「今回のテーマは一寸法師」(才木) 「私は鬼ではなくてコングだから効かない」(アジャ) 才木とアジャが公開記者会見で火花!!8・15 WRESTLE-1記者会見

8月15日(木)、神奈川県内・ららぽーと横浜にてW-1がイベントを開催。そのイベントの中で、9月1日(日)『2019プロレスLOVEinYOKOHAMA』横浜文化体育館大会で対戦する才木玲佳とアジャコングの公開記者会見が行なわれた。

対戦が決定してから初対面となった両者。才木は昨日のアクトレスガールズの大会で獲得したAWGシングル王座のベルトを携えて登場。マイクを握ると、今回の試合のテーマを「一寸法師」とし、「一寸法師は鬼に食べられちゃうんですけど、お腹の中で暴れまくって最後は逆転勝利。最後まで勝利を諦めずに立ち向かっていきたい」と意気込みを発表した。

一方のアジャは、「私は鬼ではなくてコングなんで、一寸法師の戦法は効かないと思います」と貫禄たっぷりのコメント。また、W-1や才木がこの試合を「レジェンド戦」と呼ぶことに関しても、「“レジェンド”じゃないんですよ。まだ歴史じゃないんです。まだ作っている最中なので、“レジェンド”という呼び方はやめてくれますかね?」ときっぱりと拒否。現役バリバリのレスラーであることを強調した。現在アジャはヒザの手術のため、33年間のプロレス人生で初の欠場を経験しているところだが、それも「“レジェンド”とか呼ばれて名前でプロレスやっていると思われるのが嫌」だからとのこと。「万全な態勢でトランスフォームしたアジャコングでいこうと思っております」と、完璧な状態で才木を潰すことを集まったファンに宣言した。

才木玲佳のコメント

「皆さん、こんにちは! ちょっと元気ないかな? 皆さん、こんにちは! 本日はお集まりいただきありがとうございます。W-1の才木玲佳です。はじめましての方もいらっしゃると思うのでちょっとお話をさせていただくと、私は普段筋肉アイドルとして活動しながらこの3月にW-1所属のレスラーとして試合に出場させていただいております。毎月の後楽園ではレジェンドと呼ばれる選手を相手に試合をさせていただいております。結果は今のところ5戦全敗です。ただ、そんな私ですが、昨日アクトレスガールズという団体でチャンピオンベルトを巻くことができました。レジェンド戦の経験を経て、自分の心も身体も強くなっている実感はあるので、この勢いのまま9月1日はアジャコング選手に立ち向かっていきたいと思います。今回の私のテーマ、一寸法師です。みんな知ってますか、一寸法師? 簡単に言うと本当にちっちゃい子が鬼を倒しに行くという話なんですけど、この話では一寸法師は鬼に食べられちゃうんです。だけど、お腹の中で暴れまくって最後は逆転勝利。私は小さい身体でも大きな相手に立ち向かっていって勝つことができるのがプロレスだと信じているので、最後まで勝利を諦めずに立ち向かっていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

