アーティスト、詩人サミ・ゼインと中邑真輔が外国籍軍!SmackDownバディー・マーフィーにDブライアン寝て魅せる

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 NXTの発表があったのは現地時間火曜の朝。日本時間ではすでに深夜時間だったが本誌は単独エントリーにしている。今回のSmackDown中継ではどう扱うのか、どういう番組構成にするのかが作る側から見ている者には興味だったが、まぁSNSの時代でマニアはもう知っているということもあり、誰かスーパースターなり、あるいはNXT総監督トリプルHなりが出てきて華々しくの発表というセグメントにはしなかった。もっとも、プロデューサー目線では、まずはUSA Todayからスポーツ・イラストレイティドのWeb版まで、世間側の媒体が速報した見出しを画面に出す一度目、二度目はスーパースターたちの称賛SNSを画面に並べる二度目と、そういう告知で十分との判断は納得かも。勉強になるなぁ。


 本日の生中継に関しては、可もなく不可もないといったところか。もう誰がRAWでSmackDown所属なのかわからなくなっているが、前夜ランディー・オートンと結託したリバイバルが続いてこちらにも登場。ずっとテレビに出てからは無敗プッシュだったヴァイキング・レイダースから職人組が勝ちを拾うとかはあるが、特に凄い試合だったとは本誌としては記せない。”秘密兵器”バディー・マーフィーがローマン・レインズと素晴らしい試合をやってのけて株が上がったことは評価されているから、今度はダニエル・ブライアンとの対決というのはロジカルなんだが、その分、誰がダウン役かは大人のファンには丸見えなので、この二人だから悪い試合じゃないんだが、イマイチ対決に”スパーク”が見えたわけはなかった。


 番組のトリは、ブライアンが「真犯人はコイツだ」と、ローマンのいる小さな部屋で黒装束の頭巾かぶった男のアイデンティティーを明かすと、ローワンと瓜二つの顔立ちだが別人という設定で、そのローワンと兄妹のような二人が顔を突き合わせる絵で余韻を残して終了と。このスキッドはまだまだ続くということだ。

 日本のファン的には、中邑真輔とサミ・ゼインの外国籍同盟軍結成か。
 一般のライト層にはエル・ジェネリコの過去とか日本通なんかは紹介されてないから、なんでこの二人が仲間なのかと思うのを見越して、「俺はシンスケがここに来た時から、ずっと仲良くしてきたんだ」としゃべりのうまいサミが代弁するんだが、これはおそらくスキッド上の台紙ではなくガチだろう。まぁ、世の中隣国関係にせよ、米中摩擦にせよぎくしゃくしている最中だから政治配慮的にも社会を映す鏡としてのプロレスであろう。ちなみに英語のプロモ(しゃべり)が滅茶滅茶上手いゼインだが、フランス語もしゃべれるオモテ向きはカナダ人にして、実はシリア人なのである。なのでWWEサウジアラビア公演には入国出来なかったのだ。どうやら外国籍同盟軍は増殖していく気配がある。結構なことなのだ。

■ WWE SmackDown 205 LIVE
日時:8月20日(現地時間)
会場:サウスダゴタ州スーフォールズ デニー・サンフォード・プレミア・センター

◆中邑がゼインとまさかの共謀でミズをキンシャサ葬

 IC王者中邑真輔がサミ・ゼインと結託してミズを襲撃した。ミズTVにゲスト出演したサミ・ゼインが「俺の助けを必要としている男がいる」と言うと、ステージから中邑が登場した。ホストのザ・ミズが「IC王者なのになぜサミ・ゼインとつるんでいるんだ?」と中邑に疑問を投げかけると、ゼインが「真輔はJapaneseでアーティストにして詩人だが、心の中のメッセージを完全に伝えられないことに苦痛を感じているんだ。俺にはその気持ちがよくわかる。真輔と話したければ俺を通せ」と一緒にいる理由を代弁した。それでもまだ疑問を感じたミズは「本当にゼインに代弁させるつもりか?」と中邑に確認すると、中邑は無言のままミズを止めてゼインを指差し、さらに背後からミズにハイキックを叩き込んで襲撃。会場からはブーイングが起こる中、中邑は倒れ込んだミズにヒザの連打で追撃すると、ダメ押しのキンシャサを叩き込んだ。

◆戸澤は脱落も、チーム・ローカンが王者チームに勝利

 戸澤陽が205 Liveでチーム・ローカンのメンバーとしてキャプテンズ・チャレンジ10人エリミネーション戦に参戦した。戸澤はオニー・ローカン、ジャック・ギャラハー、ウンベルト・カリーヨ、イザヤ・スコットとチームを組んでクルーザー級王者ドリュー・グラックが率いるチーム・グラックと対戦。


 戸澤は王者グラック相手に風車蹴りからランニング・セントーン、マイク・ケネリスにはオクトパスホールドをきめたが、ロープ際で味方のギャラハーにぶつかってしまうとケネリスにフォールを奪われて最初に脱落してしまう。試合終盤にはチーム・ローカンはローカンとカリーヨの2人に対して、チーム・グラックはグラック、アリーア・デバリ、エンジェル・ガルザの3人と数的不利となるも、奮闘して暴れまわるローカンに手を焼いたグラックがパイプ椅子で攻撃して反則脱落。勢い付いたローカンがデバリを丸め込んで脱落させると、カリーヨも旋回式ボディ・アタックを決めてガルザを粉砕。戸澤は脱落したものの、チーム・ローカンがチーム・グラックに勝利した。

◆「NXT」が2時間のライブプログラムとしてUSAネットワークに拡大!

 WWEはアメリカ現地9月18日(水)からWWEの未来を担う若手スーパースターから構成された大人気番組「NXT」を毎週水曜日にUSAネットワークにてライブ放送し、2時間番組へ拡大することを発表した。『WWEとUSAネットワークを運営するNBCユニバーサル社はこれにより一層の協力関係を築き、NXTの更なる発展が期待できます。今後、「NXT」を「ロウ」や「スマックダウン」のようにWWEを代表する番組に成長させていくことが目標です』とWWE会長ビンス·マクマホンはコメントしている。
「NXT」はWWEの未来の担い手、明日のWWEの看板スーパースターから成る、WWEの番組の中でも最もエキサイティングでホットな番組だ。世界中から集められた様々な経歴を持つスーパースター達のWWEメインロースターへの登竜門的な役割も持つ。日本からも現在、紫雷イオ、KUSHIDAが所属する他、現IC王者·中邑真輔や「スマックダウン」で活躍するアスカ、カイリ·セイン等も所属していた。他にも現在トップスーパースターとして活躍するベッキー·リンチ、セス·ロリンズ、ローマン·レインズ、シャーロット·フレアー、ベイリー、サーシャ·バンクス、アレクサ·ブリス、ブレイ·ワイアット、バロン·コービン等も皆が「NXT」出身者だった。
 なお日本での視聴は引き続きWWEネットワークで毎週金曜午前9時よりオンデマンドで配信され、これまで通り「NXTテイクオーバー」はWWEネットワークで独占ライブ配信となる。


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