リアルを試合展開に昇華!Happy EndingでまとめたWWE『ストンピング・グラウンズ』

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■ WWE ストンピング・グラウンド
日時:6月23日(現地時間)
会場:ワシントン州 タコマ タコマドーム

KICKOFFショー

◆戸澤、王座奪還ならず!新王者はグラック
<クルーザー級王座トリプルスレット戦>
[挑戦者]○ドリュー・グラック
 11分20秒 トーチャーラック⇒ネックブリーカー
[挑戦者]●戸澤陽
※もう一人は[王者]トニー・ニース

 戸澤陽が王者トニー・ニースと対立しているドリュー・グラックを相手にクルーザー級王座戦に挑んだ。奪取に成功すれば自身2度目の王座戴冠となる戸澤は序盤からニースにトペ・スイシーダ、グラックにエプロンからのトペ・コンヒーロを炸裂。さらにグラックがニースを関節技で捕まえると、戸澤は2人に向けてコーナートップからダイビング・セントーンで攻め込んだ。しかし、試合終盤で戸澤がグラックに放ったドロップキックがニースにクリーンヒットすると、その隙にグラックがネックブリーカーで戸澤を沈めて3カウント。戸澤は王座返り咲きにあと一歩届かず、激戦を制したグラックが新クルーザー級王者となった。
 試合後、戸澤は「また取れなかった。くそー、悔しい。まだ、あきらめられないんだけど、今はまだ頭の整理がついてないので、ちょっとゆっくり考えさせてください。また必ず上を目指して行きますので、応援宜しくお願いします」とコメントした。

<第1試合 RAW女子王座戦>
[王者]○ベッキー・リンチ
 11分30秒 ディスアーマー
[挑戦者]●レイシー・エバンス

<第2試合 タッグマッチ>
ビッグE ●エグゼビア・ウッズ
 11分05秒 スタナー
○ケビン・オーエンズ サミ・ゼイン

◆リコシェがタイトル初挑戦でUS王座戴冠
<第3試合 US王座戦>
[王者]●サモア・ジョー
 12分25秒 630°スプラッシュ
[挑戦者]○リコシェ

“ハイフライヤー”リコシェが初のシングルタイトルに挑戦し、サモアー・ジョーを破ってUS王座を戴冠した。序盤からパワーに勝る王者ジョーはリコシェをエプロンに叩き付け、串刺しのエルボー&延髄斬りで攻め込むと、リコシェもお返しとばかりに延髄斬り&オーバーヘッドキックの連続蹴りやスワンダイブ式のミサイルキック&ムーンサルトも放って反撃した。しかし、リコシェはハンドスプリング・エルボーをジョーにキャッチされてジャーマン・スープレックス、さらにジョー必殺のコキーナ・クラッチに捕まったが、リコシェはロープを使って辛うじて回避すると、ダブル・ニーから必殺の630°スプラッシュを炸裂させて3カウント。見事、リコシェはロウ移籍後、初タイトルとなるUS王座を戴冠した。

<第4試合 SDタッグ王座戦>
[王者]○ダニエル・ブライアン ローワン
 14分25秒 スモールパッケージ・ホールド
[挑戦者]ヘビー・マシナリー(オーティス&●タッカー)

 今回のローワンのメタルTシャツはブラック・メタルのソルスターフィア。マニアック過ぎる。

◆PPV終了後WWEネットワーク特番!アレクサ・ブリス365配信
<第5試合 SD女子王座戦>
[王者]○ベイリー
 10分35秒 ベイリー・トゥ・ベリー
[挑戦者]●アレクサ・ブリス(W/ニッキー・クロス)

 365では女子革命以降、無敗なのにケガで度々試合が許可されずとか流していたが、それにしても猫や犬を飼っているはよくあるが、豪華な自宅に子豚ちゃんをペットにしている小悪魔アレクサって・・・。

<第6試合 シングルマッチ>
○ローマン・レインズ
 17分20秒 スピアー
●ドリュー・マッキンタイア(W/シェイン・マクマホン)

<第7試合 WWE王座スチールケージ戦>
[王者]○コフィ・キングストン
 20分00秒 開いてる入口目がけてロープ間から飛んで場外脱出
[挑戦者]●ドルフ・ジグラー

 尺(時間)を貰っていることからも、レスリング試合内容ではこのカードというのは最初から太鼓判である。

◆レフェリーはLエバンス!ベッキーの救援でロリンズが王座防衛に成功!
<第8試合 ユニバーサル王座戦>
[王者]○セス・ロリンズ
 18分25秒 カーブストンプ
[挑戦者]●バロン・コービン

 さんざん引っ張った挙句、(サプライズ建前の)レフェリーはレイシー・エバンス。大会中もブロック・レスナーかもとか、そういう煽りのやり方はどうなのか。レスナーが(田舎の)タコマになんか来るわけないという揶揄もあったが・・・。
 王者セス・ロリンズが因縁のバロン・コービンとユニバーサル王座戦で激突した。コービンが発表した特別ゲストレフェリーのエバンスが登場すると、試合前からコービンがロリンズを襲撃。パイプ椅子攻撃でダメージを与えると、コービン優勢で試合が進んだ。しかし、延髄斬りで劣勢を打開したロリンズはブロックバスターからアバタ・ケダブラでコービンを沈めるも、レフェリーのレイシーはスローカウント。続けてロリンズがパワーボムでコービンを解説テーブル葬にすると、起き上がれないコービンを見かねてレイシーはレフェリーの権限でノー・カウントアウトのルールに変更。さらにコービンがパイプ椅子を持ち出すと、レイシーはノーDQルールに変更した。
 さらにロリンズがパイプ椅子上にファルコンアローを決めてコービンを沈めるも、レイシーが無視してカウント放棄すると、これにロリンズが激怒。ロリンズがレイシーを睨みつけると、逆切れしたレイシーが平手打ち2発からローブロー、さらにコービンがエンド・オブ・デイを炸裂して試合は終わったかに思われた。しかし、ここでロリンズのガールフレンドのベッキー・リンチが(実況では”ベッキーのボーイフレンド”と話すべき、順序が逆と注意されていて大笑い!)救援に現れて、ライバルでもあるレイシーをエクスプロイダーでバリケードに叩き付けると、最後はロリンズがカーブ・ストンプをコービンに放って代理レフェリーが3カウント。ロリンズがユニバーサル王座防衛に成功すると、“Mr. MITB”レスナーも現れることはなく、王者カップルはベルトを掲げて勝利をアピールして花道を消えた。


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’19年07月04日号WWEヤバッ AEW/新日 長州/猪木引退 リアルジャパン 闇営業/逃亡者