[ファイトクラブ]記者座談会:日米で空前のレジェンド・ブーム!?

[週刊ファイト7月25日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
・8・30プロレスリング・マスターズ後楽園の前売りチケット完売
・レジェンド・ブーム全米各地でもサイン会、トークショーなどが開催
・ケンドー・ナガサキ、キラー・カーン例 大仁田厚はG小鹿と極悪同盟
・姿を消しかけていたオールドタイマーたちに復帰オファーかかるように
・天龍や長州の現役引退の影響で藤波への試合回数が増えている



大成功しているプロレスリング・マスターズ

 業界最大手の新日本プロレスが50歳定年(引退)制度を推進させる一方で、中堅団体やインディーズはオールドタイマーを重用。一定の成果を上げている。また、レジェンドの試合を売りにする『プロレスリング・マスターズ』の興行人気も上昇してレジェンド・ブームが起こっている。その具体的な現象について本誌評論家が語り合った。

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)

A 8・30後楽園『プロレスリング・マスターズ』の前売りチケットがカード発表なしに完売したという記事をネットで読みましたけど、(同イベントは)17年に始まってからすべて超満員札止めになっている人気興行。今年は2月、8月に続いて12月にも後楽園で開催される可能性が高い。

B 当初、年1回ペースの予定が3回もできるようになったのは今、ちょっとしたレジェンド・ブームが起きていることが要因です。今の新日プロなどの選手にはまったく興味がない。だけど、プロレスから抜けきれないというオールドファンが観戦に来るようです。

A 明らかに観客の年齢層が違っていて『マスターズ』とか藤波のドラディションの会場には年配の方が多い。


ドラディションの会場には年配の観客が多い

C アメリカでは10年以上前からレジェンド・ブームが起きていて全米各地でサイン会、トークショーなどが開催されています。で、マニアの要望がどんどんエスカレートして昔、米マットでブレークしたグレート・ムタやケンドー・ナガサキら日本人選手もイベントに招かれるようになったわけです。

A 飛行機代とかギャラは出してもらえるのですが?


北米でもレジェンドのザ・グレート・ムタ

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