アジャコングのコメント

「どうも皆さんこんにちは。アジャコングです。本日は台風が接近している中、よくこんなところまで来てくれましたね。ありがとうございます。よっぽど暇なのかな? 暇なの? だいぶ暇なんだね。まず今回、才木選手と対戦ということでまず一つ訂正しておきたいんですけど、私は鬼ではなくてコングなので、一寸法師の戦法は効かないと思いますよ。鬼なら効くと思います。でも、私コングなんで無理です。ということでね、そんなことはさておき才木選手との対戦というのは実は某団体の路上プロレスで一度だけ絡んだことがありまして。絡んだって言っても本当に触り程度で、あれを対戦の一つとして捉えていいのかどうかと、ちょっとナシにしておいてもいいのかなというところなんですけども、まあここまでいろんな選手とやってきて昨日はついにベルトまで獲られたということでおめでたいと思いますが、才木選手についていろいろと調べるというほどではないんですけど、常日頃から『アイドルがプロレスをやっているアイドル崩れだ』とか『プロレスもどきだ』と言われるのが嫌だと。そういう発言が本当に嫌だというのを耳にしておりまして、当然私は女子プロレスいろいろな団体で、アイドル出身のレスラーたちとも試合をしていて、私はリングに上がったからにはアイドルだろうがなんであろうがどうでもいい。リングに上がれば全部敵だし、リングに上がるということはプロレスラーだから上がれると思っているので、それは決してアイドル崩れとは思っておりませんし、アイドルがアイドル活動の延長でやっているとも思いません。そんなことは思わず、ましてや今回はベルトを獲られたということで、私は今回ベルトを何も持ってないからね。チャンピオンを徹底的に潰せるなと喜んでおりますが、一つ私からも才木選手にお願いと言いますか、皆さんにお願いなんですけど、才木選手はこの試合を今まで挑んできた、大先輩たちといろんな試合を重ねてきたと思うんですけど、その中での位置づけとして“レジェンド”戦と呼ばれていますけど、一つ私は気に入らないのが“レジェンド”じゃないんですよ。まだ歴史じゃないんです。まだ作っている最中なので、“レジェンド”という呼び方はやめてくれますかね? まだまだこれから歴史を作るんです、私は。今回の一戦もそのための通過点だと思っていますので。私事ですが、先月ヒザの手術をしまして、33年間プロレスをやってきて初の欠場をただいましておりまして、もう間もなく準備万端で復帰をする予定なんですが、その手術をしたというのも“レジェンド”とか呼ばれて名前でプロレスやっていると思われるのが嫌なんで、万全な態勢にしようと思ったので、そういう部分でも9月1日、万全な態勢でトランスフォームしたアジャコングでいこうと思っておりますので、楽しみにしていてください」

【質疑応答】

──才木選手、対戦が決まってからアジャ選手と初対面となりますけど、どのような心境でしょうか?

才木 直接お話するのはほぼほぼ初めてで、今「自分はレジェンドじゃない。歴史を作っている途中だ」とおっしゃっていましたけども、その作っている歴史にこの才木玲佳の名前を9月1日、しっかりと刻みたいと思いました。

──アジャ選手にお聞きしたいんですが、「歴史を作っている」という中で才木選手との試合はどのような意味合いが出てくるでしょうか?

才木 どのような意味? それはやってみないとわからない。やって初めてわかるでしょう、プロレスって。皆さんもそうでしょ? 見て初めてでしょう。まあ見るまでのワクワク感もあると思いますけど、見て初めて何年かかって「あの時、俺あれを見といてよかった。歴史の証人になったな」ってそれからじゃないですか? なので、やってみなきゃわからない。そうやって今まで私はやってきたし、これからもやっていく。ただ、それは誰が目の前に来ようとアジャコングはアジャコングとして目一杯目の前にいる敵は潰して先に進むだけです。

──才木選手、一寸法師ということをおっしゃっていましたけども、当日の文体ではどのような才木玲佳を見せようとお考えですか?

才木 やっぱり見ての通り体格では勝てないのはわかっているんですけど、自分の武器である筋肉があるし、今までの闘いの経験の中で培って得たものをしっかりとこの一戦にぶつけて、逆転勝利。みんなはこのアジャコング選手がこの才木玲佳を潰す、そういう姿を想像していると思う。だけど、絶対最後の最後までわからないのがプロレスだと思うし、逆転勝利を狙っていきたいと思っています。

──今まで得意のアルゼンチンバックブリーカーにこだわって闘ってきて、体格差のある選手でもチャレンジしていましたが、今回のアジャ選手に対してもチャレンジしていこうと思っていらっしゃいますか?

