40歳ユーライア・フェイバーが46秒KO勝利!メイン女子ジャーメイン・デ・ランダミー16秒殺~サクラメントUFC

photo: Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC

 WWEのSmackDownが6月11日にTVテーピングをしたサクラメントのゴールデン1センターから。余り知られてないが、カリフィルニア州の州都なのだ。ジャーメイン・デ・ランダミーと、地元サクラメント出身のアスペン・ラッドが対戦した女子バンタム級戦が今回のメインイベントとしてマッチメイクされた。女子フェザー級の頂点に立ったこともあるデ・ランダミーが1ラウンド、わずか16秒でノックアウト勝利を飾る結末に。デ・ランダミーは開始の合図が示された直後に右ストレートを相手のアゴに一撃、まともに食らったラッドがマットに崩れ落ち、デ・ランダミーが追い打ちのパウンドを仕掛けに行くも、レフェリーが間に入って試合を止めている。

 セミメインイベントには久々のオクタゴン復帰を果たす殿堂入りファイターのユライア・フェイバーが登場、リッキー・シモンとのバンタム級マッチに挑んだ。気合十分のフェイバーは開始直後こそ若さと勢いでぶつかってくるシモンに押されるように打撃を浴びていたが、ステップを踏んでリズムを作ると右の強打を当ててダウンを奪い、バランスを崩しながらも勝負どころを逃さずに攻撃を続けた結果、シモンが反撃態勢を整えられなかったことからレフェリーが試合終了を告げ、フェイバーが復活KO勝利を遂げている。ディナ・ホワイト代表は「中年のフェイバー、もう要らない」だったが、下馬評を覆したことになろう。

■ UFCファイトナイト・サクラメント
日時:7月13日(現地時間)
会場:カリフィルニア州サクラメント ゴールデン1センター

【メインイベント】
<女子バンタム級マッチ 5分5ラウンド>
○ジャーメイン・デ・ランダミー
 1ラウンド(0分16秒)KO
●アスペン・ラッド

ジャーメイン・デ・ランダミー

「ドンピシャで打ち込んで、ハーブ・ディーン(レフェリー)が判断した。2発目も効いてたけどね。サクラメントのみんな、気持ちは分かっているわ。いいのよ。分かっているから。次がどうなるかは分からないから、待ってみましょ。UFCに聞いてみないと。彼女を落として、どこにいるのか分かっていなかったわね。最高のクリーンショットだったし、素晴らしい制止だったと思う。アスペン、あなたのことは心から尊敬しているわ。光栄だった」

【セミメインイベント】
<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ユライア・フェイバー
 1ラウンド(0分46秒)KO
●リッキー・シモン

ユライア・フェイバー

「最高の気分さ。サクラメントのために戦うのがいいね。リッキー・シモンに敬意を。彼はきっと、この階級の脅威になる。ちゃんとしたメンタルを持っているけど、まだ達していない。時間と経験が必要だ。世界一のチームにいられて俺は本当にラッキーだ。そのおかげで、ソン・ヤドンやコーディ・ガーブラントなんかと自分を比べて判断できる。だから、自分がどこにいるかは分かっているんだ。妄想癖はないよ。純粋に引退したいからした。休みがほしかったし、たぶん引退したかったんだ。子供ができて、それが自分の人生の一部になって確立されていることが俺にとっては大きな勝利だ。新鮮な空気を吸うみたいなもんかな。でも、戻ってきたかった。俺は常に15分間の戦闘に備えている。ヘンリー・セフードが俺に挑戦したいと聞いた。ヘンリー、10年前にいい感じに挑んできたのを覚えているよ。俺が行ってかき回してやる。世界のトップと戦う自分の試練だと思ってやる。意味のある試合がしたい。今回の試合はもし自分が彼を打ち負かせなければ、スーパーファイトをやる必要はないと思いながら受けた。相手の映像を見て、タフでアグレッシブなやつだと思ったけど、それほどうまくはないな、と。でも、どぎついフックを食らわされて、あれでファイトモードに火がついた。そこから何が起きたかはご存知の通りさ。俺にはもうそれほど多くの時間が残されているわけじゃないから、きちんとやりたいんだ。自分の時間を最大に生かしたいし、必要だと感じたら出ていくさ」

【メインカード】
<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○ジョシュ・エメット
 1ラウンド(4分25秒)TKO
●ミアサド・ベクティック

