里歩が初代AEW女子王者!ついに「水曜生TV戦争」開戦

Photo by George Napolitano

■ AEW Dynamite 初回
日時:10月2日(現地)
会場:米ワシントンDC キャピタル・ワン・アリーナ 観衆:14,129(前売り瞬殺札止め)

 ついに「水曜生TV戦争」が開戦した。約20年ぶりにTNT局がプロレス番組を流すということで、実況席にはジム・ロスだけでなく、旧WCWのトニー・シェバーニーも加わり、記念すべき中継の最初の試合に選ばれたCodyの試合には、なんと「獣神サンダー・ライガーvs.ブライアン・ピルマンからNitroが始まった」ことまで触れられるという・・・。もっとも10年ひと昔という考え方からは、若い客は20年以上も前のことなんかわからない気もするんだが・・・。

 そのCody、対戦相手にはサミー・ゲバラが選ばれて、その人選に最初は「誰?」とか陰口叩かれていたものだが、なかなかイイじゃないかとなるのは計算済みだったのか。そして獣神ライガーよろしく、そのゲバラが最後にシューティング・スタープレスをやるんだが、Codyに膝を立てられ迎撃されてしまい、そのまま丸め込まれてしまい記念すべきTV解禁第1試合はセクシーな黒人妻ブランディを連れてきたAEW重役のCody勝利からと。これでいいんじゃないかと思う。さらに特筆すべきは、全部ではなかったが、あの米国の4分も続く長いCMなんだが、画面を分割して大きい方に音声ともどもCMを流し、しかし小さい方でLIVE会場での試合は続いているというやり方も採用され、工夫もされていた。

 初代AEW王者戦をクリス・ジェリコと争ったハングマン・ペイジは、再び米国に戻ってきたPACと熱戦を展開してこれから再プッシュになるPACの勝利とか、初回AEWはそつなくまとめていたように思う。

 やはり日本から視聴するファンにとっての関心事は、初代女子王者決定戦であろうか。性転換して女になったらしい地元ワシントンDC出身の巨漢ナイラ・ローズに対して、小さい里歩がどう戦うかという、これまた構図のわかりやすいカードにして、よく知らないお客さんにも里歩に感情移入させていくと。Joshi Puroresuをまだまだよく知らないお茶の間の大衆層には、凄い試合となったんではなかろうか。専門媒体的には、ナイラ・ローズがブロウアップしてしまいスタミナ不足はあったんだが、まぁ無事に里歩が戴冠すると。

 永遠に記録に残るんだし、やはり凄い偉業達成だったかと。マイケル中澤がでてきて、「日本語でインタビューします」とかやるんだが、当然ナイラが邪魔してマイケルをパワーボムで叩きつける展開に。もっとも、この時も一度目はマイケルを持ち上げられなかったのだが・・・。ただまぁ、そこにお約束でケニー・オメガが駆けつけて里歩を助けるという・・・。これでいいのだ。

 メインは、ヤングバックスがケニー・オメガと組み、クリス・ジェリコ組と戦う6人タッグ戦だが、最初の発表ではジェリコ組の残り二人はミステリー戦士という扱いだったものの、もう数日前からプエルトリコ軍The Latin American Xchange(LAX)のサンタナ、オーティズとオモテにも出ていたかも。まぁそれはImpact Wrestlingからの離脱も番組でやっていたし、アメプロをフォローしているなら最初からわかっていることなんだが、さらにもう一つのお約束は、ジョン・モスクリーが乱入してくることだろうか。

 ケニー・オメガと会場の客席や通路でもMOXとやりあって、リングではヤングバックスとLAXがタッグの名人芸を披露すると。ただ、発表されてなかったサプライズとしては、ベラトールでMMA挑戦中の元WWEジャック・スワガーの乱入かも。最後は兄貴ダスティンも駆けつけてと様々な顔見世をクライマックスにしたが、番組中継最後の絵はジェリコらヒール軍との共闘となったジャック・スワガーなのであった。


 なお、ダークマッチにはCIMAも登場。現地からのレポート詳細拡大版は、金曜4日発売の週刊ファイト10月10日号に収録されます。


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’19年10月10日号AEW-NXT水曜生TV戦争 新日USA東部不穏 ノア拳王清宮 ラウェイ日本