コリアンゾンビがモイカノを1RでKO!近藤朱里はアシュリー・ヨーダーに判定負け!UFCファイトナイト・グリーンビル


Josh Hedges/Zuffa LLC/UFC

 総合格闘技団体UFC(Ultimate Fighting Championship)は日本時間2019年6月23日(日)にアメリカ・サウスカロライナ州グリーンビルのボン・セコース・ウェルネス・アリーナを舞台に”UFCファイトナイト・グリーンビル”を開催した。
 メインイベントではヘナート・モイカノと”ザ・コリアンゾンビ”ことジョン・チャンソンのフェザー級マッチが行われ、開始早々、モイカノに強打をクリーンヒットさせたジョンが主導権を握られることなくパウンドを浴びせ、わずか58秒でTKO勝利を飾っている。
 また、プレリムでアシュリー・ヨーダーとの女子ストロー級マッチに挑んだ近藤朱里はフルラウンドに持ち込むも、ユナニマス判定で黒星を喫した。
 次回、UFCは日本時間6月30日(日)にミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターにてUFCファイトナイト・ミネアポリスを開催する。メインイベントはヘビー級マッチが組まれ、ランキング2位につけるフランシス・ガヌーと同3位のジュニオール・ドス・サントスが対戦する予定です。また、セミメインイベントではフライ級ランキング1位のジュシー・フォルミーガと同2位のジョセフ・ベナビデスが拳を合わせることになっている。

■ UFCファイトナイト・グリーンビル
日時;現地時間2019年6月22日(土)、日本時間23日(日)
会場:アメリカ合衆国サウスカロライナ州グリーンビル ボン・セコース・ウェルネス・アリーナ

【メインイベント】
<フェザー級マッチ 5分5ラウンド>
○ジョン・チャンソン
 1ラウンド(0分58秒)TKO
●ヘナート・モイカノ

ジョン・チャンソン
「5ラウンドの試合に備えてきたけど、タイトルに挑戦させてもらえたらもっとうれしい。どんどん近づいている。別に自分の試合をエキサイティングなものにしようと計画したことは一度もないんだけど、でも、いつもそうなってしまうんだ」

【メインカード】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ランディ・ブラウン
 3ラウンド(2分54秒)TKO
●ブライアン・バーバリーナ

ランディ・ブラウン
「最高の気分だ。みんなが俺のことを疑っていて、1年も出ていなかったし、前回の試合は負けていて、祖母が亡くなったばかりで、今日ここに来るのにかなり気持ちの波があった。今回の勝利は俺にとってとても意味のあること。すべてだ。これが俺の人生、キャリアだ。証明するのに本当に大変だった。今回の試合はかなり下馬評で不人気だったけど、まだみんなが目にしていないだけさ。まだまだ見せないといけないものがたくさんある。毎日、成長していきたい」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○アンドレ・イーウェル
 判定3-0(29-27、29-28、29-28)
●アンデルソン・ドス・サントス

アンドレ・イーウェル
「気持ちの入った相手と戦うってことは、俺だって真剣勝負だし、2人とも同じくらいの気合いで臨んでいるんだから、最高のショーを披露できるに決まっている。それに、グリーンビルのみんなの前で披露しないといけなかったから、今回の勝利が本当にスペシャルに感じる。自分のいるべき場所に戻してくれる。だから、俺に言えるのは、この階級か、それより上にいる誰でもいい、相手になるぜ、ってことだけさ。落ち着いていけるかどうかがすべてだった。コーナーとうまくやれていれば、人生で最高のショーを披露することができる。何もかもがうまくいくってもんさ」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○アンドレア・リー
 判定3-0(29-28、30-27、30-27)
●モンタナ・デ・ラ・ロサ

アンドレア・リー
「自分のパフォーマンスに全然満足できなかったから、もしかしたら、今日の試合は今までで最悪と言えるかもしれないと思ったけど、戻って全部を見てみないと。彼女は素晴らしいレスラーだし、テイクダウンの後に向こうがあまりできなかったのが幸いね。毎回、スタンドに戻せたし、単純に十分なパワーで打てていなかっただけだと思う。よく分からないけど。試合に向けては最高の状態だったけど、試合になって常に同じとは限らない。人生にはいろんなことが起きるし、もしかしたらそれが影響したのかもしれない。誰かを非難したり何かのせいにしたりはしないわ。もっとうまくやれたと思うだけ。もっとうまくやるべきだと思うだけよ。最高のキャンプができたのに、それを私が生かせなかっただけ。でも、私に辞めるつもりがないことを、自分にも他のみんなにも証明できたと思っている」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○ケビン・ホランド
 判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●アレッシオ・ディ・キリコ

