ジャンがアンドラージを撃破!史上初の中国人チャンピオン誕生!魅津希はデビュー戦を白星で飾る!UFCファイトナイト深セン


Brandon Magnus/Zuffa LLC/UFC

 総合格闘技団体UFC(Ultimate Fighting Championship)は2019年8月31日(土)に中華人民共和国・広東省深セン市にあるユニバーシアード・スポーツ・センターにて”UFCファイトナイト深セン”を開催した。
 メインイベントで行われたジェシカ・アンドラージとジャン・ウェイリーの女子ストロー級タイトルマッチは、パワー対決の激闘が予想されていたものの、挑戦者のウェイリーが開始1分と経たずしてアンドラージを追い込み、TKO勝ちでチャンピオンベルトを手中に収めた。
 リー・ジンリャンとエリゼウ・ザレスキ・ドス・サントスのウェルター級マッチが行われたセミメインイベントは序盤から互角の戦いが繰り広げられるも、試合終了間際、リーのアッパーカットがドス・サントスにクリーンヒットしたのをきっかけに、リーが追い打ちをかけて万事休す。レフェリーが試合終了を告げてリーのTKO勝利となった。

 また、オクタゴンデビュー戦に挑んだ魅津希がメインカードでウー・ヤナンと対戦し、フルラウンドにもつれ込んだ試合は体格差のある相手を前に終始、攻めの姿勢を貫いた魅津希がスプリット判定で勝利。UFC初戦を白星で飾っている。


 次回、UFCは日本時間9月7日(土)から8日(日)にかけて、アラブ首長国連邦・アブダビのジ・アリーナにて”UFC 242″を開催いたします。メインイベントはライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフとダスティン・ポワリエが激突するタイトルマッチが予定され、日本からは佐藤天が参戦してベラル・ムハマッドとのウェルター級マッチに挑むことになっている。

■ UFCファイトナイト深セン
日時:現地時間2019年8月31日(土)、日本時間同
会場:ユニバーシアード・スポーツ・センター(中華人民共和国・広東省深セン市)

【メインイベント】
<女子ストロー級タイトルマッチ 5分5ラウンド>
○ジャン・ウェイリー
 1ラウンド(0分42秒)TKO
●ジェシカ・アンドラージ

ジャン・ウェイリー
「タイトルマッチに勝てて本当にうれしい。最高の夢がかなったみたい。勝利のカギは冷静なマインドセットとコーチたちが決めてくれた戦略。すべての戦略が実用的だったし、重要なポイントのひとつひとつを予想したものだったから、あらゆるチャンスで私を支えてくれた。それに、自分の考え方も調整できたし、うまくやれたと思う。海外で戦うときは、ビザの問題でチームと一緒にいられない。でも、昨年に北京で活躍できたのも、今年の深?でベルトを勝ち取れたのも、コーチたちが全員、私を支えてくれたから。今は次の対戦相手を決めていない。UFCが与えてくれる人なら誰とでもやるわ。ただ、個人的にはとりあえず今夜ぐっすり眠って休みたい」

【セミメインイベント】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○リー・ジンリャン
 3ラウンド(4分51秒)TKO
●エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス

リー・ジンリャン
「今回の試合に勝てて本当にうれしい。ここは深?だし、中国だからね。UFCが中国でやるのは3回目。自分が練習を始めた頃はMMAというスポーツを知っている人なんてほとんどいなかった。MMAに中国人ファイターがいるってことさえ誰も知らなかった。でも、これからは世界が自分たちを見ている。俺たちは強力だぞ! この声援を聞いてくれ。タイトルマッチだぞ。歴史が生まれるんだ! 世界に中国の力を見せていく。世界の人たちに総合格闘技で中国人ファイターが優れていることを知らしめたい。次の相手については、今日の俺のパフォーマンスを見てもらえただろうから、トップ10と対戦できることを期待している」

【メインカード】
<フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○カイ・カラ・フランス
 判定3-0(30-27、29-28、30-27)
●マーク・デ・ラ・ロサ

カイ・カラ・フランス
「最高の気分。ファイトウイークを迎えるも、全部慣れてきた。移動とかそういういろんなことを乗り越えて中国に来て、文化や食べ物に慣れて・・・。でも、それらすべてが報われた。リスクを取ったんだ。相手は手強かったけど、また勝てたし、UFCでは3連勝、通算では8連勝だ。この階級こそ俺がいるべきところ。コーチのヘンリー・セフードに挑まないとね。最終的に彼と戦うまで、あともう少しだと思っている。強い相手を倒し続けていくだけ。自分の上には最高の人たちがそろっている。とにかく戦い続けたいし、アクティブでい続けたい。これこそが俺の愛するスポーツだ。人生で一度だって働かないといけなかったことはない。旅をして、UFCの一番高いレベルにいる世界中のトップと戦い続けないといけないからね」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ソン・ケナン
 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●デリック・クランツ

ソン・ケナン
「今回の試合はベストを尽くした。対戦相手がとてもタフだったし、スキルもすごく持っていたから。2人とも疲れ切っていたけど、いい試合だったと思う。前回の試合は負けたけど、失敗は恐れない。自分の失敗に打ち勝てる限り、自分がベストだ。地元ではとてもリラックスして戦えた。観客やファンが自分のことを応援してくれていたから、それがエネルギーになったし、支えられていると思えた。次は誰とでもやる。自分が成長し続けられる限りね」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○魅津希
 判定2-1(28-29、28-29、29-28)
●ウー・ヤナン