ジョシュ・エメット

「俺にはかなりのパワーがある。どんな打撃も、悪意を持って打てる。ミアサドはタフなファイターだ。とにかく入れていく必要があった。俺はまた別の野獣さ。自分自身を鼓舞する必要がある。彼の強さは感じたけど、自分の方がもっとあると分かっていた。自分との戦いだったし、サクラメントでは負け試合がないから、今日が初めてなわけじゃない。最高の1日だ。妻と一緒に3週間ほどヨーロッパに行くんだ。チーム・アルファ・メールのみんなに感謝しないと。自分より上にいる人たちと戦いたい。トップ5かトップ3の誰かとやって、タイトルに近づきたい。俺は世界王者になりたいからここにいる。自分が世界一だと思っている。みんなより遅く始めたから、ベストなやつらとやりたい。タイトル挑戦に近づきたいんだ。それが俺の最終的なゴールだし、底に向かっていけている」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○カール・ロバーソン
 判定2-1(29-28、29-28、28-29)
●ウェリントン・トゥルマン

カール・ロバーソン

「対応するのが難しい相手だった。柔術がうまいだけのやつじゃなくて、バンガーとしてやってきた。自分の考え方を変えるのが難しいときもある。相手の試合に付き合いすぎてしまったのは自分のせいだ。でも、結果を残したことについては自分を誇りに思っている。ハードな試合だったし、ずっとプッシュしないといけなかった。みんなが、俺にはキックボクシングがなくて柔術をやらないといけないと言う。今日は自分に柔術があるってことを見せられた。ブラジル人ファイターに0勝2敗だったから、ここでは負けたくなかった。ああいうクリンチを食らわされたときに使える新しいものをコーチがたたき込んでくれるだろう。時々、とりあえず受けておいてプッシュし続けないといけないこともあるけどな。今日はそうだった。この階級を上がっていくためにもっとタフな試合がしたい。ブラッド・タバレスはいつも戦いたいって。ファンのみんなに見せたいんだ。ユライア・ホールもその1人。スタンディングで派手な試合をしたいやつと戦いたい。そういう相手を望んでいる」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○マービン・ヴェットーリ
 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●セザール・フェレイラ

マービン・ヴェットーリ

「試合に臨んで結果を残したかった。結果は残せた気がするけど、でもフィニッシュしたかった。楽な試合は臨んでいない。常にベストな相手と戦いたい。本気で相手を止めたかったんだけどね。もっとアゴが弱いかと思いきや、すごかった。最近、判定が多すぎるけど、でもなんでもこいだ。3ラウンドすべてを支配したし、感触も良かった。戻って、いくつかミスを直していく。でも、常に成長している。戻ってくるから。俺の名前を覚えといてくれよな。俺にはこれしかない。すべてだ。最初からずっとプランAだった。できるだけ早く戻ってきたいし、パウロ・コスタと戦いたくてたまらない。マジでいい試合になると思うぜ。やろうよ。向こうも下がらないし、俺も下がるタイプじゃない。2人とも腕は確かだ。やろうぜ。激闘必至さ」

【プレリム】
<ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
●マイク・ロドリゲス
 判定3-0(28-29、28-29、27-30)
○ジョン・アラン

ジョン・アラン

「数週間前に戦ったばかりで、ノックアウトで勝った。だから、直前のオファーでも彼みたいな相手と戦う準備はバッチリだったんだ。UFCでまた戦えるのを楽しみにしている。自分の夢をかなえている。ここに来るために必死で頑張ってきたんだ。俺からこれを奪おうと向こうも全力でやってきた。第1ラウンドがかなり接戦だったのは分かっていた。第3ラウンドは印象的な形でやらないといけないのも分かっていた。トップ15にいる誰かとやりたい。ブラジルで戦えればいいね。デイナ・ホワイト、ブラジルで戦わせてくれ」

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○アンドレ・フィリ
 1ラウンド(3分07秒)KO
●シェイモン・モラエス

アンドレ・フィリ

「3カ月、この瞬間を心から思い描いてきた。チーム・アルファ・メールが子供のときから俺を育ててくれている。試合は思い通りにいった。視覚化やメンタルのコーチングにかなり力を入れているんだ。すべてにおいて鋭さを感じる。まさにこうなると思っていたし、有限実行したような気分さ。今は別レベルにいる。妹が生まれた日を除けば、今日が人生で最高の日かもしれない。この街やチームに恩返しできたと思うから、すごい気持ちだ。俺のやることはすべて周りにいてくれている人たちのため。俺の周りにはあまり多くを持たず、でも戦うことで育ってきた人がたくさんいる。だから、今日のパフォーマンスは彼らに捧げる。今は圧倒されている。次はトップ10の誰かとやりたい。誰でもいい。今は世界中の誰でも倒すつもりでいるからね。ノックアウトし続けたい。ビッグネームとやらせてくれ」

