コビントンがローラーに完勝!グイダを1ラウンドで仕留めたミラー!UFCファイトナイト・ニューアーク


Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC

 総合格闘技団体UFC(Ultimate Fighting Championship)は日本時間2019年8月4日(日)、アメリカ・ニュージャージー州ニューアークのプルーデンシャル・センターを舞台に”UFCファイトナイト・ニューアーク”を開催した。
 ウェルター級ランキング2位につけるコルビー・コビントンと同11位のロビー・ローラーが対戦したメインイベントは、最初のラウンドから終始、コビントンが圧倒し、フィニッシュこそなりませんでしたが、ユナニマス判定で白星を飾っている。
 次回、UFCは日本時間8月11日(日)にウルグアイ・モンテビデオのアンテル・アリーナにて”UFCファイトナイト・ウルグアイ”を開催。メインイベントには女子フライ級王者ワレンチナ・シェフチェンコとランキング3位のリズ・カムーシュが激突するタイトルマッチが予定されており、それ以外にも白熱のバトルが期待されるカードがめじろ押し。

■ UFCファイトナイト・ニューアーク
日時:現地時間2019年8月3日(土)、日本時間4日(日)
会場:アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク プルーデンシャル・センター

【メインイベント】
<ウェルター級マッチ 5分5ラウンド>
○コルビー・コビントン
 判定3-0(50-45、50-44、50-45)
●ロビー・ローラー

コルビー・コビントン
「試合前、俺に会おうとバックステージに家族が来てくれて本当に刺激された。それにチームにも感謝したい。チームのみんながいなけりゃ、ここまで来られなかった。俺の自由のためにみんなが生活を捧げてくれている。彼らなしには成し遂げられなかった。(カマル)マーティ・ウスマンよ、マディソン・スクエア・ガーデンまで待つ必要なんてないぞ。今日でもやってやる。どこにいる?」

【メインカード】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ジム・ミラー
 1ラウンド(0分58秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
●クレイ・グイダ

ジム・ミラー
「自分が終わったと思う前に何もかもが終わっていた、そんな試合だ。向こうはいい打撃を当ててきたし、距離を詰めて襲いかかってくるだろうと思っていたから、マウスピースをかみ締めて左のフックを放ったら、向こうが出てくるところにコネクトでき、向こうのショットに合わせれば首が開くと思っていた。幸い、そうなったからよかった。足も肩にかけるつもりで、なぜなら相手の頭が抜けてしまったらトライアングル(チョーク)を狙わないといけないと思っていたからだ。彼とケージの中で戦えたことは最高だったし、本当に素晴らしいやつだと思っている。心から尊敬する。彼には、これから釣りに行かないとなって話しているんだ。俺は何も期待はしない。あらゆるシナリオを考えようと思っているし、特に、自分らしくいこうと思っている。今回はちょっと出だしがラフだったけど、あっという間にすべてがつながった。打たれるだろうし、ハードに打たれることも分かっているんだ。それを乗り越えないといけない。それが戦いだ。誰かを指名するつもりはない。俺はオクタゴンで33試合を戦ってきたし、これまで誰かを名指ししたことはない。俺の試合はどれも大きくなるし、俺の試合はすべてがポテンシャルを持っている。今回みたいにな。今回の試合は最高のマッチアップになったと言えるかもしれないし、あっけなかったと言えるかもしれない。俺にとっては幸い、反撃して自分の思い通りに突然の終わりを告げられた。こういう試合を俺は望んでいる」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ナスラット・ハクパラスト
 2ラウンド(0分36秒)KO
●ジョアキム・シウバ

ナスラット・ハクパラスト
「もちろん、最高の気分さ。ただ、このために俺たちは必死にがんばっているんだし、そう驚くほどのことじゃない。毎日トレーニングしているのはこのためだからな。良かったけど、まだ旅は続く。相手が経験豊富だったから、正直、かなり気分がいい。UFCでフィニッシュもしている人だからね。UFCでは4勝1敗の相手だった。よかった、よかった。最高なのはたくさんの友達が見に来てくれて、兄弟もいるし、みんながいてくれること。GSP(ジョルジュ・サン・ピエール)がセコンドについてくれて、兄弟でもあり通訳もしてくれたから、なんというかおもしろかったし最高だった。誰かを指名したりはしない。誰でもいいからやらせてくれ」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○ジェラルド・マーシャート
 3ラウンド(1分49秒)サブミッション(ギロチンチョーク)
●トレヴィン・ジャイルズ

ジェラルド・マーシャート

「かなり力強くいけたと思う。トレヴィン・ジャイルズはスーパータフな相手だ。あんなに俺に対してグラップリングでくるとはびっくりした。マウントを取ったときはものすごく良かったと思うけど、俺はマジで巧妙な黒帯だからな。勝てたことは最高だし、フィニッシュしたことも最高だ。クタクタになるまで言うつもりだけど、前回の試合も勝ったと思っていた。ただ、フィニッシュするのが俺の仕事なのに、それができなかった。その意味で前回は俺の負けだ。今回は、俺的にさらにタフな相手だったけどフィニッシュできた。俺は現実主義者だ。誰かを指名できる立場にはない。誰が用意されようともやるよ」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○スコット・ホルツマン
 2ラウンド(5分00秒)TKO
●マー・ドンヒョン

スコット・ホルツマン
「今日は息子が来ているんだ。負けるわけにいかなかった。会場に息子がいるのに負けられない。ドン(マー)がこういう戦いをしてくるだろうなとは思っていた。俺もそれを望んでいた。ぶっ倒したかったのさ。このゲームを気に入っているからな。予想していた通り、彼はタフだった。俺はこのスポーツを始めるのが遅かったトラディショナルなアスリートだから、後れを取っているようなもの。ホッケーと野球をやっていたんだ。こういう素晴らしい格闘家たちに追いつこうと必死さ。技術を磨くことにずっと集中してきた。彼を相手に、とにかくぶっ倒したかった。自分のためにもファンのためにも、これが必要だったんだ。自分のタフさを証明したかったからね。また戦う準備はできている。この階級の上位に食い込んでいるし、次はトップ15の相手とやるにふさわしいはずだ。今日の試合で勝った誰かとやるかな」

<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○ケネディ・エンジーチュクー
 判定3-0(27-28、27-28、26-29)
●ダルコ・ストシッチ

ケネディ・エンジーチュクー
「ゲームプランができなかった。相手にもっとプレッシャーをかけたかったんだけどね。ゼロから立て直さないといけない。今回の勝利はほろ苦い。パフォーマンスが良くなかった。ジムではすこぶるいいのに、ゲームプランを実行できなかったら何にもならない。勝てたことだけには満足している。癒やして回復するのに時間をかける必要がある。次はボスが与えてくれる相手なら誰とでも戦うつもりだ」


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