小倉卓也がバンタム級、林優作がフェザー級トーナメント制覇~札幌PFC.22/STONES.3

 会場には約500人の人が集まり満員御礼となった。試合もKO、一本が多く大いに盛り上がっている。
 第二部のプロは全てが一本、KOとなり、会場が真夏ではないのにエアコンが利かないくらいの熱気となっていた。

■ PFC.22/STONES.3
日時:9月29日 第一部 STONES.3 13:00開始 / 第二部 PFC.22 17:00開始
会場:コンカリーニョ
    札幌市西区八軒1条西1丁目 ザ・タワープレイス1F(JR琴似駅直結)
協力:Fighting NEXUS
主催:PFC実行委員会

<第8試合 MMA PFCルール メインイベントFighting NEXUS提供試合 バンタム級トーナメント決勝戦 5分2R延長1R>
〇小倉 卓也(青森 スカーフィスト)
 1R 3分26秒 スリーパーホールド
●ジミー西(札幌 髑髏會)
※勝った小倉が第3代王者となった。

PFC第3代バンタム級王者決定トーナメント決勝戦メインイベント。

 1R、序盤からジミー西がキャリアで上回る小倉に積極的に左ジャブから左足でのインローでペースを掴もうとするも、右のガードが下がっているところを小倉が見逃さず左フックを炸裂させる。西はぐらつきながらも直ぐにクリンチし、得意のグランドへ引き込む。寝技に活路を見出そうとする西、そこを小倉、怒涛のパウンドの雨あられで、西のサブミッションを許さず、西の上を行くスピードで自在にボディコントロールをしながら強いパウンドを西の顔に的確に入れ、西は苦しい展開となる。それでも西はパウンドに合わせて小倉の腕を掴み下からアームバー、腕ひしぎ十字などを狙いに行くも、小倉も上からの十字を極めに入る体制へ、そこは西は上手く反応するが、十字が無理と分かると小倉はパウンドに戻し、西が堪らず体を入れ替えタックルで展開を変えようとしたところを素早いバックテイクに成功し、そのままバックチョークで勝負あり。
 終わってみれば、元修斗世界ランカー小倉との実力の差を見せつけられた試合となった。

<第7試合 MMA PFCルール セミファイナルFighting NEXUS提供試合 フェザー級トーナメント決勝戦 5分2R延長1R>
〇林 優作(名古屋 ZOOMER)
 2R 3分31秒 TKO
●ジェイソン(旭川 ジャクソン道場)
※勝った林が第2代王者となった。

PFC第3代バンタム級王者決定トーナメント決勝戦メインイベント。

 1R互いに右ストレートを出し合い、林がインローを打てば、ジェイソンは左フックを返す打撃の展開からジェイソンが虚を付いて差し合いケージに押し込むも林が体を入れ替え、ジェイソンが逆に押し込まれ、そのまま林が足を掴んでテイクダウンに成功。そこからパウンドを狙うもジェイソンが頭を抱えながら林のパウンドを許さず。林は圧力をかけながら上体を起こして更にパウンドを狙うも、ジェイソンは直ぐに足を掴んで強いパウンドを打たせない展開が続き互いに有効打のないまま一ラウンドを終える。
 2R林のローが入り始める。時折カーフも織り交ぜながらジェイソンの足を殺しにかかる。展開を変えようとジェイソンは林に組付き差しから金網に押し込むもまたしても体を入れ替えられテイクダウンを許してしまう。そこから林がジェイソンの両足を上から足で絡めて股間で膝を押し込みながらパウンドを狙うもジェイソンも必死で林の頭を落としてパウンドを阻止。ならば今度は立ってパウンドを狙うもジェイソンは頭を抱え足を取りに行きながらパウンドを防ぐと、今度は林がパスを狙ってサイドを取ることに成功。サイドからアームロックを狙うもそこをジェイソンは反対の手で防ぎながら立ち上がることに成功し膝を林に打ち込むもと林もタックルで応戦、それをジェイソンが更にフロントネックロックの形のまま後方にテイクダウンしながらガブリの展開で今回初の上を取ることに成功する。そのままペースを掴みたいジェイソンだったが、林必死の抵抗でガブリから抜け出し、スタンドへ、疲れたジェイソンにパンチで攻めるもジェイソンの前蹴りで吹っ飛ばされバックを許してしまう。バックからジェイソンが首を狙うも林なんとか立ち上がり、立ち上がり際に膝!、これが効いてグラついたジェイソンを林の右フックが炸裂、そのままパンチのラッシュでたたみかけて勝負あり。フィニッシュの直前の攻防は大変見ごたえがあった。

