宮原健斗「ついにライバルが現れた」33分超でジェイク・リーを沈めて三冠V8達成 川田利明による最多連続防衛V10まであと2つ

 24日、全日本プロレス後楽園ホール大会が開催され、王道トーナメント覇者のジェイク・リーが三冠王者・宮原健斗に挑んだ。

 両者の主導権争い、意地の張り合いは熾烈を極めた。場外戦で優位に立ってからのリング上でのポージングは、両者が交互に繰り出す。ゴツン、ゴツン、ゴツン。見ている側が目をそむけたくなるほどに音が響く宮原のヘッドバットの衝撃に、後楽園観衆から悲鳴が上がった。ついには宮原がシャットダウン・スープレックス・ホールドを決めるが、なんとジェイクはカウント2でキックアウト。乗り切ったジェイクがハイキックとバックドロップで宮原に逆襲するも、2度目のシャットダウンには3カウントを聞くしかなかった。

 マイクをとった宮原は「プロレスラー生活12年目、ついにライバルが現れた。宮原健斗とジェイク・リーの闘いは続きます」と、ジェイクの奮闘を受け止める。これでV8となった宮原は、宮原自身の連続防衛記録(歴代2位)に並び、川田利明による歴代最多連続防衛V10まであと2つと迫った。この結果に「もう今日、(プロレス大賞)MVP確定だ」と宮原は宣言する。

 平日にもかかわらず後楽園ホールは満員となった。宮原のマイクこそ饒舌だったが、繰り広げられた闘いはトラディショナルそのもの。宮原もジェイクも、自らの持ち味からハミ出すことのない限られた技で試合を組み立てていく。それでいて、ディープなシーソーゲームには観客も引き込まれまくった。

 奇をてらった話題こそないが、プロレスの王道が繰り広げられることでの心地よさ。宮原が防衛したのは“全日本プロレス”そのものだったのかもしれない。そして全日本は来月に世界最強タッグへと突入するが、パートナーの青柳優馬と「健ちゃん・青ちゃん」で呼び合うことも宮原は公言。年末の風物詩への予告によって大会を締めている。

 
■ 全日本プロレス 2019旗揚げ記念シリーズ最終戦
日時:10月24日(木)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆1213人(満員=主催者発表)

<第1試合>
兵頭彰
●石川勇希
加藤拓歩
  6分56秒 ジャーマンスープレックスホールド
田村男児
青柳亮生
〇大森北斗

<第2試合>
UTAMARO
●三富政行
  4分52秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め
岡田佑介
〇佐藤光留

<第3試合>
ブラックめんそーれ
渕正信
〇大森隆男
  8分43秒 アックスボンバー⇒片エビ固め
●SUSHI
西村修
秋山準

<第4試合>
阿部史典
〇岩本煌史
  8分04秒 孤高の芸術⇒片エビ固め
鈴木鼓太郎
●丸山敦

<第5試合>
KAI
〇TAJIRI
青柳優馬
野村直矢
   8分11秒 首固め
ボディガー
関本大介
石川修司
●諏訪魔

<第6試合 世界タッグ選手権試合>
[挑戦者組]
●ジョエル・レッドマン
ヨシタツ
  17分27秒 ジャックハマー⇒片エビ固め
崔領二
〇ゼウス
[第86代王者組]
※ゼウス&崔が初防衛に成功

<第7試合 三冠ヘビー級選手権試合>
[挑戦者/第7回 王道トーナメント優勝者]
●ジェイク・リー
  33分19秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
〇宮原健斗
[第62代王者]
※宮原が8度目の防衛に成功


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