[週刊ファイト11月14日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼ヘラヘラ三銃士さおりんとの総合格闘技デビュー戦は惜敗! 坂口杏里の明日はどっちだ!!
by こもとめいこ
・坂口杏里vs.ヘラヘラ三銃士さおりん
・トリックスター・イリエマンの本領発揮!?
・さおりんのポロリもあるよ?! 素人同士の1戦へ本誌の目
・深酒をしていたとの触れ込みでリングインする2世タレントという上級国民
・週刊ファイトYouTubeチャンネルのインサイド別版リンク紹介
スケジュールが合わず、立川へ行けなかったので、坂口杏里vs.ヘラヘラ三銃士の動画をようやく見た。
立川コロッセオのケージの中というちゃんとした舞台ではあるが、試合そのものは、まあ、素人同士のキャットファイトの域を出ない。
ただ、イリエマンがレフェリーとして捌き、浅倉カンナが真面目に(半笑いでスマフォを弄りながらではあるが)解説をしていて、一見馬鹿馬鹿しい事を真面目にやっているという点で立派にエンターテインメントとして成立している。
『ひょうきん族』では古館伊知郎氏を実況に起用していたし、『めちゃイケ女子プロレス』では志生野温夫アナが登場、全女の選手を相手にする事で、ホンモノ感溢れる企画に仕上げていた。しかし敢えてプロレスでなく、勝負論のある総合格闘技にするところにイリエマンのセンスが表れていると言える。
DDTの高木三四郎代表やDEEP佐伯繁代表が一目置く超人イリエマンの、プロモーターとしての能力に改めて感服した次第。
ちなみに試合動画の方だが、34万再生を越えるのは、例えば『DEEP JEWELS』では中井りんvs.キム・ヨンギと前澤智vs.浅倉カンナの2本のみ。試合をぶった切ってスロモーションを入れたり客席を映したり、格闘技の動画としてはハッキリ言ってダメなのだが、これがビジネスになるYouTubeの動画という点で考えさせられる部分は多い。
素人同士とはいえ、勝った、さおりんの方はマウントの取り方など形になっていて、父親がキックボクサーなので、総合の試合の知識自体はうっすらとはあったのだろうと思われる。
また、坂口杏里がみせた、ブラジャーを脱がせようとする戦法は、やはりエンターテイナーとして非凡なものがあると思わされた。