<第6試合 MMA PFCルール ライト級トーナメント一回戦第2試合 5分2R延長1R>
〇新名 正啓(旭川 ジャクソン道場)
 1R 4分10秒 スリーパーホールド
●成田 佑希(青森 卍)
※勝った新名が12月22日の決勝戦へ進出!

<第5試合 MMA PFCルール ライト級トーナメント一回戦第1試合 5分2R延長1R>
〇渡辺 トシキ(札幌 POD)
 1R 2分22秒 チョークスリーパー
●山本 祐希(札幌 禅道会)
※勝った渡辺が12月22日の決勝戦へ進出!

<第4試合 MMA PFCルール フライ級5分2R延長1R>
●ショウタ(札幌 BIF)
 1R 4分50秒 スリーパーホールド
○橋上 壮馬(名古屋 ZOOMER)

<第3試合 MMA PFCルール フェザー級5分2R延長1R>
●寺田 隆(青森 卍)
 2R 1分34秒 フロントネックロック
○遠藤 来生(札幌 POD)

<第2試合 MMA PFCルール ミドル級5分2R延長1R>
●飛龍(函館 覇王家龍)
 3R 3分07秒 腕ひしぎ十字固め
○KAZUKI(札幌 POD)

<第1試合 MMA PFCルール フェザー級5分2R延長1R>
●須藤 秀斗(室蘭 棚田道場)
 1R 1分10秒 TKO
○森 崇純(札幌 POD)

【STONES.3 試合結果】
◆第11試合 MMA PFCルール
メインイベント フライ級5分2R
○JUN(札幌 BIF)
×勉龍(函館 覇王家龍)
1R 0:31 TKO

◆第10試合 MMA APルール
セミファイナル フェザー級3分2R
×アイスマン(函館 覇王家龍)
○ガッツマン中場(釧路 CORE)
1R 1:47 腕ひしぎ十字固め

◆第9試合 MMA APルール
フライ級3分2R
○シンイチ(秋田 修羅)
×ノッティ(札幌 BIF)
ノッティ選手が体重超過減点の為、
フルタイム判定でシンイチ選手の勝ち

◆第8試合 MMA APルール
ミドル級3分2R
×龍破(函館 覇王家龍)
○高島 和幸(札幌 Team ff)
1R 0:53 TKO

◆第7試合 キックボクシングルール
バンタム級3分2R
△しま(札幌 フリー)
△GEN(札幌 BIF)
フルタイム ドロー

◆第6試合 MMA APルール
ミドル級3分2R
×青龍(函館 覇王家龍)
○濱のジョニー(札幌 BIF)
1R 0:59 肩固め

◆第5試合 キックボクシングルール
ウェルター級3分2R
×トモキ(札幌 BIF)
○サッシス(札幌 一信会館)
2R 1:52 TKO

◆第4試合 MMA APルール
バンタム級3分2R
×ともking(函館 覇王家龍)
○亀松 寛都(札幌 POD)
2R 1:01 スリーパーホールド

◆第3試合 ボクシングルール
Sバンタム級3分2R
△こころ(函館 覇王家龍)
△安達 貴弘(札幌 フリー)
フルタイム ドロー

◆第2試合 MMA APルール
フェザー級3分2R
×アンディ(札幌 Team ff)
○安田 龍星(札幌 POD)
1R 1:35 スリーパーホールド

◆第1試合 MMA APルール
ヘビー級3分2R
×金田一 利明(札幌 POD)
○裕(函館 覇王家龍)
1R 1:36 TKO


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