魅津希
「今回の試合を受けたとき、対戦相手の国で戦うことになりますし、観客は私ではなく彼女を応援することになるなと思ったので、なんだかとてもおかしかったことを覚えています。思わず笑ってしまうような感じでした。そのおかげでかなりリラックスできたんです。私は本来、ストロー級ですし、今回はひとつ上の階級の試合だったので、その点では彼女の方にアドバンテージがありました。かなり接戦の試合だったと思います。確実に勝ったかどうか分からなかったので、もし負けていたら、相手と比べて大きくなかったことを公開したかもしれません。このままフライ級で戦い続けるのか、ストロー級に戻るか、帰ってコーチたちと相談してみます。フライ級にとどなるなら、もっと強くならないといけないので、そこを考える必要があります。戻ったらそれについてしっかり考えます」

【プレリム】
<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○アンソニー・ヘルナンデス
 2ラウンド(4分39秒)サブミッション(アナコンダチョーク)
●パク・ジョンヨン

アンソニー・ヘルナンデス
「UFCの初勝利を挙げられて最高の気分。最初のラウンドで少し感触をつかみ始めたんだ。何度かジャブを打っただけなんだけどね。こっちは確実に当てているのに、向こうがハードに打ってこないことに気づいて、そこからは自分のペースで打撃を当てながら何度かつかまえられたから、テイクダウンを狙おうと決めた。ちょっと楽しもうと思って。パフォーマンスボーナスがほしいから、おもしろくしようって。打ち込んでいけると思っていたし、自分にできることも分かっているから、それをやって楽しんだ。この後は顔を治療して、マックス(グリフィン)との試合を組んでもらえたら、そこに注力する」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ス・ムダルジ
 判定3-0(30-26、30-25、30-26)
●アンドレ・スーカムタス

ス・ムダルジ
「心の底から思うのは、努力がすべて報われたということ。チームに感謝している。トレーニングや自分の成長に関して彼らがとても助けてくれた。過去の試合で抱えていた弱点を直すために長い時間をかけてトレーニングしてきたから、オクタゴンに上がる前から今回の試合はいただくつもりでいた。中国で戦うのはワクワクするし、たくさんのファンや友達が応援するために駆けつけてくれたんだ。声援が聞こえた。それに、チベット出身のファンもたくさんいる。それらすべての応援が自分の力になっている。次の相手が誰であろうと準備はできている」

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○チョン・ダウン
 3ラウンド(2分00秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
●カディ・イブラギモフ

チョン・ダウン
「1ラウンドが終わった途端、勝利は自分のものだと思った。正直、相手が自分のことをあまり深刻に考えていたとは思わないし、俺が明らかに嵐を巻き起こしているのにそんなことはできっこないと思っていたのだろう。今回の試合まで向こうが無敗だったのは知っているけど、完璧なファイターなんていない。オクタゴンにいるときは、まだ終わっていない、結果は変えられるとずっと思いながらやっていた。その通りになった」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ダミル・イスマグロフ
 判定3-0(30-26、30-27、30-27)
●ティアゴ・モイゼス

ダミル・イスマグロフ
「ティアゴがとてもタフなのは分かっていたし、彼はキャンプでもジムにいる本当に素晴らしいファイターとトレーニングを積んでいたから、簡単な試合になることはないと思っていた。これだけタフな相手を倒せてうれしいし、できれば彼のジムで彼とトレーニングしてみたい。この後はフェザー級に落としたいと思っている。トップ5の誰かとやってみたい」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○アラテン・ヘイリ
 判定3-0(29-27、29-27、29-27)
●ダナー・バットゲレル

アラテン・ヘイリ
「今回がUFCで初めての試合で、それを中国でできたことがうれしい。勝てたことも本当にハッピーだし、興奮している。これからもUFCで戦い続けて、もっともっと勝っていきたい。今回の対戦相手は豊富な経験とものすごいテクニックを持つかなり強いファイターだ。彼と戦うのはハードだけど、でも自分が勝った。次の試合を楽しみにしている。できれば韓国でやりたい。相手は誰でもいい。覚悟はできている」

<女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○カロル・ロサ
 判定2-1(29-28、30-27、28-29)
●ラーラ・プロコピオ

カロル・ロサ
「初めてオクタゴンに入ったけど、ものすごく落ち着いていられた。もしかしたら落ち着きすぎだったくらい。でも、居心地が良かったし、快適だったわ。試合がこんなに接戦になるなんて予想していなかった。彼女はクリンチしてすぐにでもテイクダウンにいこうとすると想像していたけど、彼女の攻撃的な戦い方にびっくり。幸い、私は何がこようと準備はできていた。彼女が手ごわい相手だと知っていたけど、彼女には驚かされた。今のところ、誰とやりたいかは考えていない。今回の勝利に満足しているし、次に誰が来ようと準備はばっちりよ。今日のイベントは私がこのカードで勝利して開幕し、ジェシカ(アンドラージ)が最後に勝って締めくくってくれるはず。私たちはずっと一緒にトレーニングをしてきたし、1日に2回か3回のトレーニングをしながら、一緒に準備してきたの。だから今は彼女の試合が気になってしょうがないわ。彼女を見守もって応援するつもり」


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