<女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ジュリアナ・ペーニャ
 判定3-0(29-28、29-27、29-28)
●ニコ・モンターニョ

ジュリアナ・ペーニャ

「ウオームアップに1ラウンドもかかっちゃったけど、そこから火がついた。なんというか“そうよ、戦っているんだわ。起きなさいよ”っていう感じかな。いつも、もっとスタンディングでやりたいと言っているけどやったことはない。彼女はストライキングを試すには最高の相手だったんだけど、自分の分かっていることにこだわることが重要。もしかしたら、最初からやるべきだったのかも。本当に最高だった。戻ってこられて本当にうれしい。直前だったけど試合できたことに感謝している。ニコはタフなファイターよ。勝ててうれしい。いつもは試合まで3カ月取ってそこに座りながら、みんなを怒鳴りつけるの。誰かが息をするだけでもイライラしちゃうわけ。だから、3週間前だったのは実際のところ私にとってよかったんだと思う。いくつかミスを直したいから、今回のリマッチはぜひやりたいわ。コーチと話して、次にどうするか決めるつもり」

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
●ダレン・エルキンス
 判定3-0(28-29、28-29、27-30)
○ライアン・ホール

ライアン・ホール

「ダレンはものすごくタフだった。第1ラウンドで落としたときにどうにかなればとギロチンを使おうとした。思っていたよりも締まっていたから、そのままいったんだけど、あと10秒でもあれば試合終了になっていたんじゃないかな。ダレンがタフだっただけ。彼を締め落とすのは簡単じゃない。挑もうと思うならできるだけトリッキーにいかないと。自分の打撃はかなりいいと思っている。これまでに戦った相手に対してはすべて上回っている。なんで違うふうに言われるのか分からない。誰も俺を相手にグラップリングをしたがらないけど、そういうのが変わったらどうなるかな。ダレンはトップ10やトップ15にいたことがある。信じられないくらいにタフなファイターだ。今年の年末に、自宅から5分のD.C.でイベントがある。そこに出たいし、トップ10の誰かと戦いたい」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
●リュウ・ピンユエン
 3ラウンド(3分54秒)TKO
○ジョナサン・マルチネス

ジョナサン・マルチネス

「ただ違うふうに膝を入れたんだ。コーチが、相手の胸に向かって行けと言っていたから、そこに当たったと思う。“ジャブニー(jab-knee)”だったと聞いたから、それだな。ヒットした。敵地で勝ててうれしいよ。まだ自分がUFCにいるなんて信じられない。次はハニ・ヤヒーラがいい。自分にとってはいい試合になるはず。彼はランキングが上がっているし、とてもよく知っている人だから。きっとおもしろくなる」

<女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド>
●リビーニャ・ソウザ
 判定3-0(27-30、27-30、27-30)
○ブリアナ・バン・ブレン

ブリアナ・バン・ブレン

「問題ないわ。正直に言えば、UFCデビュー戦だったからフィニッシュしたくてたまらなかったけど。計量のとき、向こうがひどい感じだったから第1ラウンドでフィニッシュしたかった。握手して、ひどいことを言われたの。ちょっと感情的になったけど、でもまあしょうがないわ。きっちり戦って、頭や体に打ち込んでいきたかった。今は自分に少しハードになっている。戻って見直さないといけないけど、スローだった気がする。ペースを上げられたはず。でも、勝利はうれしい。次はトップ10とやりたい。私と戦ってくれる人を用意してくれれば。ランキングを見てみないといけないけど、やりたいと言ってくれる人がいるならやるわ」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ベニート・ロペス
 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●ヴィンス・モラレス

ベニート・ロペス

「俺にとってはすべてだよ。自分の地元、カリフォルニア州オーロビルに一番近いところでの試合だった。この近所にいるチームのためにもすべてだった。もう今じゃ人生すべてがトレーニングさ。最高の気分だ。相手をレンジにとどめておくためのトレーニングに励んできた。俺はこのウエイトにしてはかなりでかい。相手をアウトサイドに置いておいて、俺のフライングニーやエルボーを食らうしかない状況にするのが好きなんだ。次に誰かと特定の人は持ちたくない。トップに向けてとにかく登り続けるだけだ」


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