1365回目RAWリユニオン締めはストコン!フロリダ州タンパ全員集合

©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 視聴率テコ入れの命題もあり、放送局USAネットワークからの提案で開催された「RAWリユニオン」が、ハルク・ホーガン以下、レスラーがもっとも多く住むフロリダ州タンパで開催され、アマリー・アリーナがガチの超満員だったのは驚きでもなんでもない。
 あまりにスーパースターを大勢集めすぎると、それぞれの出番をどうするかとか、シナリオ班には悪夢になるのだが、ちゃんと今の職人対決であるリバイバルと、当然親父のRIKISHIがセコンドに就くウソーズの対決試合を最初に持ってくる他、3週間後に迫った『サマースラム』の煽りも散りばめられて、作る側を勉強したい者にはうまくまとめた、よく練って考えた生中継番組には仕上がったと思う。

 その地元ホーガンも、リック・フレアーも、”ストーンコールド”スティーブ・オースチンも呼ばれている以上、どういう紹介になるのか、はたまたどの順番というか、序列でやるのかが長年フォローしてきているユニバースの関心だったかもなのだが、まぁ試合も短いものだけにするのみならず、その3大メガスターの登場も、最初の方に「本日はホーガンも出ます」の予告こそやったものの、イチバン最後に他の大勢と一緒に出てくるだけにしたのは正解かも。順番としてはフレアーの入場曲が鳴り、そしてホーガンがお馴染みのポーズを簡単にやって、最後はストコンという・・・。

 医者から止められて「もうビールは飲めない」だったことがマニア層には知られているストコンだが、パフォーマンスなんだからと、例の大団円で締めていた。ストコンに限らず、皆さん余り余計なことはやらず、話さずで、そりゃロン・シモンズは「ダ~ム!」の一言だけだし、単なるノスタルジアになってもいけないので、連続ドラマの続きもちらっとはやるしかない以上、3時間枠あろうが、あと出しジャンケンで検証するなら、こうするしかないというか、うまくまとめたと誉めるしかないだろう。

 もっとも、先行予想における「自分が担当だったらこうする」との比較においては、やはり3時間あろうが足りないモンだなぁというのもあれば、WWEお得意の事前のSNS告知などでは、ミック・フォーリーも呼ばれていただけでなく、自身のTwitterで「24/7王座を持って帰る」と流していたこともあり、同じくUSAネットワークの提案から新設された不評のドタバタ・コント劇を終結させるとのか思わせたのに、そうはならないまま番組中に8度も王座が交代になったことか。

 単なる同窓会ではアイデア不足なので、ちょうど24/7王座が狂言回し役割として番組のアチコチでスキッド挿入されたのは良しとしよう。ただ結局まだ続くようで、「ダニエル・ブライアンが重大発表する」とか、事前の煽り約束がまったく果たされないWWEなのであった。但し、例によってドタン場で変えたとかもありうるWWEなので、続報が漏れてきたら本誌の拡大版で追及はするが、ケリー・ケリーが勝ってチャンピオンになったり、その後、なんとパット・パターソン、ジェリー・ブリスコと、「3バカ大将」の旧幹部たちが次々にベルトを手にするコントは面白かった。レジェンドにやらせて、初めてそれなりの役割を果たした「24/7王座」なのであった。

 大笑いは、そのブリスコから王座を奪ったのはWWEではアランドラ・ブレイズこと全女出身のメデューサだ。実況席にベルトを持って向かったので、昔から見ているユニバースならアレをやるのか、そこでベルトが終わるのかとニヤニヤしたかも。お約束でゴミ箱が出てくるのだが、そこに現れたのが”ミリオンダラーマン”テッド・デビアスだ。レフェリーがいないのだからルール違反の気もするが、お約束の札束で買収してベルトを強奪と。但し、最後はまたRトルゥースに戻っていたから、どうやら終わりにはしないらしい。

 現在進行形の連続ドラマとしては、アレクサ・ブリスのトーク・コーナーで、『サマースラム』で対戦するベッキー・リンチとナタリアが、14年前には一緒に日本遠征したことも紹介はされていた。まぁ、こんなモンだろう。
 視聴率は上がるんじゃなかろうか。もっとも一時的なカンフル剤には違いなく、明日のSmackDown以降が、番組の改革力量と本気度が問われることになる。

■ WWE RAW
日時:7月22日(現地時間)
会場:フロリダ州タンパ アマリー・アリーナ

◆ストコン、超人、フレアー他“リユニオン”でWWEレジェンド集結!
 “リユニオン”と題して開催されたRAWでWWEのレジェンド達が集結した。久しぶりにジョン・シナがオープニングに登場し、第一試合のタッグ戦にはリキシ(ウソーズ)とディーボン(リバイバル)がセコンドに付いて会場を盛り上げると、24/7王座を巡ってはレジェンドのパット・パターソン、ジェリー・ブリスコ、ケリー・ケリー、キャンディス・ミシェル、アランドラ・ブレイズ、テッド・デビアスが奪い合いを展開した。

 さらにカート・アングル、RVDロブ・ヴァン・ダム、サージェント・スローター、ハリケーンがレイ・ミステリオをサポートすれば、D-ジェネレーションXも登場してセス・ロリンズを救援。続けてリングに登場したミック・フォーリーは突如暗闇になるとブレイ・ワイアットに襲撃されてしまう。


 締めのエンディングでは“ネイチャー・ボーイ”リック・フレアーと“超人”ハルク・ホーガンがレジェンド達と共にステージに集結すると、最後にストーン・コールド・スティーブ・オースチンが登場。オースチンはリングでビールを浴びて「ヘル・ヤー!と叫べ」と会場を煽ると、「みんなファミリーだ」と言ってレジェンド達とビールで乾杯した。

◆ロリンズが決め台詞“くそ食らえ”でザ・クラブ追い払う

 US王者AJスタイルズとセス・ロリンズが激突した。ザ・クラブのルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン(倶楽部と漢字プリントのTシャツ)を引き連れて登場したスタイルズはアンダーソンが介入して試合を優勢に進めると、試合途中にD-ジェネレーションXのトリプルH&ショーン・マイケルズが登場してロリンズのセコンドに付いて状況一変。勢いづいたロリンズがスリングブレイドからブロックバスターで攻め込むと、再びギャローズ&アンダーソンが介入して試合は反則裁定に。

 試合後も両チームが乱闘となってクラブがパイプ椅子で襲撃を狙うと、今度はロード・ドッグ、Xパック、スコット・ホール、ケビン・ナッシュが現れてロリンズ達を援護。ロリンズはD-ジェネレーションXの決め台詞“Suck Itくそ食らえ”を叫んでクラブを追い払った。

◆公式サイトで事前公開されたのは故チャイナ含むDXの全盛期写真

◆もっともユニバースが望んだのはストコンvs.ケビン・オーエンズの新旧反体制対決!?


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼G1序盤とオスプレイWWEスーパースター抗争!AEW毎週水曜TNT

[ファイトクラブ]G1序盤とオスプレイWWEスーパースター抗争!AEW毎週水曜TNT

▼追悼ハーリー・レイス-G1折り返し展望-サマースラム不安-ONEマニラ

[ファイトクラブ]追悼ハーリー・レイス-G1折り返し展望-サマースラム不安-ONEマニラ

※490円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’19年08月08日号レイス追悼 G1愛知 RIZIN RISE ラウェイ日本 世志琥 AEW ムエローク