王者になっている。ヨーセングライは、100万ドル賞金トーナメントでも活躍できなかったが、今回もジャマール・ユスポフの左ストレートに沈んだ。
メインは中国のワン・ウェンフォンがホームタウンということもあり判定が味方するかもとも思えたが、イリアス・エナッシが初防衛に成功している。不運続きの印象がある竹中大地はスプリット判定で微差だったが敗れた。
■ ONE: AGE of DRAGON
日時:11月16日
会場:中国 北京 キャデラック・アリーナ
<第11試合 ONE Super Seriesキックボクシング世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者] イリアス・エナッシ(モロッコ/オランダ)
判定2-1
[挑戦者]●ワン・ウェンフォン(中国)
<第10試合 キックボクシング・ライトヘビー級王座決定戦/3分3R オープンフィンガーグローブ>
●タリック・ケバベス(モロッコ)
2R 0分43秒 TKO
○ローマン・クリークリャ(ウクライナ)
<第9試合 ムエタイ(キャッチウェイト)73キロ契約/3分3R>
●ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
2R 39秒KO
○ジャマール・ユスポフ(ダゲスタン共和国)
<第8試合 女子アトム級(52.2キロ)/5分3R>
○モン・ボー(中国)
1R 2分18秒 TKO
●ラウラ・バリン(アルゼンチン)
※勝利インタビューですでに対戦が流れた過去のあるV.V MEI戦をアピールした
<第7試合 女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
○リトゥ・フォガット(インド)
1R 3分37秒 TKO
●キム・ナムイ(韓国)
※フォガットは初MMA戦
<第6試合 ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
●ミャオ・リータオ(中国)
1R 3分01秒 飛び膝蹴りKO
○ジェレミー・ミアド(フィリピン)
<第5試合 キックボクシング女子フェザー級/3分3R>
●ヨリーナ・バース(オランダ)
判定1-2
○クリスーナ・ボレアー(ドイツ)
<第4試合 フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
○タン・カイ(中国)
判定3-0
●エドワード・ケリー(フィリピン)
<第3試合 バンタム級(65.8キロ)/5分3R>
○ユーサップ・サーデュラエフ(ダゲスタン共和国)
判定2-1
●竹中大地(日本)
<第2試合 キックボクシング(キャッチウェイト)73キロ契約/3分3R>
○エンコロ・ケール(ドイツ)
2R 1分55秒 TKO
●アルメン・ペトロシアン(イタリア)
※ペトロシアン弟
<第1試合 ストロー級(56.7キロ)/5分3R>
○ハシガトゥ(中国)
判定3-0
●ラモン・ゴンザレス(フィリピン)
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