才木 それは試合になってみないとわからないですけど、才木玲佳は凄く真っ直ぐな人間だと思っています。自分の意志をそんなに簡単には変えない。そこは頑固な人間なので、持ち前のパワーもしっかり見せて、アルゼンチンバックブリーカーにも挑戦して担いで倒したい気持ちはもちろんあります。

──アジャ選手、才木選手はアルゼンチンで担ぎたいという発言がありましたが、それについてはどのように思われますか?

アジャ まあ、担ぎたいなら担げばいいし。でも、担いだからって勝ちじゃねえですからね。担いでから何をするか。そしてその上で、いかに3カウントを獲れるのか、ギブアップを獲れるのか、そこの話なんで。私を担げばそれはそれで見応えはあるんだと思いますけど、担いで終わりじゃ話になりませんからね。私のことを担いでいる女子プロレスラー、結構いますから。その中で一番体格的には小さいほうなのかと思いますけど、それはそれでご立派かもしれないですけど、担ぐ競技じゃないんです、プロレスは。

才木 わかってます! でも、それでギブアップ狙います! 3カウント獲りにいきます!

アジャ そうですね。そうしていただけるとこちらも非常にやりがいがあるなと思いますし、担いで終わりだったらそれでいいですけどね。なので、皆さん、そのへんを踏まえてせっかくここに来ていただいているんでね。ちょっとがっかりしたでしょ? アジャコング、メイクもしねえでって思ったでしょ。そりゃそうだ、金払った本番じゃないとちゃんとしたアジャコングは見せないよ。それがプロってもんですよ。なので、完璧なアジャコング見たい方は9月1日横浜文体にどうぞご来場ください。

──ご来場の皆様に伺いますけど、才木選手が勝つと思われる方、拍手していただけますか? アジャ選手が勝つと思われている方拍手していただけますか? このような結果なんですけど、才木選手、ちょっと拍手した人の数が少なかったかなと思われるんですけど、どうですか?

才木 そうですか? 私には結構五分五分に聞こえましたけど。でも、それだけ私が勝つことを信じてくれる人がいるのは凄くうれしいし、絶対にその気持ちに応えてやろうという気持ちはあります。本番も9月1日、試合の時もたくさんの声援をくれたらうれしいです。

──アジャ選手、どのように思われますか?

アジャ 私も五分五分ぐらいに聞こえましたけどね。皆さん、忖度がお上手だなと思いました。


「ハゲ頭だし、頭は洗わなきゃいけないからな」武藤、TARUの挑発にもどこ吹く風!W-1がららぽーと横浜で9.1文体をPR!!

8月15日(木)、神奈川県内・ららぽーと横浜にて、W-1が9月1日(日)に横浜文化体育館で開催する年間最大のビッグマッチ『2019プロレスLOVEinYOKOHAMA』のPRイベントを行なった。

台風の接近により当初予定していた試合が中止になったものの、武藤敬司のトークショーや才木玲佳vsアジャコングの公開記者会見などを見るためたくさんのファンが集ったこのイベント。まずトークショーに登場した武藤だが、横浜文体当日はカズ・ハヤシ&ペガソ・イルミナルと組んで、全日本プロレス時代より因縁深いTARU&レネ・デュプリ&ゾディアックのブードゥー・マーダーズとデビュー35周年記念試合を行う。TARUから「ハゲ頭を洗って待っとけ」とメッセージをもらっているが、「それは否定できない。ハゲ頭だし、頭は洗わなきゃいけないからな」と全く挑発に乗らず。それどころか、「征矢の頭頂部がキテいる。試合中に注目して」と、余計な情報を流すなど、余裕の態度を崩さなかった。最後は「これを提示すると吉田のうどんが一杯ただで食べられる」という自身が務める山梨県観光大使の名刺をじゃんけんをして、自分に勝利したファンに配布。「これやると時間が稼げるな(笑)」とご満悦の表情だった。

