サクラメントSmackDownビックE復帰!戸澤陽ドリュー・グラッグ奮闘の205 LIVE

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 番組はMIZ TVから。「俺様は一字一句の台本を読まされているんだ」と、WWEを自虐パロディにして、宿敵シェイン・マクマホンのイントロ”Best in The World”を”Pest in The World”と、害虫扱いで読み違える箇所には大笑いか。しかしその後の展開はいつものドタバタに。選手としてシェインが出るのはいい加減止めて欲しいのだが・・・。
 ダニエル・ブライアン&ローワンのタッグ王者組顔見世に、地元のインディー選手が段ボール箱で作ったチャンピオンベルトを担いで出て来て、結局はヘビー・マシーンナリーとのスクワッシュマッチになるんだが、インディーをバカにして、実際に笑われているのはWWEの方なんじゃないか?
 サクラメントからの中継だから、TESLAにしろよとも思うのだが、今週のローワンのTシャツ恒例シリーズは海賊メタルALESTORMのSunset on the golden ageという笑撃!マイナー過ぎて誰もわからないかも。
 カリフォルニア娘なのに前夜は地元で勝たせて貰えなかったベイリーは、ニッキー・クロスにはoverさせて貰えるんだが、選手起用法に課題が残るままのSmackDown番組作りなのであった。

■ WWE SmackDown 205 Live
日時:6月11日
会場:カリフォルニア州サクラメント ゴールデン1センター

◆ニュー・デイ、ビックE復帰戦を勝利で飾る

 ビックE復帰で勢いに乗るニュー・デイがドルフ・ジグラー&ケビン・オーエンズ&サミ・ゼインと6人タッグ戦で激突した。試合前、ニュー・デイと舌戦を展開したジグラーは「お前は臆病者だ! ケージ戦のストンピング・グラウンズでは逃げることも、隠れることも、仲間の救援もないぞ」とPPVで対戦する王者コフィ・キングストンを挑発。さらに試合ではジグラーが場外でのクローズラインやドロップキックを放てば、オーエンズもセントーンを繰り出してキングストンに攻め込んだ。
 しかし、終盤の攻防ではジグラーのスーパーキックがゼインに誤爆すると、キングストンが動揺したジグラーとゼインにトラブル・イン・パラダイス2連発で沈めて3カウント。完全復活のニュー・デイがビックE復帰戦を勝利で飾った。キングストン対ジグラーのWWE王座をかけたスチールケージ戦が行なわれるPPV「ストンピング・グラウンズ」は日本時間6月24日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。

◆カリフォルニアの州都はロスではなくサクラメントです!

◆戸澤とグラックの因縁はダブルピンフォールで決着付かず

 戸澤陽がクルーザー級王座挑戦権をかけてドリュー・グラッグ、ウンベルト・カリーヨ、オニー・ローカンとのフェイタル4ウェイ戦に挑んだ。王座挑戦権を獲得していた戸澤がグラックに敗戦したため、GM判断で行われることになったフェイタル4ウェイ戦は白熱の攻防を展開。試合序盤、負けられない戸澤はカリーヨとローカンを投げ飛ばすと、グラックには騙し討ちジャブから顔面にキックを食らわして攻撃。さらに戸澤はグラックをフォールするローカンにダイビング・セントーン、続けてエプロンから走り込んだトペ・コンヒーロをグラックに放つと会場からは“205”チャントが巻き起こった。
 しかし、試合終盤に戸澤はコーナートップの攻防でグラックにスーパープレックスを決められると、戸澤とグラックはなんと2人同時にピンフォール。レフェリーは3カウントしてゴングを鳴らすも、2人が勝利を主張して決着付かず。PPV「ストンピング・グラウンズ」での王座挑戦をかけた戸澤とグラックの因縁はさらに激化した。
 ちなみにWWE辞めた方がいいと皆に指摘されていたチャド・ゲイブルが205 LIVEに主戦場を移したようだ。RAWからSmackDownというShake UPだったが、どっちみち使われていなかった経緯がある。タイラー・ブリーズはNXTに出戻りしているし、活躍の場が与えられないならちゃんと試合させてくれる方か、AEWに逃げる道を選択する選手は今後も増えるだろう。


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▼ウィリー・ウィリアムス死去~KENTA新日と新体制ノア~Dominion余波

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