ケビン・ホランド
「クールな試合だったな。ちょっと逆境もあった。第2ラウンドで肩を痛めてしまったけど、コーチからは“泣くな、攻め続けろ”と言われたから、とにかく必死にできることをやった。これはこれさ。オクタゴンに上がるまではKOかサブミッションを決めようと思っていたけど、だからなんだってことさ。今は生きるか死ぬか。この世界では生きながらえるだけじゃダメなんだ。次に何が来ようと集中する。もうちょっとスマートに、もう少し強くなって、ベガスでさらに良いキャンプに励みたい」

【プレリム】
<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○ダン・イゲ
 判定3-0(29-27、29-28、29-28)
●ケビン・アギラー

ダン・イゲ
「今回の試合がタフになることは分かっていたし、それは当然予想していた。ケビン・アギラーは超タフな相手だからね。力いっぱいのショットを放ったのに、彼はそれを受けても前に出てくる。あのパンチで眠らないようなら、きっと前に出続けてくるだろうと思っていたから、ファンのみんなが試合を楽しんでくれていることを願うよ。連勝中だけど、とにかくメンタルの準備が大事で、自信を持つこと。試合のたびにどんどん成長しているし、予測不能な感じになるまであと少しだと思うよ。俺がチャンピオンになるのももうじきだ。やらないといけないことがたくさんあるし、腕を磨きたいテクニックもいくつかある。もっとうまくなって、穴をなくしたい。必死に取り組んでいきたいと思っているし、チャンピオンになりたい」

<女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド>
○アシュリー・ヨーダー
 判定3-0(30-25、30-24、30-26)
●近藤朱里

アシュリー・ヨーダー
「自分の一番いいところを探るために、試合ではいろんなオプションを持つことにしている。確かにグラウンドは大好きだし、テイクダウンを取れて本当にうれしい。でも、レスリングやストライキング、グラウンド・アンド・パウンドを強化しているの。世界一のコーチがいてくれるし、今日は圧倒的なパフォーマンスとスコアだったことを誇りに思うわ」

<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ルイス・ペーニャ
 3ラウンド(1分14秒)TKO
●マット・ワイマン

ルイス・ペーニャ
「俺の放った左で向こうが痛がっているのは分かったし、とにかく落ち着いていかないといけないと思った。相手を痛めつけたときはちょっと興奮しがちなんだけど、フィニッシュするためには冷静さを保つことが重要。その後は自分の打撃が当たっていくのがとてもおもしろかった。自分がいるべき場所にいると思えているし、大きく進めていると思う。ジムに戻って、いろいろと再評価して、カーディオに取り組んでいくけれど、今後、大きなことが待っているはずだ」

<ヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
 1ラウンド(0分09秒)KO
●アレン・クラウダー

ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
「この勝利は自分の人生すべてだ。今回のために4カ月もトレーニングして、毎日同じことを何度も何度もやって、家族と離れて、友達とも離れて、すべてを捧げてきた・・・。試合に臨んで一発のパンチでフィニッシュできたのは本当にうれしい。今年中にあと2回は試合をしたい。UFCファンをたくさん楽しませられると思う」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○モリー・マッキャン
 判定3-0(27-30、27-30、27-30)
●アリアネ・リプスキ

モリー・マッキャン
「この瞬間のために私もチームも必死に取り組んできた。今回の試合で私がただのボクサーじゃないってことを示せたはずよ。キックもできてテイクダウンもできるし、オクタゴンのコントロールもできる。試合のたびにどんどん良くなっている。サウスカロライナで戦うチャンスに恵まれたことが本当にうれしい。みんな最高。今回の試合前に、自問自答したの。対戦相手のあおりがあったからね。でも、私はかなり力を示せたと思うし、クレバーなパフォーマンスを発揮できたと思っている。自分のことを誇りに思うわ」

<ミドル級マッチ 5分3ラウンド>
○デロン・ウィン
判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●ブルーノ・シウバ

デロン・ウィン
「今回のデビューは完璧だった。いろんな人から疑問視されていたけどね。でも、ノックアウトやノックダウンができなかったとしても、それでも打っていけると思っていた。前回の試合とかなり似ているけど、こっちの方がいい戦いだった。みんなに、自分が完全な総合格闘家だってことを見せたい。自分のためにやっていることだし、まだ始まったばかり。観客を楽しませたかったし、今日のボーナス候補なんじゃないかな」


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’19年07月04日号WWEヤバッ AEW/新日 長州/猪木引退 リアルジャパン 闇営業/逃亡者