また、試合をする予定で集まった選手たちもステージに登壇。それぞれ意気込みを述べると、その後はサイン会などを行ないファンに横浜文体を最後までアピールしていた。

【選手挨拶】

本田竜輝のコメント

「皆さん、こんにちは! W-1の本田竜輝です。9月1日にW-1年間最大のビッグマッチ、横浜文化体育館で開催されます。自分はこの中でキャリアも年齢も一番下なので元気よく試合も全力でがんばれるようにしますので、プロレス見たことのない人も足を運んで見に来てください。応援よろしくお願いします!」

頓所隼のコメント

「W-1の頓所隼です。9月1日、横浜文体は本田と組んで#STRONGHEARTSと闘います。#STRONGHEARTSに今までさんざんやられてきたんで、何か2人でいろいろ考えているので皆さん楽しみにしていてください」

アレハンドロのコメント

「皆さん、こんにちは! アレハンドロです。本当はここで僕たち試合する予定だったんですが、見ての通り大雨が降っておりますので(まだ雨は降っておらず)、次、今日見れなかった分、9月1日横浜文体に見に来てください」

アンディ・ウーのコメント

「皆さん、こんにちは! W-1のアンディ・ウーです。9月1日はこのクルーザー級のベルトをかけて防衛戦をやります。相手はメキシコ人なんで、負けたらこのベルトがメキシコに流出するんで、必ず防衛して次は横にいるアレハンドロと防衛戦できたらなと思っております。応援よろしくお願いします」

土肥孝司のコメント

「W-1の土肥孝司です。9月1日横浜文化体育館では、羆嵐という無茶苦茶悪い奴と反則裁定なしのノーDQマッチという形式で試合をやります。本当は僕たち試合する気満々で来たんですけど、試合をお届けできないということで少しでもプロレスを感じてほしいなと思いますので、ちょっと本田!(と本田を呼び寄せ、チョップ合戦を展開)。拍手ー! 9月1日はこれよりももっと熱い試合しますので、皆さん応援に来てください! よろしくお願いします!」

征矢学のコメント

「はい、W-1の征矢学と申します。今日は私、ちょっと内容がわからず試合だと思って来たんですけども、これだけ晴れているのでもしよかったら試合しますか? 試合します? 皆さん、見たいですか? 試合見たいですかー! ありがとうございます。ということで9月1日、横浜文化体育館でお待ちしております。というのもあれなんですけども、プロレス知っている方も知らない方もいらっしゃると思うんですけども、私は当日、2人で組んでタッグという形でやるんですけど、それが3チームあります。3WAYで試合をするんですけども、タイトルマッチでも大事な試合でもないんですよね。まあ、注目と言われると難しいんですけども、先程武藤さんが私の頭皮が目立つようになってきているというお話をされていたと思うんですけど、正直、私はそういう気は全くございません。私は髪はふさふさだという気持ちで試合に臨みますので、9月1日は私の頭皮ではなく、“ハゲ”しい試合にご注目ください! よろしくお願いします」

稲葉大樹のコメント

「皆さん、こんにちは! W-1の稲葉です。毎年W-1の一番大きい大会を横浜文化体育館でやっております。そしてW-1が初めてやった横浜文体で僕は一度無差別級のベルトを巻いたんですが、それ以後なかなかベルトには縁がなかったんですけども、今回の9月1日の横浜文体でメインでベルトに挑戦します。絶対にこの文体でもう一度ベルトを巻いて、またここでイベントをして、その時は皆さんの前で試合をしたいと思いますので、まずは9月1日の横浜文体に来てください。よろしくお願いします。W-1全選手気合いが入っております。9月1日、会社一番の大きい大会ですので、ここからそんなに遠くありませんので、ぜひプロレス好きな方も見たことのない方もこれを機会にぜひ来てください。よろしくお願いします!」


「パンテーラのヒストリーがあります」 初の外国人王者へ、パンテーラが闘志!

8月2日(金)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。アンディ・ウーとエル・イホ・デル・パンテーラが出席し、9月1日(日)の『2019プロレスLOVE in YOKOHAMA』横浜文化体育館大会で行なわれるW-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップについて意気込みを述べた。

今年の『CRUISER FES』では準優勝という実績を残し、3.21大田区総合体育館大会でも当時のクルーザー王者・児玉裕輔に肉薄したパンテーラ。7.28春日部大会で行なわれた頓所隼との次期挑戦者決定戦に勝ち、改めて挑戦権を獲得。横浜文体という大きな舞台での挑戦が決まった。

パンテーラはこの1年の間に2度、クルーザー王座に挑戦しているが、いずれも敗退。しかし、初代王座決定トーナメントにも出場していることもあり、「パンテーラのヒストリーがあります」とベルトに対する思い入れは強い。「アンディのチャンピオンも凄い。だから、このベルトは凄い欲しいですね」と悲願のベルト戴冠に向けて、日本語で思いの丈を述べていた。

【選手コメント】

エル・イホ・デル・パンテーラのコメント

「(日本語で)パンテーラです。9月1日、横浜文体、クルーザーディビジョン、イホ・デル・パンテーラvsアンディ・ウー。凄い緊張ですね。だけど、アンディ、あのう凄い仲良し。日本人、俺のベストフレンド。だけど、リングで全然友達じゃない。プロレスラーだから。次の試合、9月文体でがんばります」

アンディ・ウーのコメント

「パンテーラが言ったように、パンテーラとは友達ですけど、リング上では獲るか獲られるかなんで、きっちりチャンピオンとして必ず獲ります。もし負けることがあったらベルトがメキシコに流出する可能性があるんで、それだけはチャンピオンとして必ず阻止しなければいけないんで、しっかりベルトを守って、今まで文体で勝った思い出がないんで、きっちり勝って喜びたいと思います」

【質疑応答】

──アンディ選手、最近のパンテーラ選手についての印象を教えてください。

アンディ 体調が良さそうで倒しがいがあるなと思っています。

──ベストフレンドというお話がありましたけど、そういう関係の選手と大きな舞台で闘うことに関してどのように思われますか?

アンディ 後楽園とか地方では何回か、10回近くシングルをやっていると思うんですけど、2人の集大成が見せられるんじゃないかと思います。お客さんはまばたきせずにしっかり見てほしいですね。

パンテーラ (日本語で)まあ、そうですね。なんかいっぱいシングルマッチやってます。大阪とか東京とか地方とかありますけど、文体はビッグマッチじゃないですか? だから凄い緊張。いつもアンディとパンテーラ、凄いいい試合。プロレスはエンターテインメント。2人でいい試合やります。がんばります。で、もし、ベルト勝って初めて外国人、このベルトね。だから、もっともっとがんばります。

──パンテーラ選手は最近のアンディ選手についてどのような印象を持たれていますか?

パンテーラ 今回で4回か? ベルト(挑戦は)。私は去年1回、チャレンジャー。今年、1回。(このベルトには)パンテーラのヒストリーがあります。アンディのチャンピオンも凄い。児玉裕輔vsアンディ・ウー、新潟で凄いいい試合。だから、このベルトは凄い欲しいですね。本当に本当にがんばります。

──アンディ選手はビッグマッチでどのような試合を見てもらいたいと思われていますか?

アンディ やってみないとわからないんで、会場に来ていただいて、そっからのお楽しみというか、僕らもわからないんで。僕のプロレスの先生はパンテーラのお父さんなんで。パンテーラのお父さんにこの試合を見てもらいたいですね。


「性根から叩き潰す!」(土肥) 因縁の土肥クマ対決がノーDQマッチで完全決着へ!!

8月2日(金)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。9月1日(日)の『2019プロレスLOVE in YOKOHAMA』横浜文化体育館大会の追加対戦カードとして土肥孝司vs羆嵐のノーDQマッチが発表された。

かつては土肥クマとしてタッグチャンピオンになった過去もある2人だが、昨年羆嵐が土肥を裏切りEnfantsTerribles入り。以来、ことあるごとに激しい闘いを繰り広げてきた。昨日の後楽園大会でも2人はタッグマッチで対戦していたが、羆嵐がイスを使って暴れ回り反則負けという裁定に。これに怒った土肥はW-1に対して、反則裁定なしでのシングルマッチを要求。この要求が通り、横浜文体という大きな舞台での完全決着戦が決定した。

しかし、会見が始まる段階になっても羆嵐は姿を現さず。土肥が一人でコメントを出していると突然現れ、「ナメてんじゃねえぞ。ビビってんじゃねえぞ」と挑発するなど、相変わらずのやりたい放題だ。

これに対して「あいつは何がしたいんだ? ストーカーだろ」と怒り心頭の土肥。「弱い者いじめしかしてない。ああいうヒール風なレスラーを見るとヘドが出る」と辛辣にこき下ろし、「完全決着で性根から叩き潰す」と鼻息荒く語っていた。

【選手コメント】

土肥孝司のコメント

「まあ羆嵐、あいつ何がしたいんだと。本当に。普通にシングルマッチやってもよ、あいつが反則したいんだろうから、反則裁定なしのノーDQマッチで完全決着してやろうと。ああいう奴は性根から叩き潰さねえとわからねえからよ……」

※ここで羆嵐が会見場に登場。

羆嵐 (ヘラヘラとバカにしたように笑いながら)おい! この野郎! できんのか? ここはリングじゃねえぞ。

土肥 (激昂して机を払いのけて立ち上がり)何がしたいんだ!

羆嵐 ナメてんじゃねえぞ。ビビってんじゃねえぞ。できんのか、おい? こいつできんのか? ファッキューだよ、ファッキュー。

土肥 何しに来たんだ、この野郎!

羆嵐 会見に来たんだ、この野郎(と言って立ち去る)。

土肥 何しに来たんだ、あいつ。

【質疑応答】

──土肥選手、文体でいいカードをというお話もありましたけど、こういう形で羆嵐選手とのシングルマッチになったんですが、それに関してはどのような思いがありますか?

土肥 なんですかね? ストーカーなんですかね、俺の。もう交わることがないぐらい憎み合っているというか、ああいう奴は性根から叩き潰さねえとわかんないと思うんで。まあ俺はああいうなんちゃってヒール、ヒール風なレスラーを見るとヘドが出るからよ。そういうところをしっかり叩き潰したいと思いますね。

──ノーDQマッチというルールに関しては、結局反則してくるのでそっちのほうがやりやすいという感じなんでしょうか?

土肥 昨日みたいにあいつがイスを使ってきて試合が終わっちゃう可能性があるんで、そこは完全決着でいきたいなと。あと実際あいつが俺を裏切ってからしっかりとした完全決着がなかったんで、いろいろ思うこともあるんですけども、今の羆嵐はどうなのかなというのがありますんで。アンファン入って何してきたんだって。多分、弱い者いじめしかしてない印象。

──タッグ解消してから1年以上経ちますけど、あまり成長というものは見られないということですか?

土肥 成長というか、お客さんも思うと思うんですけど、新弟子とか連れてなんかやっているだけですよね。そういうところがヒール風なレスラーなんですよ。「風」なんです。そういう彼のイスを使う理念とかこだわりは感じないんで。今日だって会見があるっていうのにわけわかんなく途中から来て、文体出なくていいんじゃないかと思いますね。

──横浜文体という場所は土肥クマにとって節目になっていた大会だと思います。全日本プロレスと闘ったり、タッグ王座の防衛戦もやったことがあります。今回シングルマッチで闘うということで、最終章にしてやろうというお気持ちはありますか?

土肥 俺はここで最終章にしたいというか、ストーキングをはねのけたい。ストーカーだろ、あいつは。そういう意味も含めて反則裁定なしで完全決着で。


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